能勢町議会 > 2017-03-10 >
平成29年環境教育常任委員会(3月10日)

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  1. 能勢町議会 2017-03-10
    平成29年環境教育常任委員会(3月10日)


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    平成29年環境教育常任委員会(3月10日)   ┌───────────────────────────────────────┐ │        環境教育常任委員会記録                    │ ├─────┬─────────────────────────────────┤ │     │平成29年 3月10日(金) 午前 9時32分 開会       │ │会議日時 ├─────────────────────────────────┤ │     │平成29年 3月10日(金) 午後 5時07分 延会       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │場所   │能 勢 町 役 場 議 場                    │ ├─────┼────────────────┬────────────────┤ │     │委員長     大 西 則 宏 │委  員    長 尾 義 信 │ │出席委員 ├────────────────┼────────────────┤ │     │副委員長    西 河   巧 │委  員    美 谷 芳 昭 │ │出席6名 ├────────────────┼────────────────┤ │     │委  員    中 植 昭 彦 │委  員    長 尾 義 和 │ │欠席0名 ├────────────────┼────────────────┤ │     │                │                │ ├─────┼──────┬─────────┼──────┬─────────┤ │     │ 職  名 │  名   前  │ 職  名 │  名   前  │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤
    │     │      │         │地域整備課 │         │ │     │町長    │ 上 森 一 成 │      │ 中   教 仁 │ │     │      │         │参事    │         │ │説明のため├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │      │         │ │     │副町長   │ 東 良   勝 │産業振興係長│ 吉 村 哲 哉 │ │     │      │         │      │         │ │出席した者├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │      │         │ │     │環境創造部長│ 福 原 仁 樹 │美化衛生係長│ 奥   成 久 │ │     │      │         │      │         │ │の職・氏名├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │      │         │ │     │観光文化課長│ 松 田 正 弘 │土木建築係長│ 馬 瀬 師 彦 │ │     │      │         │      │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │観光文化係 │         │ │     │地域振興課長│ 前 田 博 之 │      │ 柴 田 佳 明 │ │     │      │         │主任    │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │      │         │ │     │地域整備課長│ 上 安 敏 弘 │      │         │ │     │      │         │      │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │環境創造部付│         │      │         │ │     │      │ 宇都宮 福 敬 │      │         │ │     │課長    │         │      │         │ ├─────┼──────┴─────────┴──────┴─────────┤ │付議事件 │別紙のとおり                           │ ├─────┼──┬───────┬──┬───────┬──┬────────┤ │議会事務局│  │       │  │       │  │        │ │     │局長│ 寺内 啓二 │係長│ 岡  康一 │書記│ 辻 かさね  │ │出席者氏名│  │       │  │       │  │        │ └─────┴──┴───────┴──┴───────┴──┴────────┘               開会 午前 9時30分 ○委員長(大西 則宏君)  挨拶 ○町長(上森 一成君)  挨拶 ○議長(長尾 義和君)  挨拶      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  それでは、定数に達しましたので、環境教育常任委員会を開会いたします。  直ちに会議を開きます。  本委員会に付託されました議案第18号「平成29年度能勢町一般会計予算」に関し、環境教育関係を議題といたします。  今冒頭、議長の挨拶にもございましたけれども、本件についてこれから質疑を行うわけでございますが、委員の皆様に事前にお願いしたいことがございます。質疑の中で町に対する要望や提言、また御自身の考え等を意見としておっしゃっていただくことにつきましては、そのこと自体を否定するわけではございませんので忌憚なくおっしゃっていただいたらよいと考えますが、これから行いますのはあくまで質疑でございますので、質疑の部分と意見の部分を明確に区分していただいた上で、それぞれ端的に御発言いただくようにお願い申し上げます。  また、理事者におかれましても、各委員からの端的な質疑に対しまして、的確かつ明快に御答弁をいただきますようお願いいたします。  本委員会に付託されました議案第18号「平成29年度能勢町一般会計予算」に関し、環境教育関係を議題といたします。  本件につきまして、環境創造部観光文化課関係について説明を求めます。 ○環境創造部長(福原 仁樹君)  それでは、観光文化関係の予算につきましての御説明をするわけですけれども、観光文化課、特に主な点は、淨るりシアターの施設の運営管理費、それから能勢の浄瑠璃に関します芸術創造活動、また自主事業、それから観光振興に係る経費、それから今回新たに観光拠点となる施設整備費などを主に計上しております。  歳入におきましては2,591万2,000円ということで、対前年度比0.2%の増、それから歳出におきましては7,267万1,000円、対前年度比3.5%の増という予算となっております。  詳細につきまして、担当課長から順次説明を申し上げます。よろしくお願いをいたします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  そうしましたら、よろしくお願いをいたします。ただいまより平成29年度の観光文化課の予算の御説明をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。座って説明をさせていただきます。  まず最初に、予算書28ページ、29ページをお願いいたします。先ほど部長から説明も申し上げましたが、本予算につきましては、淨るりシアターの管理運営、文化振興及び観光振興に係ります予算の計上でございます。  まず最初にこの予算書で概略を説明させていただきまして、節以下を事業別で当初予算説明資料にて説明をさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。  そうしましたら、2段目になります。款14使用料及び手数料、項1使用料、目1総務使用料、本年度予算額1,127万9,000円のうち1,107万9,000円がうちに係ります予算でございます。比較としまして、40万4,000円のうち46万1,000円がうちによる予算でございます。これは自主事業の増に伴います増が主な要因となっております。節1会館使用料、説明のほうを当初予算説明資料にて説明をさせていただきます。お手数ですが、当初予算説明資料97ページをお願いいたします。上段からです。細節1会館使用料、内容説明としまして、本年度当初予算額346万4,000円、比較増減としまして24万4,000円の減です。増減率マイナス6.6%です。これは、過去の平均を出しました実績に伴いますマイナスが主な要因となっております。  続きまして、下の段に移ります。細節2会館入場料、内容説明としまして、本年度当初予算額761万5,000円、比較増減としまして70万5,000円の増、増減率10.2%の増です。これは過去の実績と、それと平成29年度は浄瑠璃の公演、これは3年に1度、学校鑑賞の事業数の増による増になります。積算根拠等としまして、自主事業の入場料収入でございます。  続きまして、予算書のほう戻っていただきまして、予算書40ページ、41ページをお願いいたします。上段からです。款17財産収入、項1財産運用収入、目2利子及び配当金、節1利子及び配当金。説明といたしまして、下から3段目でございます。芸術文化振興基金利子2,000円。これは、芸術文化振興基金に伴います利息でございます。  一番下段のほうに行きまして、款19繰入金、項1基金繰入金、目3芸術文化振興基金繰入金、本年度予算額860万円、節1芸術文化振興基金繰入金でございます。  内容説明のほうを当初予算説明資料でさせていただきます。97ページをお願いいたします。当初予算説明資料97ページ、上から3段目になります。細節1芸術文化振興基金繰入金、内容説明としまして、本年度当初予算額860万円、積算根拠等につきましては、能勢人形浄瑠璃創造発信事業一般財源相当額でございます。事業内容の詳細につきましては、歳出のほうで説明をさせていただきます。  また、予算書のほうに戻っていただきますようお願いします。予算書44ページ、45ページでございます。上段からです。款21諸収入、項5雑入、目1雑入、節5雑入、説明といたしまして、上から4段目です。コピー代金収入8万2,000円のうち1万8,000円がうちに係ります予算です。これは淨るりシアターで行っておりますコピーサービスの収入でございます。  一番下のほうに行きまして、その他収入1,088万3,000円のうち204万3,000円がうちの予算でございます。これは、人形浄瑠璃のワークショップ受講料191万7,000円を含みます公衆電話、自動販売機の収入を充てるものでございます。  上下いたしますが、そこから6段上です。広告収入42万円のうち17万円がうちの予算です。その3段下、文化・芸術活動助成事業助成金400万円でございます。この広告収入と文化・芸術活動助成事業助成金につきましては、当初予算説明資料にて説明をさせていただきます。  当初予算説明資料97ページをお願いします。一番下段になります。細節25広告収入、内容説明といたしまして、本年度当初予算額17万円、積算根拠としましては、淨るりシアターの封筒裏面への広告掲載に伴います収入でございます。長形3号12万円、この単価は4万円の単価で3枠見込むものでございます。角形20号5万円、これは単価2万5,000円の2枠を計上するものでございます。  続きまして、次のページ、98ページをお願いいたします。細節34文化・芸術活動助成事業助成金、内容説明としまして、本年度当初予算額400万円、比較増減40万円のマイナスです。増減率マイナス9.1%でございます。積算根拠としましては、一般財団法人地域創造、これは総務省の出先の団体でございます、からの助成金、地域の文化・芸術活動助成事業の経費から入場料等の収入を控除した額の2分の1以内というとこで400万円を計上するものです。充当先事業名としましては、能勢人形浄瑠璃創造発信事業に400万円を充当するものです。基金と同じく、詳細につきましては歳出のほうで事業内容を説明させていただきます。  続きまして、予算書のほう戻っていただきまして、予算書56ページ、57ページをお願いいたします。ここから歳出のほうになります。款2総務費、項1総務管理費、目11芸術文化創造費、本年度予算額6,747万円、前年度予算額7,093万3,000円、比較増減としまして346万3,000円の減になります。これにつきましては、平成28年度淨るりシアターの屋上の防水工事を300万円計上しておりましたのと、それと光熱水費の減が主な要因となっております。特定財源その他、使用料1,107万9,000円、これは使用料と入場料です。繰入金860万円、芸術文化振興基金の繰入金です。諸収入621万3,000円、これは主に助成金の400万円、ワークショップの受講料191万7,000円のほか、広告収入、公衆電話、自動販売機に係る収入でございます。一般財源4,157万8,000円、節につきましては、このページに続きまして58ページ、59ページに続いております。節以下の説明につきましては、当初予算説明資料にて事業別にて説明をさせていただきます。  当初予算説明資料99ページをお願いいたします。歳出です。事業2淨るりシアター管理運営事業、内容説明といたしまして、本年度当初予算額3,605万7,000円、特定財源としましてはその他567万7,000円、一般財源3,038万円、比較増減としましてマイナスの30万7,000円、増減率マイナス0.8%となります。これに関しましては、淨るりシアターで管理しておりますコンピューターを再リースいたしまして、再リースによる減になっております。平成29年度の事業内容と特徴としましては、会館を維持するために必要となる法定点検や安全を確保するための整備を行うものでございます。主な歳出としましては、光熱水費635万6,000円のほか、法定点検に絡みますメンテナンス等々を計上するものです。特定財源の内容といたしましては、その他、会館使用料346万4,000円、広告収入17万円、その他収入204万3,000円でございます。公衆電話、自動販売機、ワークショップ受講料の分でございます。  続きまして、その下の段に移ります。事業3淨るりシアター自主事業、内容説明としまして、当初予算額900万円、特定財源としましてその他731万5,000円、一般財源168万5,000円、比較増減といたしまして特定財源その他66万5,000円の増です。一般財源同額のマイナス66万5,000円がマイナスになります。これは実績に伴います入場料を増やしましたことによって一般財源の持ち出しが同額、マイナスになっておるというところでございます。本年度事業の概要と目的としましては、近隣の劇場やホールとの違いを出したバラエティーあふれるプログラムを実施し、町のPRと住民の心の豊かさを提供するものでございます。主な歳出は、会館自主事業の委託料900万円というところで、現在のところコンサート関係の2本の事業を見込むものでございます。特定財源の内容としましては、会館入場料731万5,000円でございます。  続きまして、次のページをお願いいたします。100ページになります。事業4能勢人形浄瑠璃創造発信事業、内容説明といたしまして、本年度当初予算額1,260万円、特定財源としましてその他1,260万円、比較増減としまして当初比較増減マイナスの40万円、特定財源その他マイナスの40万円、増減率3.1%のマイナスとなっております。これは、人形浄瑠璃の公演に関します事業内容の見直しによります減が主な要因でございます。平成29年度事業の内容、特徴といたしましては、6月の鹿角座公演では、オリジナルの演目のほか新たな演目の上演を予定しております。また、本年度につきましては、3年に1度、小・中学生の全児童生徒を対象としました学校鑑賞の年でございます。その他、好評の浄瑠璃の里公演、技術向上のワークショップを行います。また、小・中学校での郷土芸能部の設立と包括協定を結んでおります大阪大学の人形浄瑠璃のサークルに向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。主な歳出につきましては、人形浄瑠璃実行委員会負担金1,260万円、特定財源の内容としましてはその他、芸術文化振興基金の繰入金860万円、文化・芸術活動助成事業助成金400万円です。これは、先ほど申しましたように一般財団法人地域創造の助成金でございまして、これは本年度28年度から30年度、3カ年のうちの浄瑠璃の事業に対しての助成の内定をいただいているところでございます。  続きまして、下の段になります。事業8浄るり公演事業、内容説明としまして、本年度当初予算額166万円、特定財源としましてその他30万円、一般財源136万円でございます。平成29年度事業、内容、特徴といたしましては、徳島県の勝浦座と郷土芸能保存会によります能勢の浄瑠璃によります人形浄瑠璃のジョイント公演の開催と後継者育成に係ります新浄瑠璃会等の上演を考えております。ジョイント公演につきましては、平成元年に初めて行いまして、平成5年から28年度まで合計26回、29年度について第26回目を迎えるものでございます。主な歳出としましては、人形浄るり公演等委託料166万円、特定財源の内容としましてはその他入場料30万円でございます。  続きまして、予算書のほうをお願いをいたします。予算書58ページ、59ページでございます。款2総務費、項1総務管理費、目12芸術文化振興基金費、本年度予算額2,000円でございます。これは、収入にございましたように芸術文化振興基金の利子のものを基金のほうに積み立てる予算でございます。  続きまして、少し飛びまして94ページ、95ページをお願いいたします。ここから商工振興費のほうになります。一番下段でございます。款6商工費、項1商工費、目2観光費、本年度当初予算額1,265万7,000円、前年度645万9,000円、比較619万8,000円の大幅な増になっております。これは新規事業によるものでございます。特定財源としまして、その他町税200万円、一般財源1,065万7,000円でございます。節以下につきましては、続いての96ページ、97ページの上段まで続いております。同じく節以下を当初予算説明資料にて説明を、事業別にて説明をさせていただきます。  当初予算説明資料101ページをお願いいたします。上段からです。事業1観光振興事業費、内容説明といたしまして、本年度当初予算額340万4,000円、特定財源としましてその他100万円、一般財源240万4,000円、比較増減としましては、特定財源その他マイナス240万円、一般財源240万円の増です。これは、入湯税の充当額の変動によります特定財源のマイナスと一般財源の増というところでございます。平成29年度事業の内容、特徴としましては、能勢町の観光協会、能勢町観光ガイドの会と連携をいたしまして、観光案内所の運営業務を行ってまいります。また、ガイドのメンバーのスキルアップを図るための研修費用も計上しております。観光振興事業としましては、観光ガイドブック「のせCAN」の増刷を考えております。これは第3版目になります。4万枚を増刷予定をしておりまして、今現在のサイズのA5サイズで継続したいなと考えております。これは近隣市町や大阪市内等、町外を中心として配布をいたしまして、能勢町の誘客を促進するものでございます。加えて、能勢PRキャラクターファンに町内を周遊させ、滞在時間を拡大させる目的に、キャラクターを活用しました冊子の作成を行いまして、能勢町観光協会の会員施設を中心に配布、設置を行う予定をしております。主な歳出としましては、観光案内所運営業務委託料240万4,000円、観光振興事業補助金100万円、特定財源の内容としましては入湯税100万円でございます。  続きまして、下の段になります。事業2おおさかのてっぺんフェスティバル事業費、内容説明としまして、本年度当初予算額290万円、特定財源その他100万円、一般財源190万円、比較増減としまして、その他マイナス190万円、一般財源190万円の増でございます。これは、観光振興事業費と同じように入湯税の充てが変わりましたことにより減額と増額になっているものでございます。本事業の概要、目的といたしましては、当フェスティバルは本町でも最も集客のあるイベントであるため、来場者に対しまして能勢の特産品、観光施設、文化等々、能勢の魅力を余すところなく能勢町のPRとリピーターの増加を目指すものでございます。平成29年度の事業内容、特徴といたしましては、環境フォーラムとともに共催の事業をいたしまして、民間事業者、学生とも連携をいたしまして、幅広い年代が楽しめるプログラムを計画をいたすものでございます。特定財源の内容としましては、その他入湯税を100万円を充てさせていただきます。  続きまして、次のページ、102ページをお願いいたします。事業6観光拠点施設等整備事業、内容説明といたしまして、本年度当初予算額620万円、一般財源620万円、増減率は皆増でございます。平成29年度の事業内容、特徴としましては、昨年購入いたしました能勢の郷の今後の運用開始に備え、景観保全、当然安全も含んでなんですが、補修経費を計上しております。観光案内所のサテライト、これは東地区の観光振興を促進するための観光案内所附帯施設として整備を行う設計費用を計上いたします。また、国道173号線沿いの看板、町の玄関口にもなりますので、能勢町のシンボル的な要素が高いため、観光看板としてリニューアルを図るものでございます。主な歳出といたしましては、修繕費150万円、これは能勢の郷の不測の事態に備えました修繕費でございます。ここには計上していないんですが、別に能勢の郷に関しましては委託料50万円、これは草刈り等々をやる委託料も組んでおります。設計等業務委託料300万円、これは観光案内所サテライトの設計業務に関します費用でございます。修繕工事120万円、これは国道173号線の浄瑠璃の里看板の新たなデザインのもと、リニューアルするものでございます。国道沿いのその看板は平成18年の2月に施工しまして、大幅なデザインの変更なり整備というのを看板自体にはやっておりませんので、今回新たにリフレッシュするものでございます。  そうしましたら、平成29年度の観光文化課の予算を説明させていただきました。御審議賜りましてお認めいただきますように、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(大西 則宏君)  以上、説明が終わりました。  ただいまより質疑を行います。  質疑は一問一答で行います。よろしくお願いします。  質疑のある方。 ○委員(長尾 義信君)  おはようございます。  それでは、トップバッターということでいろいろ聞いていきたいと思いますんで、よろしくお願いをいたします。  資料のほうを中心にお聞きをさせていただきたいと思いますので。まず102ページなんですが、最後に説明をしていただいたところなんですけれども、一般質問のほうで能勢の郷の今後の維持管理ということで聞いております。28年度に関しましては安全面とか景観保全ということで伐採、また進入路の看板、それから桜の肥料でしょうかね、91本分ということで聞いております。あともろもろの草刈りということを聞いておるんですけれども、29年度、今150万という形で予算を入れておられるということなんですけれども、その中で委託料、草刈りが50万、先ほどありましたが、それ以外に修繕に関しての説明をお願いしたいと、内容を。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  能勢の郷の修繕の御質問だと思いますが、済みません、私の説明不足で申しわけないんですが、修繕費150万円は、これは不測の事態に備えまして150万円を計上しておりますのと、今説明資料の中で説明させていただきました別に委託料、これ当然予算書には入っておりますけれど、150万円の中に草刈りの業務が入っているというわけではございませんので、済みません、説明不足で申しわけございません。よろしくお願いします。  それと、修繕費で実際にどのようなことをしていくのかということなんですが、これは今事業の開始をまだしておりませんので、この部分を例えば遊具を修繕するとか、そういうことではございませんで、これは例えばの話なんですけれど、そこに水があふれたとか、そういう不測の事態があったときに修繕をしていくようなイメージにしております。あと、委託料のほうの草刈りは、これはかなり草などが生えてきますので、これはきっちりやらせてもらわんなあかんなというのは思っております。以上でございます。 ○委員(長尾 義信君)  不測の事態ということで予算に上げておられるということなんですけれども、委託料50万ということで、全体的にはなかなか草刈りの管理というのは難しいと思うんですけれども、進入路から上のほうですね、例えばプレーランド、芝生広場等、あのあたりの管理のほう、修繕は別にしまして維持管理のほうはいかがでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  実際に能勢の郷の本体のところ、おっしゃっています芝生広場というのも、これは今後どういう形でどういう運営にしていくかというのが決まりましたら、これはまた補正なりでお願いしていくいうことになると思うんですけれど、今も現在議論は進めておって、今後どうするかいうのも今話をずっとしておるんですが、また新年度も入りましたら具体的に本当にどういう形で運営していくのか、どういう形で物理的にやっていくのかというのが決まりましたら、それは新たに予算も計上しなければいけないと思っておりますし、民間の活力で民間の方に協力を願うとかいう場合も出てくると思いますし、その分の予算立てというのは今の予算ではございませんので、よろしくお願いします。 ○委員(長尾 義信君)  そのあたりは了解でございます。  ただ、上の施設を見させていただいたときに、遊具等はちょっと離れまして、やはり不審者とか入って、防災の関係も非常に心配なんで、そのあたりも含めて施設全体の草刈りというか、そのあたりの修理というか、景観というか、そのあたりまでは29年度はいかないんですかね、草刈りとかそういう下刈りとか、そのあたりをちょっとお教え願えますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  平成28年度、29年度の今見込んでいます予算というのは、あくまでも進入路なりの美観ですね。それと危険なところは整備していくと。委員今おっしゃっています上の整備というのはかなり膨大な範囲でございますし、実際にどういうふうに運営していくかというのが決まっていかないと、無差別であの広大なところを整備していくというのはちょっと現実的ではないかなというのもありまして、おっしゃっていますように安全面なり侵入者なりいうのも、それはよくよく承知しておるところなんですけれど、実際にどういう運営でしていくか、形でしていくかいうのが決まって具体的に進めていくというふうな形にはなってくると思います。 ○委員(長尾 義信君)  それは私も了解のもとでお話をしているんですけれども。進入路から基本的には入れないということであれば全然問題はないんですけれども、そういう意味では維持管理という意味でね、やはりそのあたりが荒廃の状態にあると、人は逆に入ってきて不法投棄とかする可能性もあるので、そのあたりまたちょっと検討いただいて、美観のほうよろしくお願いしたいということでございます。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  おっしゃっていることはそのとおりだと思いますし、一般質問のときでもお話しさせていただいたんですが、週1度ではあるんですが見回りもしておりますし、ポールのほうも進入のとこに今現在工事もやっておりまして、少し抑制になったらなというのも考えております。そこら辺は注意をしてやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員(長尾 義信君)  そしたら、あわせましてもう一つ、修繕工事の中で今度は173号線の看板を平成28年以降新たにリニューアルをされるということですが、デザイン等、もし今後こういう感じでやっていこうというのがありましたらちょっとお教え願えたらと思いますが。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  国道173号線の看板なんですが、先ほども申したんですけれど、平成18年の2月から大幅なデザイン変更なりはしておりませんで、看板自体がかなり老朽化している、この機会にリニューアルということなんですが、実際にデザインをどうしていくかというのは、まだこういうデザインでいうのは今のところは決まっておりません。もともと浄瑠璃の里振興条例というのが制定されて、平成18年に浄瑠璃の里の看板を立てようという経過で立ってきたんですが、全体の観光としてどういう表現ができるのかなと。浄瑠璃もしかりなんですが、ほかの要素も含めたデザインにするのも一つありなのかなというのは、これはまだ構想のところで、そういうイメージで今の段階では思っております。 ○委員(長尾 義信君)  インパクトのあるデザインを期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、次に101ページをお願いをいたします。上段のほうでございますが、観光ガイドブックですね、「のせCAN」ですけれども、これは非常に私も町外の方にもちょっとお渡しをしたりとか、私のほうもちょっとお配りをさせていただいているんですが、非常にわかりやすくて、ほんで非常に便利であるということで好評でございます。今度3版目ということでまた増刷されるということなんで、ぜひともいいものをまた引き続いてお願いしたいと思います。  それに絡んではないんですけれども、能勢を観光「CAN」で案内するに当たりまして、道の駅等でレンタルサイクルがあると思うんですけれども、そのあたりの稼働状況をお教え願いたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  レンタサイクルのまず最初に利用の状況でございますが、平成27年度の実績を申し上げますと、2カ所、観光物産センターとけやき資料館になるんですけれど、各電動自転車を4台ずつ配置をしております。観光物産センターのほうが年間で95台の貸し出し、それとけやき資料館のほうが42台、合計137台の実績となっております。それで、ちなみに今年度の平成28年度なんですが、3月はまだ出ておりませんので2月までの実績を申し上げますと、観光案内所のほうが96台、けやき資料館のほうが46台で、合計、今現在で142台ということになっております。今現在の段階で昨年よりも5台ふえておるという状況でございます。以上です。 ○委員(長尾 義信君)  自転車をレンタルして、そういう形で町内を回っていただくと、これは非常にいいことだと思います。ただ、自転車のメンテ、それから何かあったときの例えば保険とか、ほんで、どないいうんですかね、丁寧に使っていただく方は非常にいいんですけれども、そんなあたりも含めまして、今の現状は正直いかがでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  まず最初に、自転車の維持管理というのは、電動でございますので一番維持管理で予算がかかりますのはバッテリーなんです。これが1年半から2年弱ぐらいしかバッテリーがもたなくて、大体2万円から2万5,000円ぐらいバッテリーはかかります。その分がございますのと、あと安全面に関しましては、これは物産センターのほうは案内所のほうに委託をしております。貸し出し前に全てチェックをしてもらって、これはけやき資料館のほうでお願いしているのもそうなんですけれど、安全には努めてもらっているところです。それとあと、保険のことなんですけれど、日本レンタルサイクル協議会というのがありまして、そこの保険には加盟をいたしておると。不意な事故が起こったときにも保険で対応できるという対応は当然させてもらっております。以上です。 ○委員(長尾 義信君)  保険のほうもその協議会のほうで入っていただけるということなんですけれども、なかなかやっぱり、正直言うてやっぱりレンタルは借りているから丁寧に乗っていただけるという反面、借りているから適当に乗ろうやと、そんな方もやっぱりおられますのでね、そのあたり非常にメンテ等は心配。あと、ほんでやっぱり電動ということでバッテリーが消耗してくるので、やっぱり非常に気になるところやなと。逆にバッテリーなしの自転車でもいいんではないかなと思ったりも。ただ、峠あるからどうかと思いますけれども、そんなことを考えれば、やっぱりできるだけ安い維持管理ができる自転車でも、それは問題はないんではないかなと個人的には思っております。  その中で、やっぱり人の配置がね、多分いろいろ大変やと思うんですね。自転車メンテもどこからどこまで管理、受け付けもあわせてなんですけれども。例えば大学と包括提携等されとる中で、大学のほうでも我々が知っているのは京都産業大学とかやったら自転車部とかね、自転車のサークルのそういう関係が、またそういう生徒さんたちは非常にそういうことは熱心であって、私たちがいろいろメンテをやったりとか、また逆に案内をしたりとか随行したりとか、そんなんもちょっと聞いているところもあるんですね。だから、ある意味ではそういうところとちょっとお話をしていただいてね、若い方が大学生の方が入ってくるということでやっぱり能勢も活気づいてくると。そういう意味では、私は思っておるのは、そういうやり方も一つ提案をさせていただきたいなと思うんですが、そのあたりいかがでしょうか。
    ○観光文化課長(松田 正弘君)  レンタサイクルにつきましては、総論の話になるんですけれど、このままではいかんなとは思っております。これは何年か前から計画しているのもあるんですけれど、理想の姿は各ステーションが数々ふえて、そこで乗り捨てができてというふうになれば、これはいいのかなというイメージの上での話なんですが、やはり委員、先ほどからおっしゃっていますように安全面、これは一番大事ですし、それでステーションを預かってくださってきっちり貸し出しをしてくださるという場所も必要ですし、そういうなんがクリアできれば、おっしゃっていますように電動でなければならないとは思っておりません。普通自転車で台数ふやして能勢を周遊できるというふうなところもいいのではないかなと思っておりますのと、それと、私もあんまりよく知らなかったんですけれど、自転車人口というのが正しいかどうかわからないんですけれど、箕面のほうでも専門の自転車屋があったりとか、そういう自転車を乗る人口というのが数多くいらっしゃるというのも承知しております。その中で、今御提案いただいております学生と連携して、大学と連携してというところなんですが、考え方として一つ考えられるのかなと。ちょっと今お聞きして、どういうイメージでというのは今ちょっと酌み上げられないところもあるんですが、一つのそういう連携する学生さんとともにというのは一度また調べたいと思いますし、検討したいとも思いますし、またお教えいただけましたらまた検討はしたいと思います。 ○委員(長尾 義信君)  能勢町以外でも、ちょっと今どちらかわからないんですけれど、そういうのもやっておられて、非常に大学生の方からそういう形で貢献をしたいとか、逆にそういう意味ではサークル、クラブという形でやはりそういうつながりを持ってやっていきたいというのもちょっと聞いておりますんで、ぜひともまたよろしくお願いしたいと思います。  次に、今度下段のほうでございますけれども、てっぺんフェスティバル、これ毎年非常に盛況で、盛況ということは、逆に言うたらクレームも多分出てくると思います。例えば駐車場の問題が特に大きいんではないかなと思っておるんですけれども、これも一つの提案ということで聞いていただいたらいいんですけれども、新学校ですね、やっぱり能勢町の玄関口のところに新学校が建っていると。そこもかなり広いエリアがあって、いろんなことが可能ではないかと。ほんで交通の便も非常によろしいですし、駐車場も非常に台数も確保もできますので、雨の対策も多少なり大丈夫かと思うんで、自然も周りにはあると。そういう意味では能勢をアピールする、また場所的にも非常にいいところではないかと思うんですけれども、そのあたりは提案としていかがでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  てっぺんフェスティバルの新学校のところでできないかという御質問だと思いますが、これ建設当初から、うちのほうでも考えた場所ではあります。おっしゃっていますように駐車場でありますとか、そういうところはカバーできるとこもあるんですが、これが一番の問題が、物産センターのお客さんが5月と、それから銀寄の9月の末から10月の頭というのが多くお客さんが来られて、土日になると松風台の入り口まで車が連なるというのも聞いておりまして、栗まつり、おおさかのてっぺんフェスティバルですので、やっぱり銀寄、クリというのを狙って開催しているものもございますので、それをあのラインのところでまた違うイベントをやるとなると交通渋滞がどうかなというふうには思います。ほんで、そこがちょっと検討しなければいけないと。物理的にその場所でやることができるかできないかというたら、それは可能な問題であるとは思いますが、ほかクリアしていかなければ問題もありますし、それで過去に平成20年、21年に府民牧場のときにやった経過もありますので、学校が建っているといえども全くできないということではないと思いますけれど、そういう一番私が今御質問いただいて思うのは、交通渋滞の関係がどうかなと。それとあと、おおさかのてっぺんフェスティバル、実行委員会制でやっておりますので、そこら辺も実行委員さんの中では協議はいたしたいと思います。以上です。 ○委員(長尾 義信君)  道の駅がやっぱり時期的に非常に混雑すると。実は私、混雑は別にしまして、私のほうは逆で、道の駅があそこにあると、学校のすぐ近くにあると、うまく連携をしてできないものかと。それぐらいの学校に駐車の手間はないかなと思ったりもしているんです。  やはりこれ、町外の方がたくさん来られるんで、割と回転するんじゃないかなと思うたりもしていて、道の駅のPRにもなるし、学校の当然PRにもなるし、能勢全体をやっぱりあそこでやるということは大きなプラスにはなるんじゃないかなと。それで、以前も府民牧場でされているということでございますのでね、そのあたりいっぺん検討していただくとともに、学校のところの敷地内に学びの丘ってございますわね。あそこの来られたときに子供が遊べる広場と言われてね、活用することも大いに可能ではないかなと、そう思っております。  あわせて、一つのこれもまた提案ではないんですけれど、前に警察の白バイ隊が来ていただいて、子供たちとか利用者の方がそれをさわったとか乗ったりとかされたとき、非常にたくさんの方がそこに興味を持たれたということで、私も陰ながらずっと見ておったんですけれども、あわせて別の方お話をすると、どないいうんかな、音楽隊ですかね、そういうのも費用のほうもそないかからないということで聞いて。費用はごっつかかるようやったらそれはもう無理やと思うんですけれども、そういうかからない協力をいただいて、警察がそういう形で協力いただいて費用のほうもあんまりかからないということであれば、いつから可能かどうかわかりませんけれどね、早目に予約でもされてされたら非常に盛り上がるんではないかなと思っておるんですが、その2点お願いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  まず最初に、新学校のところで物産センターがあって、そういうような一体で考えられるというところなんですけれど、私もそう思っております。観光のとこって今1点型ではなしに、そこに来てもらってどういうふうにほかの施設と連携するか、波及していくかというのは、今後の観光施策としては僕はそれが基本だと思っております。そういう意味で、新学校でやる物産センターの近くでというのは、それは重々理解をいたしておりますし、それを私は決して否定をしているわけではございませんので、何度も申すんですけれど、交通の関係とか等々もございまして、そこら辺はまたあわせて前向きにといいますか、そういう点は考えさせていただきたいと思います。  それと、その中身の内容でございますが、例えば警察の楽団といいますか、そういうふうなのもということでありましたが、おっしゃっていますように、ぶっちゃけて無料で来ていただけるのならどんどん来てもらったらいいなと思いますし、そこは積極的に取り入れたり考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員(長尾 義信君)  そしたらもう一件、これはちょっとハード面になるかとは思うんですけれども、町長のほうにもちょっと後でお聞きをしたいと思うんですけれども、淨るりシアターのトイレなんですけれども、全部今の時代ですので洋式という形が非常にベターかと思うんですけれども、実際見させていただいたらなかなかそこまで行っていないような状況なんですけれども、一つの懸案事項ということでちょっと聞いておりますが、まず課長のほう、そのあたりいかがでございますでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  淨るりシアターの洋式のトイレ化は、委員会なりでも何度か言われておるのは重々承知しておりますし、私ども事業しましてアンケートとりましても、必ずと言っていいほど洋式トイレふやしてほしいいうのはアンケートの中に入っております。それで、お客様が来られたときに直接私も聞いております。それで、また今後インバウンドなり外国の方もそういうのを目指すのであれば余計に洋式というのは必要であるという認識は重々しております。その中で今現在、正直申し上げますと、この時期に洋式化しますよというのはお答えはできないんですが、何も努力はしていなくはなくて、平成27年度の事業の地方創生の加速化交付金のことがあって、そこにソフトと抱き合わせで洋式化のトイレというのは申請させていただいたんですけれども不採択になりまして、不採択になれば結果一緒のことなんですけれど、そういうところの一定の努力もさせていただいてはおるんですが、今後何らかの形で近いうちにこういう洋式化というのはしていく必要があると私は認識をしております。 ○委員(長尾 義信君)  町長、非常に淨るりシアターということで町長も浄瑠璃というのは非常に頭にこびりついていると思うんですけれども、実際能勢も高齢化になっておるし、町内の方も町外の方も含めて、浄瑠璃を公演するに当たっても非常に満席になっていると。非常に利用者もふえておる中でトイレについては大きな問題ではないかなと思っておるんですけれども、町長、そのあたり議員からも何回も提案はさせていただいていると思いますけれども、そのあたりちょっとお聞きをさせていただきたいと思います。 ○町長(上森 一成君)  したいなと思っておりましてね、担当のほうもいろいろ考えてくれておりまして、今御答弁申し上げましたように、何かね、国の交付金等で活用できるものがあればと思って、実は今年度も、29年度ですね、考えておりましたんですけれど、結果的になかって当初予算には計上はようしておりませんけれども、これは高齢者の方もふえてまいりますので必要だとは認識をしておりますので、一度に全てできるできないということではなしに、順次していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員(長尾 義信君)  洋式もね、幾つかあるのは確認はしておるんですけれども、やはりたくさんの方が来られますので、ぜひともそのあたりよろしくお願いして質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○委員長(大西 則宏君)  ほかに質疑はございませんか。 ○委員(中植 昭彦君)  私のほうからも何点かお伺いしていきます。  説明資料の101ページの上段の部分でまずお聞きしていきます。さっきの議員も質問されておられましたが、「のせCAN」の増刷ということで、大変これ皆さん参考になっておるといいますか、興味深く見ていただいているなというのがあって、うちも置かさせていただいている中で、すぐになくなってしまうみたいな形になっているんです。ですので、それ通じてあれですね、マスコミのプロデューサーの方とか、そういうのを参考にしながら取材も行っているというような感じにとれているんですよ。それで、増刷ということなんですけれども、これ初版のところからもう3刷り目いうことで、新規のね、事業所ですね、観光施設等がオープンしてきていると思うんですけれど、その辺の補完というのはどんなふうにお考えですか。飲食店とか結構その後にできてきているじゃないですか。そこも結構、特徴的な営業の仕方とかされていますので、そこもやっぱり補完したほうがいいのかなと思うんですが、その辺どうお考えでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  ガイドブックの話で、非常に好評がいいと。ありがとうございます。いろいろほかからも御意見を聞きまして、A5サイズにしまして女性の方のハンドバッグにも入るということで、女性の方の意見を聞いてあのサイズになったりとかデザインというのもかなり検討させてもらって評判がようございますので、その形で第3版目もいかせていただきたいと思っております。  それと新しい施設が入りまして、その補完というのが新しい施設でもお配りするということです。 ○委員(中植 昭彦君)  同じものが増し刷りするだけですよね。そのあたり掲載されているんですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  済みません、新しく観光協会の会員に入られた方は当然入れさせていただきます。 ○委員長(大西 則宏君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午前10時32分               再開 午前10時32分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  議会を再開します。 ○委員(中植 昭彦君)  新規の事業者、観光協会もう入られていますとこあります。増し刷りになりますと、そこのところがね、ぜひPRしたいというふうになっても、そこにちょっとあれですよね、掲載されないような状態になりますよね。ですので、その辺できることでしたらね、リニューアルみたいな形でそこを入れた形で刷っていただけたらありがたいかなという思いで質問しました。よろしくお願いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  済みません。申しわけございません。当然2年に1度増刷という形を今までとらせていただいておるんですが、その間に新しく入られた会員さんというのは当然入れさせていただきます。それと、基本的に同じデザインの部分は保つんですけれど、中で当然デザインも若干変わってきたりとか、前回でしたら地図がちっちゃいからいうので大きくしたりとか、そういう工夫も重ねながらやらせてもらっておると。  それで、今御質問の新しい会員さんは当然入れさせていただきます。 ○委員(中植 昭彦君)  そうしたらあれですね、リニューアルというか、追加していくということですね。はい、わかりました。ありがとうございます。  それから、観光文化発信の部分で、いつもあれなんです、お聞きしているんですけれども、写真とか映像の公開の関係ですね。ホームページ等に版権フリーの素材があればいろんなところで使っていただけるのかな。今SNSが結構はやっていますので、そこに引っ張ってもらって、版権フリーということでハッシュタグでもつけて串刺ししてしまえばすごく発信力が強まるんじゃないのかなというふうに思うんですが、その辺の検討状況いかがでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  委員のほうからはかねがね御意見も頂戴しておりまして、実を申しますと、年度末で観光協会のほうの予算も見えてまいりましたのと、観光協会のホームページのほうが物産センターとともにやっているいうのもありまして、予算上のこともありましたので今の時期になったんですが、観光協会のホームページの中で能勢町観光写真ダウンロードというところで、今月中には実現をいたすようになりました。今の段階で18点の写真をダウンロードできるようにしようと考えております。ほんで、その素材としましては、もともと観光協会が写真コンクールをやったときの素材、これは募集しましたときに全て権利を観光協会のほうにもらいましたので、そういう能勢の景色でありますとか、物産センターのお野菜でありますとか銀寄のクリであるとかいうのがダウンロードできるようにはスタートいたします。それで、中身につきましては当然変わっていきますし、ほかの手法も考えながらバージョンアップしていきたいなとは思っております。これによりまして、先ほどおっしゃいましたマスコミ関係等もこれですぐ使ってくださいとうちもアナウンスもできますし、そういう体制の一歩が今月からスタートいたしますので、よろしくお願いします。 ○委員(中植 昭彦君)  ありがとうございます。  あとは映像ですね。せっかくハイビジョンのいい映像がありますんで、あれをマスコミの映像、あれです、テレビ局とかに流せたらいいなというのがすごい思いますんで、よろしくお願いいたします。  あとですね、先ほどの話なんですけれど、SNSの話で、今結構自治体間で自治体が観光の発信をするのに先ほどのハッシュタグの話です。今、大阪はあれですよね、ハッシュタグで、大阪観光か何かでキーワードを入れれば全部串が刺さるみたいな形になっているんですけれど、それを能勢町版できないかなというのをちょっと思っていましてね、あれなんですよ、観光に今もちょっと結構よう調べていたらね、あれなんです、観光に来られてSNSでアップされているんですけれど、ばらばらなんですよね。それをね、何かキャンペーンみたいな形にして、何かプレゼントキャンペーンみたいな形でハッシュタグをつけて能勢観光みたいな、能勢とか何かキーワードで全部串が刺されば、能勢というのでだあっと全部ね、投稿者の方のやつが全部見れるような状態になるということは、投稿した方が宣伝してくれることになるんですよね。ですので、これ何かうまくね、串刺しができないかなというふうに思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(大西 則宏君)  しばらく会議を休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午前10時38分               再開 午前10時39分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  議会を再開します。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  ハッシュタグのことなんですけれど、今おっしゃっていますのも大阪観光局でかなり、シャープというんですか、ちょっと専門的なこと私わかんないんですけれど、大阪観光とかいうことでハッシュタグをつけて、そういうキャンペーンというのもやっております。ほんで、今現在そういう串刺しになっていくというのも、検討はうちのほうでしておるのはしておるんです。ほんで、今現在やっておるのが、これは直接うちではないんですが、キャラクターのやつでハッシュタグを能勢町いうことで串刺しできるようにしておるというのがあって、そういうところでまた検討はいたしていきたいと思いますし、今現在検討いたしているところでもありますので、よろしくお願いします。 ○委員(中植 昭彦君)  ハッシュタグ、結構あれなんです、便利やと思うんですよ。口コミが全部こちらでも情報が抜けるんですよね。ですので、結構これからの展開というのと、観光事業者にとってもすごく情報を収集するというところではメリットが大きいと思います。結構プレゼントキャンペーンしていたりして、この共通のキーワードをつけてもらったらその中から何人かに特産品をプレゼントしますみたいな感じでどおっと広げて、今でしたらマクドナルドとかやっていますよね。あんな感じでだあっと広がったら能勢町の名前がばあっと広がっていくんじゃないのかなというふうに思いますんで、よろしくお願いいたします。  それから、自転車のところでいつも言うているんですけれど、これスマホの、どういうたらいいんですかね、地図を使って走ってはる方結構いらっしゃるんですよ。スマホのホルダーとかね、つけといたほうがええのんちゃうかなと思うて、見ながら走ってはるんで危ないなと思ってね、ちょっと思っていたんです。その辺も持ってくりゃあいいんですけれど、自転車によって形が違うんでつけにくいんですよね。何かクリップみたいなもんがついとったらいいなとも思ったんです。これちょっとちっさいことなんですけれど、その辺も思いました。ちょっとそれをまた検討お願いします。  あと、自転車なんですけれども、95台の42台ということで結構動いているなと思うんですけれど、これってあれですか、時間的にはどれぐらいの平均時間使われているんですかね。1日とか半日とか、その辺わかりましたら。あとは行動範囲大体どれぐらいの半径で動いているのかというのをお調べになったことありますでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  レンタサイクルの時間なんですけれど、これは1時間の方もいらっしゃいますし、1日丸っぽ借りられる方もいらっしゃるんですけれど、ガイドの会に聞く話では、半日以上は大体借りられると。帰ってこられないといいますか、いろんなとこを回られますので。行動範囲的には、長谷の棚田を一周されるというのが多いというのは聞いています。全ての方が全て長谷の棚田へ行かれているわけではないんですが、そこは電動だということもありますので少々のアップダウンでも楽だということで、長谷の棚田が多いのではないかなと。それと、半日以上借りられる方、ほとんどほぼ一日借りられる方が多いのではないかなということではお聞きはしております。 ○委員(中植 昭彦君)  半日とかなってきますとあれですね、バッテリーね、もたないですよね。予備バッテリーは貸しているような状態ですか。お答えだけ、はいお願いします。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  自分の行動範囲が決まっていて遠いとこまで行かれる計画の方は予備のバッテリーを持って出られると。本人さんに任せておるんですが、それによって持たれる方と持たれない方がいらっしゃるという状況でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  予備バッテリーなくても走れるんですけれど、すごい重たいですよね。ですので、できたらあれなんですけれどね、ほかのことでも言うたんですけれども、充電ステーションがあればいいなという思いはあります。それだけお伝えしたいと思います。  あと、観光文化の発信というところで、マスコミに対して定期的にプレスリリースされているということなんですけれども、今の状況というのはどんな動きでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  マスコミのプレスリリースなんですが、例えば能勢の淨るり月間があるとかてっぺんフェスティバルがあるというときは、北摂の記者クラブと、それと各5大紙の文化部文芸課のほうに直接プレスに行きます。ほんで、あと撮影でありますとか、そういう関係に関しましては、これは大阪の観光局に大阪フィルム・カウンシルというのがございまして、そこに情報を出していると映画のプロデューサーであるとかドラマのテレビのプロデューサーがフィルム・カウンシルに問い合わせをして、そこから来るというふうなシステムになっておるんですが、そこも大阪観光局のほうにはもう積極的にうちを何とか使ってくれと、そういう自然を使うとか何かになったら、ほか言わんとうちを使ってねというのは、大阪観光局とかよき関係にありますので、そういうとこでもお話をしてアピールしているという状況でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  それで進めていただいて、広げていただくような形をとっていただけたらありがたいんですが、あとあれですよね、結構今までにテレビとかいろんなところで、雑誌もですね、取材に入ってこられています。プロデューサーとのつながりというのはずっととられているんですかね。結構あれですよね、取材が進んでくると個人的なね、つながりの中でいろんな情報を提供したりとかいうのも出てきますんで、取材に入られたときにプロデューサーの名刺とかがありますんで、そこに投げていただくんも一つの手なのかなとも思うんですが、いかがでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  おっしゃるとおりだと思います。かかわるプロデューサーなりチーフディレクターなりというのが必ず同行しますので、そのときには直接メールでこういうふうな情報があるんでいうのもやりますし、あと大体、NHKは違うんですけれど民間でしたら制作会社が入っておりますので、プラス局のプロデューサーと制作会社のプロデューサーいうのは情報は流すようにはしております。 ○委員(中植 昭彦君)  よろしくお願いいたします。  あとは能勢電等々ね、この前から、るりりんのヘッドマーク運行していました。能勢電のほうも結構能勢のアピールしていきたいということで、いろいろと能勢の特産品とかも使っていただきながらイベント電車も走らせていただいています。今アートラインとかいろんなことで一緒にされていると思うんですけれど、イベント列車がまだ個人的にはつながりがちょっとずつふえていっているんですけれど、町としてのつながりというのができたほうがよりいろんな方に参加していただきやすいのかなというふうに思っています。能勢電の方もやっぱり能勢の特産品ね、能勢電なのに何で能勢の特産品がというふうなね、そういうふうなことも乗客の方からも言われるみたいなんですよ。ですので、ぜひこの機会につながりをつくっていただいてというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  能勢電のほうは実際に能勢には走っていないんですけれど能勢電ということなんで、これは連携をしていきたいというふうには思っておりますし、現に連携もしておりますし、本当担当者の方とはずっと話をしておるのと、それとアートラインなんですけれど、それも連携していきます。来年度も一緒にやっていこういうのももう詰めておりますし、そこはよき関係でやらせてもらっておりますし、鉄道ファンなり、そういう普通の乗客の方もそうなんですけれど鉄道ファンもかなり多いですので、そことキャラクターを絡めるというふうにすればより一層お客さんも集まるというふうなところで、委員おっしゃっていますように、そういうところで物産品の何かをするとかいう仕掛けをやっていくというふうに連鎖といいますか、リングといいますか、一つのツールを使って、能勢電というツールでいろんなツールを集めて一本のものにしていくというのは、これは常に意識を持っておりますので、積極的に能勢電ともかかわってきておりますので、よろしくお願いします。 ○委員(中植 昭彦君)  よろしくお願いいたします。  それからもう一つだけ、これ難しい、いつも言うているんですけれど、阪急バスのアナウンスですね。いつも言うています。補助金を一定出している中で観光局の方ね、乗っていらっしゃって、このバス停の周りには何があるのかなというのがわからないんですよね。アナウンスの中で停留所のアナウンスのときに、ここここというのを地下鉄みたいに出してもらえるとありがたいかなとも思ったんですが、その辺どんな検討状況になっておりますでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  委員からも御意見を頂戴して、よくわかっております。それで、済みません、去年のこの委員会であったんですけれど、そのときに実現したという報告をさせていただきまして、今現在は6カ所のアナウンスをしてもらっておると。淨るりシアター、観光物産センター、診療所、けやき資料館ですね、大ケヤキも含んで、あと保健センター、あと住民サービスセンターということで6カ所アナウンスをさせてもらっておりまして、阪急と話ししておりますのが、広告としてどこかの企業さんがお金を出して広告とするのは、それは可能だということで、無料でやってもらって行政がやるということは、公の施設ならということでのんでいただいてやっていただいたという経過がありまして、今、前回申し上げました6カ所からふえておるということはないんですが、それは定期的にアナウンスはしてくれておりますんで。あとちょっとお話ずれるかもわかんないんですけれど、民間さんやるのはちょっと広告ということになってしまいますので、そこまでは対応はできていないということになります。 ○委員(中植 昭彦君)  地下鉄でしたら民間のこともあって、観光協会の会員さんとかその辺で自分のとこであれですね、広告を出してみたいという方がいらっしゃったら結構効果あるんじゃないのかなと思うんです。ですので、その辺もあれですね、検討していただけたらなというふうに思っています。よろしくお願いいたします。  それから、てっぺんフェスティバルのほう行きます。集客も結構上がっていまして、大きなイベントで能勢を代表するフェスティバルの一つだなというふうに思うんですが、今、出店者自体が固定化してきつつあるというのがあろうかと思います。新規出店したいなという方もいらっしゃるのかなというふうに思っているんですけれど、その辺の対応状況はどうでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  おっしゃっていますように、てっぺんフェスティバルも徐々にではございますが人数もふえてまいりまして、リピーターの方もアンケートの中でふえてきたなというのは実感をしております。ほんで、出店者に関しましては、誰がという規制は基本的にはしていないんですけれど、新たに新規の方が募集するということは、それはどんどん来てもらったらと、何も制限するものではございませんので。ただ、やっぱり能勢らしいといいますか、栗まつり、おおさかのてっぺんフェスティバルとして何がふさわしくて何がふさわしくないのか、これもちょっと難しい話なんですけれど、どんどん出してくださる方にはブースの限界もあろうといえども、それはどんどん受け入れていきたいなという考え方はしておりますので。 ○委員(中植 昭彦君)  ぜひ。やはりあれですね、能勢のブランドイメージを上げていくというところではすごくね、取っかかりになってくると思いますんで。僕は思うんですけれど、ちょっと値段安いなと思ってしまっているところがあるんです。これね、いろんな考え方あると思うんですけれどね、能勢のブランドを上げていく、付加価値を上げていくというときに、その辺ね、今のクオリティーでその値段というのが、どういうたらいいんですかね、もっと自信を持って高くても売れるみたいな形がね、とれればいいのになんてすごく思うとこあるんですよ。何か自分で自分のものの価値をね、下げてしまっているような気がするんです。これ課長に言うのがどうなのかというのはあるんですけれどね、その辺本当に能勢のブランドということであるならば高くても売れるようにですね。何か売れ残ったらかなんので値段をちょっと低目にしますとかね、ちょっと違うなと思ってしまったりするんです。ですので、せっかくいいものを売っていながら、そういうところでね。ほんでそれが新規で参入してくる人が少なくなってしまうことにもなりかねませんので、その辺もっとブランド力を上げていくという意味では、やはり対価というところもきっちり確保できるような、そういうふうなところがわかってもらえるような祭りになればいいのになというふうに思います。これは僕の思いですので、よろしくお願いしたいと思います。  あと、看板の話です。看板、これ下田地区の看板になろうかとは思うんですが、これ大体いつぐらいにされますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  デザインを始めまして施工してというふうなのは、新年度に入ったら即効にやっていこうと思っています。ほんで、できましたらゴールデンウイークのハイシーズンのときに間に合えばと思っておったんですけれど、かなり厳しいかなと。言うたら1カ月というのが厳しいかなと思っておりますので、それぐらいのペースで進めたいなというふうに思っておりますので、年度入りましたら早急に進めさせていただきます。 ○委員(中植 昭彦君)  それも周りに畑と田んぼ等されておられますので、リニューアルするという中で日照の問題とかね、いろんな問題を懸念されている方もいらっしゃいますので、なるべく早く情報提供していただいて、その辺ですね、理解していただけるようにお願いできたらなというふうに思っています。今の看板もやっぱり立つまでの間ですね、日当たりの部分とかでね、ずっと日が当たりにくいというところもあったりとか、いろいろお聞きするところもありますので、ですので今の状態でしたらそんなにあれなんですけれど、もっと大きくなるとかいうことになりましたらね、ちょっとその辺考えていただいたほうがいいのかなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  私のほうからは以上です。 ○委員長(大西 則宏君)  しばらく会議を休憩します。再開は11時10分といたします。      ──────────────────────────────               休憩 午前10時59分               再開 午前11時10分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  それでは、会議を再開します。  ほかに質疑はございませんか。 ○委員(美谷 芳昭君)  できるだけ重複しない形で質問をしたいと思います。  まず、101ページの観光振興事業のほうで、先ほどから質問が出ております観光ガイドブック「のせCAN」ですね。この第3版目をつくられるんですけれど、先ほどの地図に新しい会員のいわゆる正会員の方ですね、あれは。1万円払ってもらった方はその地図に載せると。それはわかりますけれど、それ以外に中身、リニューアルの中身、何か変えることは、例えというのもお考えでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  ガイドブックのデザインなんですけれど、今具体的にこれを変えるというのは今後の検討にはなるんですが、やはりこうしたほうがいいのになとか、地図のここが小さいからもうちょっとわかるようにとかいう、この2年の間にも御意見を実際に受けておりますので、そこを参考にして一部デザインは変えていきたいと。ただ、骨子の部分のA5サイズのフルカラーというふうなのはその状態でいって、細かいデザインを変えていく。そのデザインの中は今後検討というところでございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  せめて表のね、表紙、ちょっと色を変えるとかなんかしてされたらどうですか。全く同じのをね、3枚、どれが1版目や2版目やわからんということでね、その点ちょっと工夫をしていただきたい思います。  それから、その中段あたりに書いておりますのやけれど、能勢PRキャラクターファンを町内に周遊させるということを書いておりますけれど、キャラクターを活用した小冊子を作成というふうに書いておりますんやけれど、これは何か新たな小冊子を作成されるんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今回もう一つの新たな試みとしまして、観光協会とともにやっていきます能勢のPRキャラクターの2人のお浄とるりりんという、これを使って一つ冊子をつくっていこうと。ほんで、今のイメージなんですけれど、その冊子を各会員さんのところに配っていくと。ほんで、その中身については、お浄とるりりんの紹介をする冊子というのを今のところ3種類をつくろうと思っております。これを各会員施設に配りまして、それが欲しさで行く人を、パンフレットが欲しいためにお客さんに行っていただくと。それで、例えばお食事できるとこでしたら、そこで食事をしていただいたらノベルティーをプレゼントすると。お浄とるりりんのノベルティーをプレゼントするというところで、冊子だけをとってもらうんではなしに、その現場の商店に行ってもらって、お店に行ってもらって、そこで食べてもらったらノベルティーがもらえる、食べていただく行為といいますか、そういうところまでを見込んだ仕掛けをしていきたいなというふうに思っております。ほんで、これは意図とするところは、現場に行っていただいて、そこでお金を落としていただくというふうな仕掛けができればというふうに思っております。  それで、キャラクターについてはフェアでありますとかスタンプラリーとか観光協会でもやってきたところなんですが、ファン層も徐々にふえてまいりまして、淨るりシアターのホール内でフェアをやったときなんですが、今現在フェアをやっているときでも、第2回目を10月にやったんですけれど、そのときで170人余りの方がお客さんとして来られていると。ほんで、遠くは東京、横浜、九州、そこからも来られているというところで、徐々ではあるんですが、そういうファン層がふえておると。それもただ単純に淨るりシアターに来てもらうだけではなしに、町内に来てもらって、そこで食事をしてもらって、場合によったら泊まっていただいてお土産を買っていただいてというふうな、そういうリンクするような仕掛けを考えておるというところでございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  ちょっと意味的によくわからんとこありますけれど、ファン層を対象としたということで、中身、どのようなことをされるんですか。ファンの方が見て喜ぶような冊子ということですか。今、イメージとしてはあると思いますけれど、それでき上がってはおりませんけれど、頭の中で中身的に内容はどのようなことを小冊子にされるんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  本会議でお認めいただいて、それから制作ということですので、今何もでき上がっているとかいうことではないんですが、中身的にはキャラクターのプロフィールを掲載したものを作成しようかなというのは考えております。ほんで、要するにキャラクターは何年生まれでどこ出身でとかいう、その背景が全てありますので、そういうふうな明記した2人のプロフィール冊子と思っていただいたらいいのかなと思うんですけれど、それを欲しさに来るということなんです。非常にちょっとそんなことあるのということになると思うんですけれど、これがかなりそういうふうなのがレアものになっていくというところで、それを欲しさに来るんです。例えば、がちゃがちゃやりまして缶バッジというのも何種類かつくると、例えば5種類缶バッジがあるとしたらその缶バッジの5種類が全て欲しい方は何万円と使ってやられたりとか、ファンというのは変な言い方ですけれどそういうもんなんですね。そこを狙って、それは一つ、それが目的ではないです。一つのツール、手段ですね。それで町内でお金を落としていただくというふうな一つのツールとして見ているというところでございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  ツールということをおっしゃいました。あえて否定はしません。しませんけれど、この予算から見ましたら、前年と同額の予算ですねんね、340万4,000円という。この小冊子作成するのに今、新規予算でも何でもない、去年と同額予算の中でおりていくということですけれど、幾らほどかかるんですか、これ。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  ガイドブックのほうが観光振興事業補助金のほうで100万円とありますけれど、内訳のほうが90万円がガイドブックです。それと、PRキャラクターの冊子については40万円というとこで、合計130万円を思うておるんですが、この100万円のうちの130万円出たのは観光協会の事業費で使うと。合計、要するにガイドブックとファンの冊子でここで100万円の補助金、事業補助をさせていただいて、観光協会が30万円を足して130万円の事業ということになります。 ○委員(美谷 芳昭君)  観光協会の130万円の事業の中でということですね。はい、わかりました。  次に、てっぺんフェスティバルです。これ本町におきましても最大のイベントということですけれど、集客人口を私ちょっと調べましたら、平成26年が3,263人、それから27年が4,516人ということで聞いておりますんやけれど、28年、去年何人ぐらいお見えになりました。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今年度、昨年の10月にやりましたおおさかてっぺんフェスティバルの実績では4,935名です。以上でございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  4,900、約5,000人近くということで、400人ぐらいふえていますんかな。結構なことだと思います。大体これでもうマックスですかな。これ以上来られたらなかなかしんどいという状態ですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  おおさかのてっぺんフェスティバルとしては、5,000人だからといってこれでマックスとは思っていないです。まだ100人ふえようが200人ふえようが全然問題はないんですが、あと何が絡むかといいますと、駐車場の問題であります。そこを思いますと5,000人ぐらいが、昨年の状態で本当ぎりかなというのは感じておるんですが、イベント自体はまだ5,000人で満足しているわけではございません。 ○委員(美谷 芳昭君)  そうですね、私も大体駐車場がいっぱいになってしまってというところで、ただお客さんについては午前中は多いけれど午後になったらがらがらになってしまうという状態ですから、もう少し多うてもいいかなと思います。  そこで、環境フォーラムとの共催ということになっております。これはずっとここ数年そのようにされておりますね。私、これについて少しいつも異議を唱えていますのやけれど、やはり環境フォーラムと一緒にしなければ、そういう理由がありますかな。別にでもいいと思う。これは果たして、去年ですか、データ見ましたら、27年で950人ぐらい入っておられるということですから、確かに環境フォーラムの会場には1,000人近く来られているからそれだけの意義、メリットはあるんかなと思うんですけれど、いつまででも環境フォーラムと合同開催というのはいかがなもんかと思うんですけれど、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  環境フォーラムについてですが、これまではいろんな環境のイベントということでやっておられました。実際のところ、環境フォーラムと銘を打ってやられますとお客さんも少ないというとこで、環境的にも能勢町として何とかしていかなければいけないというところで、平成23年度から環境フォーラムと一緒にさせていただきまして、当初は舞台事業でさかなクンをやったりとか、そういうことをやっておったんですが、26年度からですね、段ボールの迷路ということでやられております。委員おっしゃいますように、27年度は950人、環境フォーラムのほうで入りまして、今年度、昨年ですね、それが1,300人入っておられます。ほんで、これもこんだけの環境フォーラムとして入られるというのは、やはりてっぺんフェスティバルと一緒にやっているからこれだけの人数が入られるというところはありますので、観光振興のてっぺんフェスティバルの中に環境の問題の環境フォーラムというのを合体さすというのがいかがなものかとおっしゃっているとは思うんですが、やはりそこにお客さんが来ていただいて、環境のことについても感じていただけるというふうなところでは非常に効果的であるのかなと、これは私個人的には思っておりますので、いつまでも続けるのかというと、それは何か形を変えなければいけないときもあると思いますが、今の段階では環境フォーラムとてっぺんフェスティバルを共同でするというのが意味があるのではないかなと感じております。 ○委員(美谷 芳昭君)  そういうお考えでしたら、あえてそれ以上は言いません。  淨るりシアターの自主事業の話でございます。これもちょっとさらっと聞かせてもらいたいんですけれど、29年度の事業、予算的には去年と同額ですね。自主事業、29年度どのような事業内容をお考えです、芸能人何人呼ぶとか、どういう公演なんかにするとか、そのような内容の質問なんですけれど。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  淨るりシアターの自主事業の御質問でございますが、今のところどのアーティストいうのはまだ決まっていませんし、今後検討をしてまいります。これコンセプトの話なんですけれど、ここにも当初予算説明資料にも書かせてもらっておりますが、近隣と同じようなことをやっていても仕方ないと。お客さんも来ませんし、それと一つそういうふうな芸能人なり有名アーティストが能勢町に来るというところは、これは能勢町もPRできるものであると。そこら辺は意識して来年度もやっていきたいなと。平たく言いますと、能勢町になぜこんなすごいアーティストが来るのというのは狙っていきたいと、そういうコンセプトでやっていきたいと思っております。 ○委員(美谷 芳昭君)  町民の皆さんも楽しみにしておられますので、ぜひともすばらしいアーティストを呼んでいただきますように、よろしくお願いします。  それから、最後に2点だけお伺いします。102ページの一番最後でございます。まず1点目は、能勢の郷の活用です。先ほどの長尾委員の質問の中でも出ておりましたけれど、まだ決まっていないと言われております。これたしか2年以内ぐらいに決めましょうということになっておったと思いますけれど、まだ2年、もう2年という考えもありますので、やはりしっかりした活用策、多額の経費を投じて購入した貴重な財産ですので。今後の活用に向けたスケジュールを、それは一定、現在お考えでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  昨年に購入をさせていただきまして、大阪府との契約が8月29日に仮契約ということでスタートしまして、9月には本契約ということになったんですが、おっしゃっていますように2年以内に開始するということで、大阪府とはお約束はしております。ほんで、今からいいますと来年の8月ということにはなるんですが、それをお尻に向かっているというわけではございませんで、当然そこは目標にしておりますけれど、早い段階でスタートを切りたいというふうには考えております。ほんで、今現在なんですが、これは一般質問のときにもお答えさせていただいたんですが、観光協会のほうを中心に御相談をしておると。これは購入前から議論なりも重ねてきたところなんですが、やはり能勢町の観光の中核を担っているのが観光協会でございますので、それと御商売人さんも多うございますので、基本的には指定管理の方向でなるのかなと今現在思っておりまして、民間の活力を御協力をいただきまして運営していくのがベターではないかという一定の考え方はしております。ですので、早い時期にもしスタートを切って、予算が必要な部分が出ましたら、それはまたお願いするということにはなると思いますけれど、早い段階の時期では、今現在も検討も進めておりますし、早い段階でスタートを切りたいというふうには考えております。
    ○委員(美谷 芳昭君)  私もね、指定管理でということになろうかと思います。それは一定理解しております。  町長、これね、このプロジェクトですね、大変なプロジェクトだと思いますのやけれどね、これを検討するのには観光文化課だけではやっぱりかなりしんどい面も出てくるかと思います。例えば今やったらまちづくり活性課というのも絡んでくると思いますし、施設の利用ということでやったら総務部ですか、絡んできますので、何か検討会とかプロジェクトとか、そういうなんを立ち上げて検討していくとしたほうが私はええと思うんですけれど、その辺の、町長お考えはいかがなもんでしょう。 ○町長(上森 一成君)  ありがとうございます。そういうふうに御心配いただいておりますけれども、私のほうも就任してまいりまして、もう購入されたことは存じておりましたので、その後、原課、観光文化課だけでなく、おっしゃるように指定管理は別の所管もありますのでそこと調整をさせておりますので、プロジェクトチームまでつくらずとも陣頭指揮してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。大丈夫です。 ○委員(美谷 芳昭君)  町長のリーダーシップ発揮してもらって、スムーズに活用できるように持っていっていただきたいと思います。  それから、最後にもう一点だけ。観光案内所サテライトということで、東地区の観光振興にということでございます。この観光案内所サテライトというのは、これどのようなことをイメージされておるんでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  観光サテライトのイメージでございますが、これは案内所の附属機関みたいな形でけやきの里のところに置くと。それで今後の利用活用なんですが、例えばそこで常駐してガイドの会が詰めるというところまでは考えていないです。例えばガイドの会をするところに、そこを拠点として東地区を回る場合に活用するでありますとか、ただ、あとけやきの里さんとも協力しまして、通常の例えばパンフレットを配っていただくとか、能勢町の観光全体としてのPRをしていただく一つの拠点になればなというふうに考えております。 ○委員(美谷 芳昭君)  けやき資料館ってありますね。あそこでも観光案内できるんじゃないんですか。この構想はもっとしばらく先になりますけれどね、今すぐでしたらけやき資料館でも観光案内できますし、今、自転車ですか、置いてもらって、そこのお世話していただいているということもありますから、そことのすみ分け、またそれは違いますよというんかどうか、その辺はいかがなもんですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  おっしゃるとおりで、けやきの資料館、これも案内業務をNPOさんにやってもらっております。観光協会とも連携をしてやっているところなんですが、近隣で観光案内ということにはなるんですが、一つけやきの里に来られると、お野菜を買いに来られた方をマーケットといいますか、来られた方を能勢の観光を案内すると。それで、資料館の来られた方がそちらのけやきの里のほうに案内するというふうなリンクができればなと思っております。案内所を目的に来られるというよりも、当然その業務もやっていくんですが、そこに来られるお客様をどういうふうに能勢町の全体に導くかというのは、2つの拠点でやっていくと。ほんで、来られるお客さんというのが極端に言いますとけやきを見に来られるお客さんと何かを買いに来られるお客さん、これをリンクさすというか、町内で周遊してもらって滞在してもらうような、そういう一つの拠点になればということですので、お客さんの層が違うといいますか、そこでPRしていきたいというふうなイメージではおります。 ○委員(美谷 芳昭君)  もうちょっと場所も離れておったらね、今の話、歌垣と東郷という、離れとったらリンクはわからんことないねんけれどね、かなり接近しているからね、どうかなという気は、必要かなという気はします。  それから、これ何か建物を建てられるんですか。建物を建てて、そしてそこに非常勤か何かで誰かを嘱託か、それとも観光案内の何という方かな、ガイドの会ですか。ガイドの会の方を誰か例えば週何日にずっと朝から晩までおってもらうとか、その辺のことをイメージをされておるんですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  1点目の建物なんですけれど、それは何かを、何かをといいますか、建てます。そこで案内業務ができる建物を建てようと思っております。その規模的なものなり大きさですね、どういうふうにするいうのは今後のまた設計の中で検討はしていきたいと思いますけれど、決して大きな何か、何でもできる観光施設を建てるいうことではないんですけれど、やはり案内業務ができるということで、そういう建物は建てていくと。景観崩さずに物を建てていくいうのは考えております。  それと、常駐ですけれど、観光の例えばガイドの会の東地区案内するときの拠点というのはそういうふうに使ってまいりますけれど、ガイドの会が常駐するというとこまでは考えていないです。あと、先ほど言いましたように、けやきの里さんのほうと連携して何かをお願いする部分なり連携していく部分というのは、これは多々出てくるとは思うんですが、観光ガイドの会を常駐さすというところまでは今現在のところは考えていないです。 ○委員(美谷 芳昭君)  しかし、観光案内所のサテライトという名目でやられるんでしたら、やっぱりね、それはガイドの会の方、例えば半日だけでもおってもらうとか週何日でもおってもらうとか、そのようにやっぱりすべきじゃないんですかな。何のためのサテライトなんです、これ。ほんで、建物も建てるということですね。これは建物は市街化調整区域の地域といえども町が建てるとしたら可能なんです。それは当然公共施設だったら大丈夫と思いますけれどね。建物を建ててという、ちょっと有効活用、しっかりした活用ができるんかどうかというのが疑問です。  それと、測量設計に入っております300万、これは今年度はどのようなことをされるんですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今、東土地改良区にお借りします面積は約500平米を借りようと思っております、今現在の土地の中で。ほんで、その中で設計、どういう建物であって水道の工事であるとか浄化槽の工事であるとかも出てきますので、トータル的に設計を行ってやっていくというところでございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  当然水道を引っ張って便所するということですわな。そういう設備をしていきましょうと。またこれ委員長に怒られるかもしれませんけれど、サテライトもいいですけれど、そういうような答弁でしたらね、例えば町長、前おっしゃっていました東地区に児童公園、児童遊園地をつくるというのもここへね、それも一つの考え方じゃないんですかな。ほんで当然そこには水道も要ります、便所も要ります、ですから引っ張りますと。そしたら東地区の活性化にもつながるし、むしろ私はそっちのほうがよかったんじゃ、目的がはっきりするというような気もしますねんけれどね。町長もどのようにこれはお考えになったのか知りません。公約にも入っていましたと思いますのでね、公約を実現するためにということですんやけれど、何かちょっと目的がいかがなもんかなという気はしますねんけれど、町長、いかがなもんです。 ○町長(上森 一成君)  けやきの里の観光のサテライトの件でございますけれども、美谷議員も御存じのとおり、けやきの里の物販販売のところにトイレ設置してほしいという地域の皆さんの強い要望がございまして、これは前町政のときから5年間ずっと要望されていて実現しなかったというのが現実でございます。私のほうも選挙の折にも、それは当然皆さんの御要望にお応えして、地域の活性化のために必要があろうというようにお答えをしてまいりました。就任してまいりまして、それをどうするかということでいろいろ考えたんですけれど、あそこは今、松田課長のほうから申しましたように、とりあえず500平米お借りをいたします。あそこ3,000平米の土地がございまして、改良区の役員さん、理事長ともお話ししたときに、みんなが使ってもろうてもいいよというようなお話も頂戴しております。あそこ御存じのように、丸山遺跡でありますとかいろんな観光の拠点にもなるような場所でございます。何よりも場所が広うございますので、車の駐車スペースもございます。ですので、もちろんトイレ、水道等は必要設備つくるんですけれど、そのときにどうしたもんかなといろいろ思案しまして、もちろん大ケヤキのところに今おっしゃったように資料館ありますけれども、あれも教育施設ということで一定資料館ということでございます。ですので、お客さんが野菜をお買いに来はるような人たちがね、たくさん来ていただいて、車もたくさんとめていただいて、そして東郷地域、歌垣も含めて観光の拠点に本当になるなという意味も込めまして、あそこにトイレ、水道、ほんで観光の案内等を拠点にしたサテライトをつくるのが一番私的にはいいのかなというふうに考えました。  公園につきましても、そこの部分で広い面積ありますので、今借りる部分と、あとプラスしたらまだ公園等の整備も可能なのでね、そういうふうに考えていったらいいんかと思っておりまして、とりあえずはそういう形で整備したらどうかなというのがことしの予算提案させていただいたような内容でございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  東地域の活性化のためにも、私何にも否定はしておりませんのでね、それはええことです。例えば水も便所もできたら、けやきの里においても加工部門もできると思いますね。加工品も売れるということで、地域全体の発展のためにはよいことだと思います。ただ、サテライトという話をね、先ほど答弁あって、ちょっと弱いというふうに感じましたからそのような質問をしたわけですけれど、もっともっと、やっぱりこれ町単費ですな、これ投資するのは。これ1,000万からなると思いますわ、水道引っ張って便所をつくったら二、三千万なると思いますよ。それだけの町の税金使って投資するんですからね、やっぱりそれだけの有効活用ということをしっかり図ってやっていただきたいという意味で質問させてもらいました。  私はもう結構です、これで。 ○委員長(大西 則宏君)  ほかに質疑はございませんか。 ○副委員長(西河  巧君)  済みません、今まで各委員がいろいろ質問しましたので、私のほうからはこの前の一般質問でもさせていただきましたけれども、交流人口の増加ということでね、観光、非常に能勢というのは大阪市内近隣、各都市部の人から見ればね、やっぱり行ってみたいというか、そういう地域というふうに聞いておりますので、もっともっとやっぱり活用し、交流人口がふえることによってね、能勢のやっぱり活性化につながってくると思いますので、さっきのてっぺんフェスティバルとか、いろんなイベント等に来られる方に対して、能勢のやっぱりいいところを宣伝していくということが大事ではないかというふうに思います。  ほんで、その中で去年からね、近畿高校駅伝でたくさんの人が来られましたわね。当日は雨でちょっと大変なことやったと思うんですけれど、あと本年、また来年度までやられるということで、たくさんの人が来られるっていうことに対してやっぱり何かもっと能勢のアピールはできないもんかなというふうに思っていましてね、淨るりシアター前でも何か物販もされていたんですけれど、なかなかそんなにっていう、競技のほうが皆さん大事なということもありましょうけれどもね、何かもうちょっとたくさんの人が来られるんでね、アピールができないかなというふうに思っているとこなんですけれど、その辺、課長、どう今後、何かいい案があれば教えていただきたいなと。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  昨年行いました駅伝大会なんですが、おっしゃるように大勢の方が来られて、目的は駅伝であって、駅伝を見るお客様であっても、せっかく能勢に入られるんですから、能勢のPRいうことは、これは絶対的に必要であると思っております。  昨年に関しましては、ちょっと細かい話になるんですけれど、オープニングで浄瑠璃をやらせていただいたりとか、それとおっしゃっています淨るりシアター広場前では観光のガイドさんにお願いしまして観光の案内ブースを設けたんですけれど、なかなか目立たなかったいうのもありますし、そこにわんさか人が来たというのもないですので、そのイメージを持ってあれだけのお客様が来られるわけですから、今年につきまして、来年度につきましては、もう少し形を変えるというか、バージョンアップするといいますか、そういうなんは必要であると感じております。 ○副委員長(西河  巧君)  ぜひともそういう方にもね、能勢のよさを、能勢の魅力を感じてもらえるような何かね、していただきたいなというふうに思います。  あと、ハイキングとか、交流人口をふやすためにね、前にもお伺いしましたけれど、ハイキングの人のトイレとかね、そういう、あと遊歩道を大阪府がつくっている部分もあるんですけれど、今かなり荒廃しているように思われるんですけれども、その辺もうちょっと活用していけばね、たくさんの方が、都会の人はやっぱりこういう自然の中というのをね、今、森林浴であるとか山歩き、また体力増進のためにということで来られる方が多くあると思うんですけれども、その辺もっともっと来ていただければ地域にお金を落としていただけるんではないかというふうに思っているんですけれど、その辺何か考えはございますでしょうか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  おっしゃっていますように、ハイカーのお客さん、かなり入られております。ほんで、別にハイカーの方が悪いと言っているわけではないんですけれど、非常に実際、能勢町にお金を落としていただくと、ちょっと俗っぽい言い方するんで、いうことまではあんまりつながっていないなというのが、これは私の正直な気持ちでして、来られる方はお弁当持って来られてやって、極端に言えばごみだけほられてみたいなんもいらっしゃいますんで、そこはでも入ってこられる、即応的な話と一緒になるんですけれど、一つのこれも入ってこられるいうのはマーケットになりますので、何かそこら辺の仕掛けは何とか考えられないかなということで原課では話はずっとしております。  それと、おっしゃったのは環状自然歩道とかのルートをおっしゃっているんだと思うんですけれど、私も何十年かぶりに剣尾山登ったとか、あそこら辺歩いたりもして実際に見ているんですけれど、能勢町関係ないと言っているわけではないですけれど、大阪府が管理しているものですので、例えばクレームはうちに入りまして、それを実際に見に行ってと。ほんでそれを大阪府に連絡してみたいな感じで、そこら辺は連携とってやっております。また、広大なところですので一度にいかないというのは実際あるんですけれど、そこは大阪府と連携して、あくまでも観光施設でもあるわけですから、今後そういうなんにも注意深くしていきたいと思います。以上でございます。 ○副委員長(西河  巧君)  あと、観光ガイドの方が今何名ぐらいおられるんでしょうかね。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  今現在、観光ガイドの会員が14人いらっしゃいます。それでプラス顧問が1人ということで、合計15名で構成されております。 ○副委員長(西河  巧君)  能勢町非常に広い地域でありましてね、観光ガイドの人のやっぱりこれから新しい人もふやしていく必要があるんではないかというふうに思うんですけれども、その辺についてお考えはどういうお考えを持っておられますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  おっしゃっていますように、その14名の構成のメンバーの中で全てを網羅する、史跡にお得意な方いらっしゃいますし、歴史にお得意の方とかいらっしゃいますので、そういうところと今のニーズの高まりでありますとか考えますと、非常に少ないです。ほんで、その中で募集をうちのほうと連携をしましてしたこともあるんですけれど、なかなか人が集まらないというのが現状でして、ところもあります。ほんで、背景にはやっぱり案内をされるのは土曜日、日曜日とかいうのもあったり、平日もございますけれど、その中でそういうところでも規制されたりという関係もありますので、なかなかボランティアとして集まられるというのは、そういうなん募ったときもあるんですけれど集まらないというところが現状でございます。  ただ、これも毎回ガイドの会さんのほうも高齢化しているというのもありますので、積極的に若い人たちがそういうふうなんに入っていただければというふうには考えているところでございます。 ○副委員長(西河  巧君)  できるだけね、そういう方がふえるようにやっぱりアピールもしていただきたいなと。募集はしておられるということでもなかなかね、やっぱり何かボランティアをやりたいという方もたくさん話は聞くんですけれど、実際何をしたらいいかという、時間とかいろんな、観光ガイドいうてもいきなりできないと思うんでね、その辺やっぱり今のメンバーの人についていきながら自分も勉強していかなというふうな部分もあると思うんで、その辺のところをね、やっぱりだんだんだんだんそういう人がふえてくる、能勢に来られる方がふえてそういうガイドをしてほしいという方がふえてきたらね、やっぱりもっともっとそういう人数は要ってくるんではないかというふうに思いますので、またよろしくお願いします。  今までいろいろね、各委員から質問がありましたけれども、やっぱり能勢の活性化のためには観光というのは非常に大事なことやと思いますんで、ぜひともみんなが来て能勢のよさを知ってもらえるようなやっぱり仕掛けをね、ほんで能勢にお金を落としていただけるようなシステムというかね、何がそういうものをつくっていただければいうふうに思いますので、よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(大西 則宏君)  他に質疑はございませんか。 ○委員(長尾 義和君)  端的にお聞きしていきます。  まず、予算委員会ですので歳入のところをちょっと1点お聞きしたいと思います。  会館使用料でホール使用料、大ホールのほうですね。これが一応決算見込みを想定して予算組み、一般使用で81万6,000円計上されておるわけなんですけれどね、例えばこれ平成28年度の当初でしたら98万7,000円計上されていたわけですね。結構ほかの使用料に比べたら大きな減少になっておるわけなんですけれども、この大ホールの一般使用いうのがここまで落ちるいうのは何、1事業がなかったらこれぐらい落ちるんかもわかりませんけれども、どういう要因であるのかいう点だけお聞かせいただきたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  平成29年度のホールの使用料の減少の一番の要因は、前年度は駅伝大会を見込んでおりまして、教育委員会と進めていた中でオープニングも淨るりシアターで行うと、ほんで閉会式も行うというところを見込んでおりましたのがありまして、御存じのようにオープニングは学校でやりましたのでそれが見込めなくなったというのが一番大きな要因でございます。 ○委員(長尾 義和君)  次に、公用使用料なんですけれどもね、これについても約8万円の減少になっておるんですけれど、これは恐らくジョイント公演ありますね。事務局が、言うたら郷土芸能保存会の事務局が観光文化課の所管になったので自主事業扱いになったので、その分が要らんことになったというような意味合いと思うんですけれどね、これは勝手に解釈しているんですけれども、それ以外の何か要因があんのやったらお聞かせいただきたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  議長おっしゃっていますジョイント公演というのは、もとから公用のほうには含んではおりませんで、団体のことですので一般のほうに含んでいた経過はあるんですが、公用のほうの積算については、当初予算を組みますときにこれはメールで各課に照会をかけまして、来年度どういう使い方をしますかというふうな調査、照会をいたしまして、それで積算しているものでございます。 ○委員(長尾 義和君)  聞きましたら、ジョイント公演の分については先ほどの駅伝大会とかにまた加わるということでいいわけですね、一般使用が減るということで。     〔「はい」の声あり〕 ○委員(長尾 義和君)  そういうことですね、はい。それで、今のジョイントに関連づけしてなんですけれども、ここで浄るり公演事業ですね。ここでこれまでから全体で166万ということで推移してきているんですけれども、この金額自体がやはり大変窮屈になっておる。今も言いましたように郷土芸能保存会の事務局が観光文化課の所管になったということで、ホールの使用料いうのが自主事業扱いになって要らなくなったということで、その経費がほかの費用に充てられるということで何とか事業を実施できてきたということなんですけれども、事務局が動くことによってそういうふうな経費も捻出できるということなんですけれども、絶対的にはやはり足らないような状況になっておるわけですね。これ、町長、郷土芸能保存会の会長ですしね、私、今副会長の立場ですけれど、その辺でね、やはり大変窮屈な事業でやっているわけですね。この辺のことについて、全体的なこと言いますと、保存会の補助金でいいましたら大阪府からの補助金も今10万ですしね、この辺についてもやはり大阪府のそういう指定文化財のそういう指定も受けているのに補助金がどんどんやっぱり減少されてきているというようなことも一定あるかもわかりませんけれども、この辺のやはり事業予算の考え方ですね、大変やるのは窮屈な思いをしております。今後そういうような拡大をしていくいうのはかなり全体的な枠の中でしんどいんですけれどもね、お考えお聞かせいただけましたら。 ○町長(上森 一成君)  副会長からの御質問でございまして、私も存じておりまして、保存会のほうでも去年は寄附をね、募っていただいたり、御努力をいただいておるということは十分存じておりまして、町のほうの浄瑠璃でいいますと、人形浄瑠璃の実行委員会のほうにも千何百万の支出もしております。それに比して確かに数字も少のうございますので、今議員から御指摘いただいた大阪府の補助につきましても、保存会のほうの顧問にも府会の先生も入っていただいておりますので、その辺は補助金の要望もぜひしてまいりたいと思っております。  この中の今の事業費につきましては、原課とも調整して精査して、必要な分についてはちょっと検討して、増額も検討できたらと思っております。ただ、ほかの事業もございますのでね、ここだけ突出するというわけにいきませんので、よく申しておりますように集中と選択という観点から見てまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員(長尾 義和君)  検討していただけるということで、それは非常にありがたいことです。  先ほど答弁の中で28年度の民間の事業所に協賛金を募って、これ賛否両論あったんですけれども、その経費につきましてはね、これ別にジョイントの公演事業に新たな語りに対してのそういう言うたら練習の費用とか、そういうものに充てるいうことが目的ですので、従来のジョイント公演に係る経費とはまた別の方向でやっていましたので、その辺はちょっとそういうことで御理解いただいていると思いますけれども、そういうことでございますのでよろしくお願いいたします。  それと、ちょっと前後しましたけれども、人形浄瑠璃の創造発信事業で、これ小・中学校の郷土芸能部の設立ですね、これ28年度に具体的な動きがあったと思うんですけれども、それとあわせて今、阪大のほうで人形浄瑠璃のサークル設立に向けた取り組み、これ28年度もこういうような表現になっておったんですけれどね、この辺の今進んでおるのか、そういう話は持っていっているんですけれども今の進行状況ですね、小・中学校の状況と阪大の状況をお聞かせいただけたらありがたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  まず最初に、小・中学校の郷土芸能部の設立でございますが、これは両校長と教頭ともお話をさせてもらっておりまして、もう2年前からずっと進めておりまして、今年度ですね、昨年は総合学習の中で6年生が浄瑠璃を行いました。これは文化祭といいますか、そこで発表いたしたんですが、一つ学校の中で親しんでもらう、実際にやることによってみんなが楽しんでもらうという仕掛けをしようということで、今年度はそういうことをさせていただきました。  それと、大阪大学なんですが、これも今年度につきましては能勢の浄瑠璃なり鹿角座なりを知ってもらうということで、大阪大学の文学部研究科、その中の演劇学科というのがありまして、演劇を中心に研究されている教授なり生徒さんと一緒に組みまして講演、これは学内の学生も対象とした、近隣の一般の方も入られるということで講演会形式でやらせていただきまして、合計3回やらせていただきました。1回目がその教授を中心に現代演劇と古典芸能ということで講義をやられたのと、2回目が元文楽の竹本住大夫師匠に来ていただきましてお話をしていただいたと。それと3回目は、これも同じく文楽の人形遣いの桐竹勘十郎さんに来ていただきまして、教授と学生ですね、それが対談形式で講義を行ったというふうなのをやっております。ほんで、この背景には、この補助事業であります一般財団法人地域創造の補助事業が28年度から30年度まで3カ年続きます。これは内定をいただいております。その中の28年度の始まりでステップでそういう形でさせていただきました。それで、2年目の29年度はまたそれを進化させた形で、地元の小・中学校もそうですし、阪大でも何か仕掛けを行っていくと。それと、30年度に今の計画では具体的に設立なりを目指していきたいというふうな、一応3カ年計画で今の段階で思っております。以上でございます。 ○委員(長尾 義和君)  状況はわかりました。特に小・中学校いうところでは前々からそういう話も出ておりますので、また今、淨るりシアターのほうでワークショップで子供浄瑠璃ということもやられていますので、その辺の児童生徒のほうが小・中学校でもやっぱり牽引していくような役目果たして、何とかそういう郷土芸能クラブの設立いうのが実現できたらいいと思いますので、継続していただきたいというふうに思います。  それと、これも先ほどから出ておりますけれども、観光看板ですね、リニューアル、これもう全面改修されるわけですね。全面ではない。例えば表面傷んでいるところを修復していうことですか、その程度ですか、はい。  それと、下田交差点のところに、あれライオンズクラブでしたかな、表示看板があって、その看板の横にお浄とるりりんでしたかな、あれがひっついているのは、あれは観光協会がされたわけですか。何かね、見ていたら、私だけかわからないんですけれど、2人いてるんですけれども、1人の顔は見えんのやけれど1人は向こう向いているいうようなことなっているんやけれど、何かようわかりにくいんですね。あれはあれでいいんかわかりませんけれど、何かもうちょっとああいうキャラクターでやられているんやったらもっとはっきりわかるようにできたらいいんちゃうかという思いを持っているんですけれど、これ私だけかもわかりませんけれども、そんな意見聞かれたことありませんか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  下田の交差点の看板は、あれはライオンズクラブさんのもともとの看板がありまして、ライオンズクラブと能勢町観光協会が共催でやらせていただいて新しくリニューアルしたという経過でございます。それで、標語も募集をいたしまして決まったわけなんですが、おっしゃっています2人のキャラクターが北向きと南向きにのぞいておると。ほんで、これも観光協会の中で話をした話なんですが、片一方、北向きだけでしか顔見えないのもどうやろうと、ほんで南向きでも見えないのどうなんやろうという話の中で、ちょっと立体的に持たせて、片一方の顔はどっちから来るのが見えるというふうなのもおもしろいのじゃないかなというところの話の中でああいう形になった経過はあるんですけれど、ただ、おっしゃっていますように、もっと大きくとか、もっと目立つようにというのは、今計画にはないんですが、次の段階でもしあるとすれば、またそういうようなのも検討していきたいと思います。 ○委員(長尾 義和君)  ライオンズの会員さん、また観光協会の会員さんも多数この中にもおられる中であれですけれども、そういう町は直接関係のないことですけれども、ちょっと私だけかもわかりませんけれどということで言わさせていただきましたので、またそういうリニューアルのことが出てきましたら、そういうようなことも思い出していただいたらありがたいと思います。  それと、先ほどからも出ておった淨るりシアターのシャワートイレの関係ですね。これ27年度の加速化交付金で申請したけれどそれはだめでした。実質の話ししたら、こういう事業は、言うたら単費でやりなさいよというような意味合いやったと思います。それで、29年度の当初予算編成に当たっても何かそういう助成事業がないかということでいろいろ検討されたけれども、そういう助成制度は見つからない。ということは、本当にこれ単費でもやらなあかんのちゃうかなと。  例えばですよ、まだ振興補助制度とか、例えば特別交付税もありますね、こういう特殊財政需要いうようなことで特交いうのはなかなか、ついているかついてへんかいうのはわかりにくいですけれど、例えば振興補助とかそういう施設整備補助ですね、こういうようなことも事前にこういう事業をやりたいですので何とか補助つけてもらえませんかというような動きとられたら話できるんではないかというふうに思うんですけれどね、やはり利用者からの要望いうのが結構多いということですので、本当にやるんやったら早いことやったほうがいいと思いますので、その辺の事業補助ですね、ちょっと検討してもらったらどうかと思いますけれども、いかがですか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  加速化交付金の話もさせていただいたんですが、大阪府のほうが宿泊税を取りまして、10億円規模、10億9,000万ですか、規模で大阪府の予算をしておりまして、その中で実際に補助事業的なものも出てまいっております。それで、そういうふうなのはいろいろ調べて何かにひっかからへんかなとは思っておるんですが、ハード整備の単費で補助金をくれるいうのは、これは皆無に等しいです。何かソフトと抱き合わせて、こういうなんをして、その中のトイレ改修なりトイレをつくるということのところはなきにしもあらずなんですけれど、非常にハードの整備するとか何かというのは時節柄もあるんでしょうけれど非常になかなかないというのが現状でして、議長がおっしゃいますようにそれは私も単費でぐらいの勢いでしなければいけないというのは、それもお客様の御意見とかも聞いて思っております。そういう気持ちではいてますので、はい、よろしくお願いします。 ○委員(長尾 義和君)  ですから、大阪府の振興補助なんかでしたら、これ施設整備補助の対象ですのでね、そういう事業に持っていかれたほうが早いん違うかなと思いますので、またこれ財政部局ともいろいろ検討していただきたいというふうに思います。  これも先ほどからも出ておった観光案内サテライトのことですけれどもね、あっこの3反のうちの500平方メートルをお借りするということですけれども、これは契約上有償か無償かいう、その辺のことは話しされていますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  これは無償でお借りするということで調整をいたしております。 ○委員(長尾 義和君)  今後のスケジュールなんですけれどもね、平成29年度に測量設計業務ですね、これを委託するということで、測量するいうても、そんなんもう簡単にできるところやと思いますねんけれどね、あと設計の部分いうのは例えば建築の設計いうようなことも考えられていますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  ここの予算上に示させていただいております細節ですね、これ測量設計等業務委託料ということで名目上はなっていますけれど、測量というのは考えておりません。細目上の名称がこういうことであるということで御理解をお願いします。基本的に設計をやっていくというところで、時期的なんですけれど、この設計に関しましても新年度に入りましたら即効で進めさせていただいて、その形が決まりましたらまた補正とかで対応させていただくことになるのかなと今現在思っているところでございます。 ○委員(長尾 義和君)  建築設計やいうことで解釈したらいいわけですね。それが固まってきましたら入札の段階までに補正、建築費の予算補正いうことですね。  それで、これは当然公共施設の扱いになりますね。この辺の観光案内サテライトの名称がどうなるは別としましてね、管理設置条例をつくっていかないかんと思うんですけれども、その辺のスケジュール的なこともあわせてお答えできますか。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  サテライトの案内所を公の施設と位置づけるのであれば当然条例が必要になってきますので、それもあわせて条例も上程してお願いしていくことになってまいります。 ○委員(長尾 義和君)  これは公の施設としての位置づけということになるわけですね。先日の全員協議会でも公共施設等総合管理計画で、これは言うたら公共施設を、どないいうかな、人口減少に伴ってそういう需要が少なくなっているところは見直していこうということで、こういう観光面については今後充実していかないかんという意味合いで設置していくいうのは理解できます。先ほどけやきの里と資料館ですね、この辺との関係のことも言われていたんですけれども、けやき資料館いうのは、これいうたら教育財産ですよね。ですから、こっちはまた違う目的ですので、それはそれ、はっきりやっぱりすみ分けしておいたほうが説明ややこしくならんというふうに思いますので、その辺はそういう理屈でよろしいんですね。教育財産と、あれは今の観光の財産という、そういうすみ分けで考えておられるということで解釈させてもろうてよろしいですね。はい。では、もう答弁はそれはよろしいです。  それと、もう最後ですけれど、能勢の郷ですね。これ昨年の9月に設置条例制定されまして、2年以内に具体化していくということですけれども、今必要な管理はされておるわけなんですけれども、実際何に使うかいうのは、これは町のほうで決められて、先ほど指定管理がふさわしいというようなことを言われておるんですけれども、指定管理した相手方に好きなように使ってくださいというようなことを考えておられるのか、ある程度設置条例にふさわしいような事業形態を考えられて指定管理出されるのか、その辺のところを教えていただきたいと思います。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  能勢の郷の事業内容で指定管理を出していく方向になるだろうなというところでお話しさせていただいたんですけれども、おっしゃるように当然指定管理になって何をやっていただいてもええと、それは全く思っておりません。あくまでも自然公園としての活用と、それと民間活力を活用しました自主事業の実施というところで、それは当然条件も出しますし、何も指定管理したから好きなようにというふうには考えておりませんので、それはともに町の施設なので、そこら辺は指定管理を出したといえども連携を図ってやっていくというのは考えております。 ○委員(長尾 義和君)  能勢の郷の設置条例は、これも施行されていますね。これいつから施行されています。 ○委員長(大西 則宏君)  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 0時16分               再開 午後 0時16分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  会議を再開します。 ○観光文化課長(松田 正弘君)  昨年9月にお認めいただきまして、能勢の郷に関する条例ということで、その附則のところで、この条例は規則で定める日から施行するというふうな位置づけをしておりますので、実際規則はございませんので、今そういう状態になっております。 ○委員(長尾 義和君)  やっぱり規則はないということですね。ですから、施行期日はないということですね、施行されていないということですね。  それと、条例の3条で詳細な感じですね、施行に際し必要な事項は町長が別に定めるということになっておるんですけれどね、ですからその辺もまだ手つかずな状態であるというふうに解釈してよろしいですか。条例制定されてから可決されてから半年経過しますのでね、その辺のところでやはり速やかにそういうことは手続上踏んでいかんと、やはりこれから先、指定管理するに当たっても、施行されていない公の施設をいうのもちょっとやっぱりおかしいんちゃうかなというふうに思いますので、速やかなやっぱり手続、詳細を考えていかれるべきやというように私思いますので、これも意見として申し上げておきます。 ○委員長(大西 則宏君)  これで観光文化関係を終わります。  しばらく休憩いたします。再開は13時20分といたします。      ──────────────────────────────               休憩 午後 0時18分               再開 午後 1時20分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  それでは、会議を再開します。  次に、環境創造部地域振興課関係について説明を求めるわけでございますけれども、先ほども申し上げました。これから質疑を行うわけでございますが、また委員の皆様、質疑の中で町に対する要望や提言、また御自身の考え等を意見としておっしゃっていただくことにつきましては、そのこと自体を否定するものじゃなく、忌憚なくおっしゃっていただいたらよいと考えますが、今から行いますのはあくまで質疑でございます。質疑の部分と意見の部分を明確に区分していただいた上で、それぞれ端的に御発言いただくようにお願いいたします。  それと、理事者側におかれましても、各委員からの端的な質疑に対しまして、的確かつ明快に御答弁いただきますようお願いいたします。  では、お願いいたします。 ○環境創造部長(福原 仁樹君)  それでは、地域振興課の関係につきましての予算、詳細について説明をさせていただきたいと思いますが、当課におきましては、産業振興係関係、それから美化衛生の関係ということで2係ございます。それぞれ産業振興におきましては新規就農者の支援給付ですとか多面的機能支払いの交付金事業ですとか、また改良区、あるいは森林整備、里山に関する支援、農作物への獣害対策に要する経費等の計上をしておるところでございます。また一方、美化衛生の関係におきましては、ごみ収集の事業、また猪名川上流、あるいは豊能郡施設組合、それぞれの負担金をこちらから出しております。また、火葬場の運営経費として28年の4月からスタートしておるんですけれども、2年目ということで精査をした金額の計上をさせていただいたところでございます。歳入におきましては3,789万5,000円、対前年度比13.0%の減、また歳出におきましては3億3,421万3,000円ということで7.2%の減となっております。これは火葬場の工事費、当然これ減をしたというところが一番大きな原因であるというふうに思います。  それでは、説明資料を中心になると思いますけれども、詳細につきまして担当課長より御説明申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  それでは、地域振興課所管の平成29年の予算について御説明いたします。よろしくお願いいたします。  それでは……。 ○委員長(大西 則宏君)  課長、座っていただいて結構です。 ○地域振興課長(前田 博之君)  はい。  部長からもちょっと説明がありましたけれども、予算説明資料を中心に説明させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  予算説明資料103ページをお願いいたします。地域振興課所管の歳入につきまして、本年度歳入予算額3,789万5,000円、対前年度567万6,000円、13%の減でございます。減の主な理由といたしまして、農林水産業費府補助金の新規就農者確保事業費、府補助金300万円の減、森林整備地域活動支援事業費交付金108万5,000円の減、また環境基金繰入金160万円の減が主な要因でございます。
     予算説明資料104ページ、105ページをお願いいたします。105ページの合計欄でございます。本年度予算額5億6,021万4,000円、対前年度8,666万2,000円、13.4%の減でございます。減の主な要因といたしまして、予算説明資料104ページの環境衛生費、美化推進事業費、不法投棄監視カメラ購入終了に伴いまして155万4,000円の減、杉原火葬場解体撤去事業終了に伴いまして904万3,000円の皆減でございます。それと、塵芥処理費、ごみ収集事業費、回収車両の見直しによりまして278万2,000円の減、農林水産業費、青年就農給付金事業費につきまして2名が給付終了となり、300万円の減でございます。  105ページをお願いいたします。農地費、土地改修区事業費、災害復旧におきましては災害復旧工事完了により654万8,000円の減となっております。林業振興費、森林資源循環利用促進事業費200万円、また商工振興費、ニュービジネス創生事業費120万円につきましては、事業内容について再度検討を行いまして事業を終了しております。以上が主な原因でございます。  歳入予算でございます。予算説明資料106ページ、予算書28ページ、29ページをお願いいたします。款14使用料及び手数料、項1使用料、目3衛生使用料、節1環境衛生使用料、細節1火葬場使用料につきましては、本年度予算額385万8,000円、対前年度68万8,000円、21.7%の増でございます。見込み数につきましては、火葬件数130件、260万円、多目的室使用料と告別室使用料を9件見込んでおります。霊安室使用料は1件、それ合わせまして65万8,000円を計上しております。動物火葬におきましては、個別、集団火葬を60件を見込み、60万円を見込んでおります。  その下でございます。予算書は30、31ページでございます。細節3家庭ごみ収集運搬手数料でございます。本年度予算額249万円、対前年度28万5,000円、12.9%の増でございます。これは販売実績による手数料の増でございます。  予算説明資料107ページをお願いいたします。細節2飼犬登録等手数料につきましては、本年度予算額113万9,000円、対前年度23万2,000円、17%の減でございます。飼犬登録手数料の減によるものでございます。  その下の新規就農者確保事業費補助金につきましては、細節で御説明させていただきます。  その次に、府支出金でございます。予算書は36ページ、37ページをお願いいたします。款16府支出金、項2府補助金、目4農林水産業費府補助金、節2農業振興費府補助金、細節9環境保全型農業直接支払事業費補助金につきましては、本年度予算額60万円、前年度と同じでございます。  予算説明資料108ページをお願いいたします。予算書36ページ、37ページでございます。款16府支出金、項2府補助金、目4農林水産業費府補助金、節2農業振興費府補助金、細節10多面的機能支払交付金につきましては、本年度予算額1,223万9,000円、対前年度68万3,000円、5.3%の減でございます。  その下でございます。予算書は42ページ、43ページ、繰入金でございます。款19繰入金、項1基金繰入金、目5環境基金繰入金、節1環境基金繰入金、細節1環境基金繰入金につきましては、本年度予算額360万円、対前年度160万円、30.8%の減でございます。360万円の繰り入れを行いまして、資源集団回収事業費、環境フォーラム運営費、ごみステーション対策費、生ごみ堆肥化事業費に充当するものでございます。  次に、歳出でございます。予算説明資料109ページをお願いいたします。予算書82ページ、83ページでございます。款4衛生費、項1保健衛生費、目4環境衛生費、事業2環境対策検討委員会費、本年度予算額38万8,000円、対前年度1万9,000円、5.1%の増でございます。環境対策委員会委員報酬12名分を計上しております。平成28年度におきましては、ごみ処理基本計画「のせのかんきょう」を作成いたしております。  その下でございます。予算書は82ページ、83ページ、84、85ページでございます。事業3火葬業務費でございます。本年度予算額1,266万5,000円、対前年度131万6,000円の増、11.6%の増でございます。主な要因といたしまして、光熱費の電気代が主な要因でございます。町営斎場運営費を計上しております。主な歳出といたしまして、光熱費238万2,000円、火葬業務委託料468万円、施設点検委託料175万6,000円、環境測定委託料45万2,000円を計上しております。  ちなみに、平成29年度2月までの利用状況でございますが、29年2月末までで亡くなられた方が125人おられまして、町営火葬場での火葬件数は100件、利用率は80%でございました。ちなみに、27年度、杉原火葬場の利用率は58%でございました。また、動物火葬におきましては18件、動物集団火葬におきましては27件、計45件を受け付けております。また、告別式、告別室、多目的室使用の件数につきましては7件でございました。  次に、予算説明資料110ページをお願いいたします。予算書は82ページ、83ページ、84、85ページでございます。款衛生費、項1保健衛生費、目4環境衛生費、事業8環境フォーラム運営費、本年度予算額97万8,000円の予算を計上しております。昨年度の環境フォーラム来場者は累計でございますが、1,300人の来場がございました。  次に、予算説明資料111ページをお願いいたします。予算書86、87ページをお願いいたします。款4衛生費、項2清掃費、目1清掃総務費、事業3豊能郡環境施設組合費、本年度予算額1,460万1,000円、対前年度259万7,000円、21.6%の増でございます。増の理由といたしまして、特別委員会に関する経費、施設組合敷地法面工事によるものでございます。  その下でございます。事業4猪名川上流広域ごみ処理施設組合費、本年度予算額1億5,981万2,000円、対前年度91万9,000円、0.6%の減でございます。国崎クリーンセンターの運営に係る経費負担分でございます。  次に、予算説明資料112ページをお願いいたします。予算書は86、87ページでございます。款4衛生費、項2清掃費、目2塵芥処理費、事業3ごみ収集事業費、本年度予算額7,541万6,000円、対前年度279万円、3.6%の減でございます。減の理由といたしまして、収集車両の見直しによる減でございます。ごみ収集に要する費用を計上しております。主なものといたしまして、一般廃棄物処理業者に対する委託料7,526万7,000円でございます。  その下でございます。款4衛生費、項2清掃費、目2塵芥処理費、事業4ごみ有料化事業費、本年度予算額167万7,000円、対前年度13万円、7.2%の減でございます。ごみ減量化促進とごみ資源化推進を図ることを目的とし、ごみの区分に応じて収集費用の有料化を行う目的といたしまして、無料処理券配付業務委託料33万8,000円、ごみ処理券作成等委託料111万9,000円を計上しております。  予算説明資料113ページをお願いいたします。予算書は91ページ、93ページでございます。款5農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、事業2青年就農給付金事業費、本年度予算額150万円、対前年度300万円、66.7%の減でございます。減の理由といたしまして、平成28年度までは3名に給付しておりましたが、そのうち2名が平成28年度末をもって給付満了となるため、給付金300万円の減でございます。  その下でございます。事業5能勢栗振興事業費、本年度予算額61万3,000円、対前年度1万6,000円、2.5%の減でございます。銀寄ブランドの継承並びに生産増を目指し、能勢栗振興会と共催し、栽培技術講習会の開催、銀寄原木保存事業を行います。主な歳出といたしまして、能勢栗振興会負担金10万4,000円、栗苗木購入補助金42万円でございます。平成28年度の実績といたしまして、栽培講習会を3回を実施しております。苗木の購入補助につきましては161件、1,850本に対しての購入補助を行ってきております。  予算説明資料114ページをお願いいたします。予算書は92ページ、93ページでございます。款5農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、事業6農産物出荷推進事業費、本年度予算額54万9,000円、対前年度7万7,000円、12.3%の減でございます。主な歳出といたしましては、農業資材購入支援補助金50万円でございます。平成28年度の実績につきましては、倉垣地区で1,836平米、野間中地域で180平米のパイプハウスの補助、合計いたしまして2,016平米でございます。  その下、事業7獣害対策事業費、予算書は92、93ページでございます。本年度予算額661万5,000円、対前年度4万6,000円、0.7%の減でございます。主な歳出といたしまして、有害鳥獣個体処分委託料を200万円、有害鳥獣捕獲報償が25万円、その他手数料、アライグマの処理手数料ですけれども、14万8,000円、アライグマ搬送委託料42万7,000円、有害捕獲活動事業補助金といたしまして150万円、獣害防止事業補助金として370万円でございます。  平成29年2月末の実績でございますけれども、有害鳥獣個体処分、猪名川の動物霊園での処分ですけれども、鹿62頭、イノシシ2頭、64頭の個体処分を行っております。そして有害では鹿が125頭、イノシシ89頭、死獣、鹿が65頭、イノシシ6頭、第三者におきましては鹿が76頭、イノシシはゼロ頭でございます。合計といたしまして、鹿266頭、イノシシ99頭の実績が上がっております。それとあと、アライグマにつきましては41頭、ヌートリアにつきましては10頭でございます。  次に、予算説明資料115ページをお願いいたします。予算書は92、93ページでございます。款5農林水産業費、項1農業費、目5農地費、事業3土地改良区事業費、本年度予算額1,339万2,000円、対前年度654万8,000円、32.8%の減でございます。減の理由といたしまして、災害復旧事業費の補助金の減によるものでございます。  予算説明資料116ページをお願いいたします。事業4多面的機能支払交付金事業費、本年度予算額1,632万円、対前年度91万円、5.3%の減でございます。農地・水・環境の良好な農村環境の形成に向けた地域での共同活動に対して支援を行っております。  予算説明資料117ページ、予算書は94ページ、95ページをお願いいたします。款5農林水産業費、項2林業費、目1林業振興費、事業4森林整備事業費、本年度予算額318万9,000円、対前年度108万5,000円、25.4%の減でございます。主な歳出といたしまして、森林整備事業補助金63万4,000円、路網整備事業補助金255万5,000円、森林整備地域活動支援交付金100万円でございます。  その下でございます。事業7里山再生事業費、本年度予算額179万3,000円を計上しております。主な歳出といたしまして、里山再生事業補助金50万円、獣害防止緩衝地帯整備補助金100万円でございます。平成28年度の獣害防止緩衝地帯の事業につきましての実績でございますけれども、野間稲地で0.13ヘクタール、柏原で0.42ヘクタール、合わせて0.55ヘクタールの整備を行いました。  地域振興課の所管の説明は以上でございます。御審議賜り、御可決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(大西 則宏君)  以上、説明が終わりました。  これから質疑を行います。質疑は一問一答方式で行います。  それでは、質疑のある方。 ○委員(長尾 義信君)  それでは、よろしくお願いいたします。  予算説明資料を中心にまたお聞きをしたいと思いますが、まずというかですね、町営の火葬場ですね、こっちをちょっとメーンにお聞きをしたいと思いますが、106ページの上段、歳入のところでございますけれども、中ほどに主な増減理由としましては、動物の単独の火葬実施件数の増によるという形で記入いただいていますが、これ平成28年度の実績をお聞きしました、18ですかね、お聞きしたんですけれども、これは例えば単独というか、しっかりちょっと確認はできなかったので、もう一度平成28年の単独、それから集合ですね、そのあたりをお教え願いたいと思います。 ○地域振興課長(前田 博之君)  動物火葬の個別と集団の件数について説明させていただきます。  動物の個別火葬におきましては18件、動物の集団火葬におきましては27件、計45件でございます。 ○委員(長尾 義信君)  ということでございましたらですね、平成29年度に関しては18件が30、単独でしたら30、ほんで集団のほうが27件を30と、そういうふうに見込んでおるわけですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  今、議員御質問のとおりでございます。 ○委員(長尾 義信君)  そしたらですね、この27件というのは集団火葬ということでございますが、これはある程度の動物の数が集まったらということですが、これはどのあたりで調整されているかお聞きします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  動物集団火葬の火葬時期というところですけれども、大体3頭から4頭集まったときに人体の火葬がない時期を見まして行っております。以上でございます。 ○委員(長尾 義信君)  そしたらですね、例えばですよ、集団火葬ということで、単独がなかなかなかった、集団火葬で、例えばある期間ずっとないと。ほんで、それは例えば動物自体はどの間までそれを確保するというか、保管しておるんですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  大体1カ月をめどにしております。そこで1カ月の間で1体とかしかない場合におきましては、その2カ月目まで待って、3体、4体集まるまで冷蔵庫に保管しておるという状況でございます。 ○委員(長尾 義信君)  ということは、1体では集団火葬はないということなんで、1カ月も2カ月も結局2頭目があるまではそのまま保管するという、そういう理解でよろしいですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  議員御指摘のとおりでございます。 ○委員(長尾 義信君)  そうなると、例えばその所有者の方ですね、ある意味ではそれは御理解はいただいておるわけですか。期間で、例えばそんなにかかるんであれば早目にやっぱり火葬していただきたいとか、そういうことが出てくるかと思うんですが、そのあたりいかがですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  個別火葬と集団火葬の説明をしましてですね、それで集団火葬におきましては、即というかは何体か集まったときにということで説明をしております。 ○委員(長尾 義信君)  それは理解をしていただいとるということで確認をさせてもらいました。そしたら、例えばですね、その集団火葬で余り期間がかかるんであれば個人、単独でという切りかえは当然可能なわけですね。 ○地域振興課長(前田 博之君)  受け付け時において、今も申しましたけれども、個別と集団の説明をさせていただきまして、それで集合で何日間になるかわからないというところで説明をさせていただきます。そこで持ってこられた方が納得されればそれでいいんですけれども、もうちょっとその早くしてほしいということになれば個別でっていうことになるというところです。 ○委員(長尾 義信君)  わかりました。そしたらですね、人体のほうは稼働率が高くて、動物のほう、それも単体で、単独で火葬をしたいとした場合は、これは例えばどうなんですか、かなり重なった場合は。 ○地域振興課長(前田 博之君)  基本は人体が入ったときの12時出棺としますと、それを基本としてその前後、いうたら12時から出棺されて、ほんで火葬場へ持ってこられて火葬を行います。その終わった時点から後か、その持ってこられる前までに行うか、その日を外して1日遅くするとか、その辺で人体を基本としてその個別の火葬のスケジュールを入れております。 ○委員(長尾 義信君)  それについてはもう特にクレーム問題等はないですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  1件もございません。 ○委員(長尾 義信君)  今は動物愛護ね、愛玩で、非常にそういうところが多いので、何とかならんとかいうことになるかな思って、まあ、問題がないということで理解をさせていただきます。  その中でですね、109ページなんですけれどもね、の中ほどに事業内容・特徴と書いてありまして、途中ですね、火葬業務件数は人体130件で、動物個別火葬30件を見込むということでありますけれど、これは個別だし、集団はここには入ってきておらないんですけれども、このあたりは理解のほうをどうさせていただいたらいいですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  この予算説明資料109ページの中段ですね、29年度事業内容、個別火葬30件を見込むというふうに書いておりますけれども、あと集合の分も30件入っております。入っているというか、それは記載はされておりませんけれども、予算の中には個別30件、集合30件というところでございます。 ○委員(長尾 義信君)  30件、30件と、基本的には60件という、そういう形の見込みということでよろしいですね。そういう理解にさせていただきます。  今度はですね、前にもちょっとこちらのほうから提案をさせていただいておりましてですね、実は学校を例えば能勢小学校、能勢中学校、ほんで愛称はささゆり学園という形で愛称があるんですけれども、火葬場はいわばこの町営の斎場なんですけれども、今は昔と違って火葬というより皆さんで天国に行っていただけるような、そういう雰囲気の場所かなという位置づけもあるかと思うんですね。その中で、呼称というか、そういう愛称をつけられないものかなと。何々ホールとか、何々会館、呼称でしたら、例えば安らぎ会館とかね、いろいろあるとは思うんですけれども、そのあたりのちょっと提案をさせていただきたいなと思うんですけれども、そのあたりいかがでしょうか。 ○環境創造部長(福原 仁樹君)  そういう最初の段階で、実はいろんな協議をしています。ただし施設が施設でございますので、学校とかそういうみんなが集ってもらうような施設とは若干違う。その辺も含めてね、それの愛称がどうのこうのいうのはちょっといかがなもんかというとこら辺で、斎場だけに当然させてもうとんですけれども、そういう要望が高まれば、また検討はせざるを得んのかなと思うんですけれど、今のところ考えはございません。 ○委員(長尾 義信君)  町営斎場ということでは、家族葬も可能でもありますしね、そういう意味では皆さんから親しみを持ってもらうとか、そういうあれじゃなくて、やっぱり来たときに、あっ、あそこは火葬場、人体を火葬する場所だけじゃなくてですね、やはり今まで生きておられて、それを送ると。そういう意味ではそういう愛称というあれではないんですけれどね、そういう意味ではそういう会館とかホール、また名称を入れたらどうかなとは思っておるんですが、再度部長にお聞きします。 ○環境創造部長(福原 仁樹君)  これ、最初の段階でもやっぱりよその状況もいろいろ踏まえて聞いとるんですけれど、それぞれのお宅で30年に1回行くか行かんかというような施設であるというふうにも思っていますし、常日ごろから家族葬するからそこは何とかホールとか、ささゆりホールみたいな形がどうかなというのは正直ありまして、これ賛否両論あると思います。  ただ、我々はそこは特にそういう愛称をつけて親しんでもらう、あるいはそういう位置づけというところではないという判断をしてね、今こういう状態にしとるんですけれども、住民さんからそういう気持ち、状況が高まればそういうことも当然考えていかんなんのかなというふうには思いますけれど、はい。 ○委員(長尾 義信君)  わかりました。理解させてもらいます。また住民のほうからそういう声がありましたら、ぜひまた御検討をいただきたいなと思っております。ほんで、しかしながら町営とか公共のこういう施設もですね、今やはりこういう名前がついておるところもありますのでね、そういう意味ではそのあたりもまた考えていただいたらなと思っております。  次にですね、107ページの新規就農のことでお聞きをしたいと思います。平成28年度では3名対象ということで、平成29年度は1名の方が対象ということで、一番マックスのときにたしか9名ですかね、あったとは思うんですけれども、5年間を過ぎて任期満了になったらその都度終わるという制度だと思うんですけれども、まずですね、今までされていて、新規就農された、これが終わりましてね、補助が終わりまして、現状、皆さんどのように今、活躍をされておるというか、それ以降はどういう形で動いておられるか、成功事例も含めましてお教え願いたいと思います。 ○地域振興課長(前田 博之君)  初めは9名ぐらいの交付対象者がおられましたけれども、だんだん減ってきております。今回あと1人につきましても今年度で終了になってくるわけでございます。それとまた、それからの新規につきましては28年度で4名ほどの給付対象者の応募があったんですけれども、農の普及課と町の職員で面接をいたしまして、どういう気持ちとか、いろんなことがありますので、その辺で面接をしましたけれども、そこまでは至らなかったいうことでございます。  それと、また給付が終わられた方の実績でございますけれども、いろいろな方がおられまして、給付事業が終わって露地野菜とかハウスでの栽培で一生懸命頑張っておられるところでございます。また、国版の認定農業者にもなられておりまして、その辺で実績があるのかなと思っております。以上です。 ○委員(長尾 義信君)  加工場をつくっておられる方もあるし、いろいろ成功される方もあるとは聞いておりまして、またその後ですね、ぜひともいろんな支援とか、またよろしくお願いしたいと思うんですが、4名の方がおられたということでございますが、まずはその4名の方、これは町内、町外、どちらですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  町内在住者でございます。  それと、先ほど9名と言いましたが、6名の間違いでございます、済みません、失礼しました。 ○委員(長尾 義信君)  6名で了解しました。  町内の方いうことですね、はい。ほんで、前も、きのうですね、3月の定例会でも部長のほうからもちょっとありまして、お話を聞くと、なかなか本気度というのがまだ見えてこないというのもちょっと聞いておりまして、そこに支援をするまでには至っていないということなんですけれども、どのあたりまで受けるかという話もあるんですけれども、これは例えばその中に当てはまった人であれば、これは何名でも補助、支援はするんですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  その国の補助要項に当てはまれば何人でもオーケーでございます。 ○委員(長尾 義信君)  これは例えばその申し込まれた方、逆に助言として町のほうからぜひともそういう青年、40歳未満でしたかね、そういう方をぜひともどんどんふやしていきたいと。そういう意味では町のほうから、向こうから聞くんじゃない、例えば話の中で足らない分とかあるところを逆に助言を与えてあげて、もっともっとこうしていただいたらバックアップできますよとか、逆にそういう就農をどんどんどんどん支援してやっぱりいこうと、そういう町側の姿勢といいますかね、そのあたりはいかがでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  新規就農者だけでなくてね、これからの農業振興の中でそれを発展していくというところで、そこだけと違いましてね、全農業者に対して支援というか、こういうところでこういうふうにしたほうがええんやとか、また農業資機材の購入に困っておられましたら、認定農業者になられて日本政策金融公庫の借り入れもありますよとか、そういうところとか、またその内容につきまして、耕作とかの悩みにつきましては農の普及課とも相談も行けますし、農業者に対していろんな助言なりをやっておるところでございます。 ○委員(長尾 義信君)  実はですね、今まで申請されて新規就農されている方、これ町外の方がかなり多いと思うんですけれども、そんなことは、あっ、町外というか、もともと能勢におられなくて、こちらのほうに引っ越しされて、ぜひとも農業をやっていきたいという形が多いと思うんですけれども、この4名いうのはそういう方ですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  町外から能勢町に移住された方でございます。 ○委員(長尾 義信君)  今、査定されて、今回は全員だめということでございますけれども、ぜひともそういう町外から能勢に移住されて、ぜひとも農業をやっていきたいという方が今、多分ふえておると思うんですね。だから、そういう意味での推進をまた今後お願いをしたいと思うんですけれども、そのあたり、課長、いかがでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  能勢町外から新規就農者が来てもらえるのはいいんですけれども、これも国の補助交付金でございます。それもまた、それに合うような人格というか、耕作の仕方とかね、経営基盤とか、その辺がやっぱり考え方が整ってこなければ、なかなかちょっと厳しいかなと思います。この給付金が切れてたちまちっていうところもあるかと思いますけれども、その辺はうちの係のほうでフォローアップしながら4Hクラブにも入ってもらいますので、その辺で一生懸命指導とかを行っていきたいと思っております。以上です。 ○委員(長尾 義信君)  今言ったように、ぜひともこの能勢町のほうから、こういう形でやっていただけるような、そういう雰囲気も含めまして、そういうのをつくっていただきたい。4Hクラブのほうに、例えばそういうところをやっぱり紹介をして、そういうところでこういうことをすれば今後やっていけるよと、そういう意味での支援も含めて、お願いをしたいと思います。ぜひとも町外の方が、やっぱり能勢がいい場所やということで、ここで永住して農業でやっていきたいという方はよく来ておりますので、あわせて、それはまた御支援、御協力をお願いしたいなと思っておりますが、最後にもう一度、課長、よろしくお願いします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  応援というか、農業振興に関しまして思いのある人、熱意のある人はどんどん受け入れたいと思いますが、やっぱりその畑、野菜もんだけで生計が成り立つかというと、なかなか厳しいものがございますし、その辺も町外から能勢町に入ってこられて新規就農される方とも面談しまして、何回も同じことになるかもわかりませんけれども、ほんまに意欲がある人を入れて応援していきたいということでございます。 ○委員(長尾 義信君)  意欲ある方、ぜひとも応援をしていただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。  次にですね、118ページのほうに移らせていただきます。これも地域での共同活動に対しての支援ということでございますが、これ、まず平成28年度のある程度の大まかで結構ですので、実績をお教え願いたいんですが。 ○委員長(大西 則宏君)  しばらく会議を休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 2時06分               再開 午後 2時07分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  会議を再開します。  116ページのほうでお願いいたします。  会議を休憩いたします。再度質問してもうてよろしいですか。      ──────────────────────────────               休憩 午後 2時07分               再開 午後 2時07分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  会議を再開します。 ○委員(長尾 義信君)  失礼しました。次にですね、資料116ページをお願いします。その中で、これも支援ということでございますが、農地等の農村環境の形成に向けた地域での共同活動に対しての支援を行うということでございますが、まず平成28年度の実績、大まかで結構でございますので、お教え願えますか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  28年度の実績というところで、東西の割り当てでよろしいですか。西で869万6,000円、東で762万4,000円でございます。 ○委員(長尾 義信君)  金額はあれなんですけれど、中身をちょっとお教え願いたい。 ○委員長(大西 則宏君)  しばらく会議を休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 2時08分               再開 午後 2時09分      ──────────────────────────────
    ○委員長(大西 則宏君)  会議を再開します。 ○地域振興課長(前田 博之君)  この事業でございますけれども、土地改良区に委託しておりますので、その金額的にはわかるんですけれども、内容についてはちょっとわかりかねます。 ○委員長(大西 則宏君)  会議を休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 2時09分               再開 午後 2時12分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  会議を再開します。 ○委員(長尾 義信君)  そしたらですね、地域での共同活動に対しての支援ということでございますけれども、平成28年の実績をちょっとお聞きしたいと思います。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  多面的機能支払交付金に係る活動実績についての御質問でございますが、この事業につきましては旧名称が農地・水・環境保全事業ということで、昨年度より事業の名称が変わりまして、多面的機能支払交付金ということになっております。これは国からの交付金を事業主体であります土地改良区が事業実施主体となりまして、説明資料にも記載がありますとおり、国から2分の1、大阪府から4分の1、能勢町から4分の1ということで、予算の割り振りはそういう形になっております。  また、それぞれ能勢町西土地改良区管内、東土地改良区管内の実行組合を有する集落に対しまして面積割りでその金額を按分させていただきまして、土地改良区から按分していただきまして、水路の保全、補修、農道でありますとか、それから都市農村交流事業でありますとか、景観形成作物の栽培等、あらゆる農村、農地を維持、保全、管理するような活動に対しまして幅広く使っていただいている交付金でありまして、例えば日役で行われる砕石、コンクリート等の材料代、もしくはそのお弁当代とかお茶代等にも充当していただいて、地域のその日役活動に有意義に御使用いただいていることとは確認しております。 ○委員(長尾 義信君)  確認させてもらいました。わかりました。  次にですね、1件ですね、105ページなんでございますが、105ページね、この中で、皆減でニュービジネス創生事業費、これ平成29年度はなしということでございますが、これ28年度ですね、せっかくこういう事業を立ち上げてされたんですけれど、それ以降はどうなっておるのか。29年に反映されるのかどうかお聞きします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  ニュービジネス創生事業費、これはビジネスコンテストの分でございます。地方創生関係でございまして、一応当初では予算を上げておったんですけれども、事業の内容、今説明させてもらいましたけれども、精査いたしまして、事業を行わないというところでございます。  それと、29年度にまたそれを行うかというところでございますけれども、現在のところでは予定はございません。以上です。 ○委員(長尾 義信君)  28年度、この事業をされてですね、やっぱり今後、地域の雇用確保とか、そのあたりも含めてやっていくということでございますけれども、これ29年は予算がつかなかったいうことは実際は28年でやっておられてですね。 ○委員長(大西 則宏君)  会議をしばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 2時16分               再開 午後 2時17分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  会議を再開します。 ○委員(長尾 義信君)  次にですね、もう1件だけお聞きしたいと思いますが、112ページなんですが、塵芥処理費ということでございますが、課長のお話の中で、見直して約280万ですかね、279万減額になっておるということなんですが、これ何を見直したんですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  収集車両を見直しております。どういうことかといいますと、通常4トンで積算しておったパッカー車ですね、で回っていた分をちょっと道路が狭いとか、鋭角に回らなあかんので回りにくいとかいうのがありまして、2トンでの回収車で回るほうが効率的やというところで、4トンから2トンに変えておるというところがあります。それの理由でございます。 ○委員(長尾 義信君)  4トンではなかなか作業が難しいということで、2トンに変えられたということですが、まずその中で2つなんですけれども、2トンでそのごみの収集は間に合っておるのかということと、ほんでこの2トンに変えて車はどういう形で、例えば切りかえた、購入されたのも含めてですね、どういう形で、4トンみたいに、リースか何かですか。そのあたりお聞きします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  ここの収集委託料の回収車の見直しっていうのは、委託業者の分でございますので、向こうで余裕というか、車両がございますので、その辺も見て、ここは2トンで行けるやろうというところで変更を行ったところでございます。 ○委員(長尾 義信君)  ほんなら2トンになったことによって車の台数がふえるとか、そのあたりは最後、いかがですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  1回その収集車が回りますと、3回の投入までは幾らということにしておりますので、3回の投入までで大体済みますので、それで見ますと4トンよりも2トンのほうが安いので、そういうふうに見直したというところでございます。 ○委員(長尾 義信君)  見直したいうことは、作業には逆に便利になって合理的になったという、それで費用に対しては安くなったと、そういう理解でよろしいでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  議員御指摘のとおりでございます。 ○委員(長尾 義信君)  終わります。 ○委員長(大西 則宏君)  ほかに質疑ございませんか。 ○委員(中植 昭彦君)  そしたら質問をしてまいります。  青年就農給付金関係です。強い意欲を有しているところっていうのが要件になっておりますんで、45歳未満ですね。それで面接でその部分が感じられないというか、その分が難しくて給付を見送ったということなんですけれど、これっていうのはどんな基準でその意志の部分っていうのをはかるんですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  まず、経営形態、ほんで作付、作物のどういった時期に、どういうふうに、どういうものを植えていくか。ほんで150万円、交付金ですね、その使い方などを一応審査いたします。それと意欲ですね、その辺が伝わってくるというか、それで給付者になれるかなというところで面接をしておるところでございます。 ○委員(中植 昭彦君)  そうしましたら、その計画案を策定するときは町の支援等は受けれるんでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  先ほどの御質問でございますが、これ青年就農給付金事業ということで、国の要領、要項に基づいて給付される給付金でございますので、もちろんその就農計画書、出していただく書類が多々、数限りなく、かなりようけありまして、その作成については我々支援させていただくんですけれど、まず先ほど課長が申しましたとおり、その書類を書いていただいて初めて給付面談ということになるんですけれど、やはりその専門的な知識、ただ農業が好き、ただ農業に憧れてというだけではとても書けるような内容ではございませんので、我々も支援はしますけれど、その要領、要項に基づく書類がつくれるかいうところがまず第1歩、第1段階で、なかなかそこまで、言葉はあれですけれど、なかなかそこまで書類をつくる、野菜づくりに精いっぱいでなかなか書類がつくれないというのが現実で、今まで、昨年じゃあどういう営農をしてきましたか、それを書面にあらわしてくださいということになると、なかなかそれが出てこない。  期限に間に合わないいうところで、時間的な交付申請の時期に間に合わない等々の理由でなかなか対象者が見つからない。意欲ある方はいろいろおられるんですけれど、なかなかそこに至らないというふうに御理解いただきたいと思います。 ○委員(中植 昭彦君)  せっかくあるんですから、もったいないですよね、これ。実際あれだと思うんです、これ鶏と卵の話になると思うんです。やはりあれですよね、計画をつくってから動かないと、どこ向かっているのかわからなくなりますよね。ですので、僕自身はそれ違うのかなと思っています。つくるのに追われてではなくて、計画をつくってから栽培始めないとあかんと思うんですけれど、その辺のところがどういうふうな意識でおられるのかなというふうに思うんですが、その辺どんなふうに農家さんは思っていらっしゃるんですかね。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  先ほども少し申しましたけれど、新規就農者の方、特に能勢の場合は町外から移住される方、もしくは町外に住みながら能勢で土地を新たに借りられて営農される方が非常に多いです。  また、その就農スタイルも個々個別、かなり差がありまして、完全にその自然農法に憧れて営農されている方も御相談に来られますし、かといって本当にこの国の求めております、青年就農給付金制度で求めていますその競争力のある、力のある、農業生産力のある農業者を育成するという意味では若干違う考えの方も数おられるのも、これも事実でございまして、なかなかその一概にこういう指導をすればこの制度に乗れるというわけではなく、その方の営農スタイルいうのを十分聞いてからでないとこの給付金制度になじむ、なじまないいうところがまずあると思っていますので、おっしゃるとおり、こういう給付金なかなかほかの事業と比べましても要件緩いところもありますし、活用していただきたいとは思うんですけれど、やはりその要領、要項にのっとった営農ができなければ途中で打ち切りでありますとか、給付金の返還とか、最悪そういう事態もありますので、そうなることが一番我々としても不幸ですんで、そうならないように十分話してからさせてもらっています。  また、その計画ですね、作付計画書、これまた意外となかなか難しいところがありまして、書いたようにいかないのがこれ現実でありまして、なかなか面談をする中で、どうしてもつじつまが合わなく、言っていることと書いてあることがどうもつじつまが合わなくなってきて、なかなか前に進まないというのが現実かと思っています。以上です。 ○委員(中植 昭彦君)  農水の関連の申請書ってあれなんですよね、新規の方では絶対つくれないと思います。言葉、難し過ぎるんですよ。自分の中で素案はできていても、それを数字も含めてあの様式に落とし込むっていうのは、もう至難のわざだと思います。やはりコーディネーターなりがしっかりサポートしていただいてつくるべきものなのかなっていうふうに思っています。進捗管理もあるんですけれども、まずそこで農家さんの頭の中を整理していただいて、新しい段階へっていうことなのかなって思いますので、その辺またサポートのほう、お願いしたいと思います。よろしくお願いします。  それからですね、ブランド力の部分、ブランド化、ここですね、銀寄のブランド化とかいろいろ農作物のブランド化というところで、さきの質疑の中でもさせていただいたんですけれども、やはり能勢の農産物、訴求力ありながら安く売っているなっていうのがすごくあるんですけれど、ブランド化をして高付加価値化をっていうのは理屈としてはわかるんですけれど、その辺のお考えについて、まずお伺いしたいと思います。 ○地域振興課長(前田 博之君)  答えになるかもちょっとわからないんですけれども、どれをどうブランドにしていくかというところもあると思うんですけれども、今いろんなところでエコ農産物とか、その辺も推奨しておりますし、今現在では銀寄栗のブランド化というのを目指していきたいなというところでございます。 ○委員(中植 昭彦君)  実際にどういうユーザーをつかんで、どれぐらいの作付をやって、どれぐらいの収入を得るかっていうところのシミュレーションがされておるのかどうなのかというところをお聞きしたいと思います。 ○地域振興課長(前田 博之君)  議員御指摘のそこまでの綿密な計画はまだしておりません。 ○委員(中植 昭彦君)  野菜も全部そうなんですけれど、さっきの新規就農の件もそうだと思います。やはりその辺のシミュレーションというのが大事になってくると思います。ですので、その辺ですね、野菜づくりもつくるだけで、あと売り手、売るところがなかなか見つからなくて、それは相場に左右されるっていうところで、農作物全部積み上げ原価では売れませんから、ですので、高付加価値化っていうのは大事だと思うんですが、なかなかそこの部分っていうのが数字で見えてこないところがあるんです。多分新規就農の方もその辺で売るときにこれ、つじつま合わなくなるんだと思うんですよ。ですので、やはりその辺きっちりモデルケースみたいなものをシミュレーションしてやるべきなのかなというふうに思っています。その辺、もう一度お願いいたします。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  能勢の農産物のブランド化なり、その目標的な数字の話でございますが、残念ながらお答えしたように、数字であらわすような指標はございませんが、一方で能勢の農業をとってみますと、第2種兼業農家の方が大半で、近年は物産センターのオープンもありまして、直売所ということで出荷される方も多数おられますけれど、それとて出荷者の大半は2種兼業農家、元2種兼業農家の方が大半でありまして、農地を保全していくという意味でのその農的な営みという意味では非常に都市近郊にありながら新鮮な野菜が低価格で買える場所があるということで、それは一定ブランド化が、数字にあらわすもんではないのかもしれませんけれど、魅力として発信できているのかなと。  一方で、その本来の農業として、経営として農業を考えた場合のその指標のことやと思うんですけれど、なかなかそれについては今の段階で打てる策はないんですけれど、やはり一部の先進的な農家の方においてはやっぱり有機JASの認定、もともと能勢の方は農薬など使われない方がほとんどやと思うんですけれど、それをちゃんと公的な機関を通して証明をつけて、高付加価値をつけて販売されている農家の方も少なからず今おられますんで、それらの支援については今後も引き続き力を入れていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員(中植 昭彦君)  実際、あれですね、安くていいものがっていうのは一つの訴求ポイントだと思うんですけれども、これって続かないですよね。ダウンサイジングになってきたときに、もう購買者自体が少なくなってしまいますから、なかなかそれを継続していくというのは難しいのかなと思っています。客単価自体を上げる、売価自体を上げていくような形っていうのが、やはり能勢の限度ある土地、限りある土地をうまく使っていくということになれば、そういうことになるのかなっていうふうに思っています。なかなかそのブランド力を上げていくっていうのは難しいところなんですけれど、やはりここはもうしんどくてもやるしかないのかなと。自分自身もそう思っているんですけれどもね。そういうところでやはり生き残りかけてしっかりここをやっていかないと、農地も荒れますし、だと思います。ですので、その辺また検討のほうしていただけたらなというふうに思っております。  次、行きます。これもいつも聞いているんですけれども、畜産のほうです。畜産のほうの今、韓国のほうでも法定伝染病が蔓延しております。インバウンド等で大阪ですね、ほんで日本に来られる方、旅行者の方いらっしゃいます。その中では法定伝染病、韓国ではやっているのは口蹄疫ですね。それの防疫体制ですね。毎年聞かせていただいています、防疫体制の状態と、あとシミュレーション等をどういうふうにされておられますでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  防疫対策のシミュレーションと演習でございますけれども、平成27年の12月に府の動物愛護畜産課と府、能勢町とで1回行っております。ことしもちょっと調整をしておったんですけれども、ちょっとまだ調整不足で実現にはなっておりません。  それとまた、早急にそういうことを実現して、両者の認識を高めていきたいと思っております。以上です。 ○委員(中植 昭彦君)  あと備品ですね。タイベックもありますし、いろんな防疫のための用具というのがあると思うんですけれど、その辺は一定こちらのほうで備蓄されておるんでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  防疫用品につきましては、大阪府畜産振興課、それから研究所のほうから指示を得て、必要な部分、役場の保管庫のほうで保管しておりますし、在庫もしくはその期限があるものについては年に1回チェックするようにしております。  また、畜産農家の方にも情報を共有して、役場にはこういうものを備蓄しておりますというような情報共有、畜産農家との連携がなければ、これはうまいこといけへんと思いますので、今後またそちらのほうにも注力していきたいと思います。 ○委員(中植 昭彦君)  よろしくお願いします。  それから、あってはならんことなんですけれども、発生した場合、埋却地の候補地を大阪府のほうから問い合わせが来ていると思います。その辺の検討というのはされておられますでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  基本的には畜産業の方が予定されておるというところです。もしくは、それがなければ、行政のほうもちょっと相談に乗るという形になっております。以上です。 ○委員(中植 昭彦君)  これ農家ですね、畜産、鳥。豚はないですけれど、牛もそうなんですけれど。全部これアンケート調査していますよね。全部、埋却地ないということになっています。これ家保に聞いていただくのがいいのかもわかんないですけれど、そういうふうな形になっています。  もしそれが発生した場合、その埋却地自体が用意できなくて蔓延してしまうということもあろうかと思います。その辺、家保なりとどういうふうな協議をされておられますでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  特に口蹄疫につきましては、24時間以内に屠殺して72時間以内に埋却せよというのがあったと思うんですけれど、その辺につきましては、一義的には大阪府で、家畜保健衛生所ですね、あそこのほうで計画を持っていただいておりまして、府のほうでもなかなか場所が確保できていない、町さん、どこか町有地なり、いいとこないですかという打診は受けておりますけれど、その答えに至っていないところでして、府としても能勢だけではございませんので、検討していくというふうにお答えをいただいておるところで、我々としてもそれ以上、今のところ進展がないのが実情です。 ○委員(中植 昭彦君)  埋却地がないのは、もうどこもなんですね。埋却するに当たっては、地下水に暴露しないようにとか、いろんな要件があって、実際に日本の中で埋却が候補地に上がるようなところというのはなかなか難しいです。  一つは、焼却炉ですね。焼却炉をつくろうという、焼却処分というのが検討されています。実際に今それで法定伝染病の防疫対策というところで、その圏内、範囲の中に焼却施設をつくるというふうな動きもあります。  それも検討していただいたらありがたいんですが、それにもう一つは、あと言おうと思っていたんですけれど、有害鳥獣の焼却処理もそこでその機能も持たせているところがあります。ですので、これ本当にどちらとも早急に対応していかないといけないことだと思うんですけれど、その辺、検討していただいて。それだったら、大阪府の予算とか国の予算とかも使えるのかなと思ったりもするんです。防疫のところと有害鳥獣と、何かうまく使えないかなという思いがあるんですが、その辺、検討していただいて、大阪府の中でいけば、この辺がやっぱり畜産が結構多いというところになっていきますので、その辺、話ししやすいのかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  議員おっしゃるように、有害と防疫ですね、その辺も絡めて、焼却場があれば、それはいいと思いますけれども、まだそれは、検討の余地には入ると思うんですけれども、その辺も見据えて、大阪府といろんな検討をしていきたいと思います。以上です。 ○委員(中植 昭彦君)  ぜひお願いしたいと思います。  それから、シミュレーションですね。机上ではなくて、やはり現場でやらないとわからないことがたくさんあります。消毒ポイントも、ポイントは打ってあるのはよくわかっているんですけれど、そこで実際には活動していないですよね、シミュレーションしていないんじゃないですかね。しましたか。ああ、済みません。僕が参加できていないのかな。     〔「職員だけです」の声あり〕 ○委員(中植 昭彦君)  職員だけですね。ああ、それでですね。  農家さんも自分ところの農場を守るということでは防疫対策しているんですけれど、その消毒ポイントまでの、どこにどうあってというのが全然わかっていない状態ですので、やっぱり農家も一緒になってやることが大切かなと思っています。ですので、その辺、検討のほうをお願いしたいと思います。  それから、先ほどの議員からもありました、ニュービジネスの創生事業費のところです。これ皆減になっていますけれども、この皆減の理由ですね、お願いしたいと思います。 ○地域振興課長(前田 博之君)  平成28年度の当初予算で上げておったんですけれども、国の採択がおりなかったというところでございます。 ○委員(中植 昭彦君)  国の採択がおりなかった。予算がつくものなので、それはあれなんですけれども、最初の事業が始まったときの理念からいきますと、規模が小さくなってもやっぱり続けていくべきなのかなというふうに思うんですけれど、その辺、どんな検討をされたんでしょうか。 ○委員長(大西 則宏君)  会議を休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 2時43分               再開 午後 2時44分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  会議を再開します。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  ニュービジネス創生事業費のことについてでございますが、予算の都合上、執行できなかったということなんですけれど、昨年行った内容につきましては、ビジネスプランコンテストということで、ちょっと手元にないんですけれど、たしか5団体、5名の方やったと思うんですけれど、記憶しておるんですけれど、の方が賞を受賞されました。  もちろんその方、受賞された方だけで終わりではなく、ことしにつきましては、この以降の地域就労支援事業の中で、一つの事業の中でそのすみ分けがございませんので、ビジネス支援ということですみ分けがございませんので、フォローアップ調査、それから、今、何が足りないかということで、今年度も去年の受賞者に対して聞き取り、面談を数回させていただいておりまして、1件につきましては実際にビジネスプランをもとにして、若干内容は変わっていますけれど、物ができて、物産センターなりで販売された実績もございます。  そういう意味で、何もこれがなくなったからといって支援がなくなったというようなことではございませんので、御理解いただきたいと思います。 ○委員(中植 昭彦君)  フォローアップといいますか、進捗管理はしていただいているということで、理解しました。  ですが、これから新しいプランニングを競うとかいうとこですね。これって結局そういうことじゃないですか。ビジネスプランコンテストの分ですよね。ですので、やはり発案して競い合っていくということも大事なのかなというふうに思うんですが、その辺のお考えについてお伺いします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  実際にその5件が、今、係長から申しましたけれども、5件……。     〔「4件」の声あり〕 ○地域振興課長(前田 博之君)  4か。4件の受賞がありまして、今、ビジネスに至っているというところが1件というところでございます。  こういうのもまた、ほんまに能勢町の中で起業される方というのは、こういうことを、こういう事業を通してだんだんふえてきたらいいかなと思っております。またこういう事業ができることを、していきたいとは思っておりますけれども、その辺、御理解いただきたいと思います。 ○委員(中植 昭彦君)  予算の面もあるんで、それはよくわかるんですけれど、ぜひ、やはりこれが刺激になってくると思います。ですので、その辺、お願いしたいと思います。  それから、商工会のほうの助成金のところで、創業支援の部分があろうかと思うんですが、その辺、どんな動きになっておりますでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  もともとは国のほうで産業競争力強化法というのができまして、その後、全国市町村が創業支援計画を立てなさいというところで、能勢町におきましては平成28年の1月13日に認定、認可を受けておるところでございます。それから創業支援事業が始まっておりまして、平成28年度におきましては、創業支援塾を4回行って、8名の方が受講されております。その中で、受講されて実際に起業されたところでは1件ございました。以上でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  1件創業されたということですね。この辺ですね、1件創業されたというのは結構大きいのかなと思いますけれども、この先、どんなこれ展開になっていくんですかね。相談業務とサポート業務だけということになるんですかね。ちょっとその辺、お伺いできますか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  起業される方が相談に来られて、一応国が示しております6つの施策というのがございまして、それにその起業の方がどう当てはまるかというところで、支援なり講演会なりを行っていくという形に……。 ○委員(中植 昭彦君)  この後の。もう一遍いきましょうか。  いえいえ、済みません済みません。  この先ですね、この先もその事業の内容というのは変わっていかないんですか。ずっと同じような状態でいくんですかね。 ○地域振興課長(前田 博之君)  一応は今の形をとっていこうと思っております。  それで、それを受けられた後で、また国のいろんな施策のところで、また後継者不足に悩む方とか、違う他事業をやられる方とかおられますので、その辺はうまいこと国の事業にマッチングさせるような形の指導といいますか助言といいますか、をしていきたいというところでございます。
    ○委員(中植 昭彦君)  この創業支援というのが、ただ起業だけではなくて、今、僕も一般質問でしたんですけれど、跡継ぎベンチャーですね。事業継承型ベンチャーのほうにもこれ当てはまってくると思うんですよ。ですので、やはりこの辺、相談業務だけではなくて、その辺の起業診断であったりとか、その辺も含めて検討していただけたらなというふうに思っています。  やはり今、跡継ぎさんが確保できないところというのは、自分とこの強み自体を具体に示せていない。先ほどの話と同じなんです。計画の中できっちり強みという部分を出せていない部分が結構あるんです。ですので、経営支援もあるんですけれど、創業支援の部分で経営診断をやっていくというのもありなのかなと思っています。  この辺、結構、予算ちょっと少ないですけれど、ほかの、課長がおっしゃいましたように、国の支援も受けれますので、この辺、積極的に活用していただいて、跡継ぎが起業しやすいようなシステムづくりというのもしていただけると大変ありがたいんですが、その辺、お伺いします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  能勢町に相談あるか、商工会にあるかというところになるんですけれども、その辺は池田泉州とか日本政策金融公庫のほうにも相談窓口を紹介できることもありますし、またその辺で第2世代の跡継ぎのところでありましたら、また国における事業の再生のやり方とか、いろんな活用型もありますので、その辺は国が行えるところと能勢町が行えるところを分けていきたいと思っております。以上でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  近畿経済産業局が今、主導してやっていると思います。この創業支援と結構絡んでいる部分が多いんです。ですので、その辺、情報収集していただいて、やはり持続的発展をしていく。起業っていうたらなかなか難しい部分はあると思うんですよ。資金面でも。なかなか継続的にやっていくというのは難しいところはあるんですけれど、やはり跡継ぎ、跡継ぎじゃなくてもいいですけれど、今ある既存の事業所を発展させていくという部分では、経営資産というのがありますから、その辺をうまく使ってやっていただけると大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。  それから、これもいつも聞いているんですけれど、資源ごみの集団回収事業です。  これは9万9,000円減というふうになっているんですけれど、これは収集量が変わったということですかね。まず、それをお尋ねします。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  集団回収の御質問ですけれども、議員おっしゃるとおり収集量が減しております。 ○委員(中植 昭彦君)  そしたら、その活動団体、収集団体はそのまま維持しているということで理解させていただいて。  はい、わかりました。  これいつも申しておることなんですけれども、やはりこども会とかいろんな地域の活動団体の、これ活動原資になっている部分ですので、ぜひ継続していただきたいというふうに思っています。よろしくお願いいたします。  私のほうからは以上です。 ○委員長(大西 則宏君)  会議をしばらく休憩します。再開は15時5分といたします。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員長(大西 則宏君)  訂正します。15時10分まで休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 2時55分               再開 午後 3時10分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  それでは、会議を再開します。 ○委員(美谷 芳昭君)  大きく3点質問をします。  まず1点目、金額は小さいんですけれど、109ページ、環境対策検討委員会38万8,000円という、わずかな金額ですけれど、この会議ですね、検討委員会の会議の開催状況、どうなっていますか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  28年度は4回開催を行っております。 ○委員(美谷 芳昭君)  会議の内容は、どういうことを議論されていますか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  ごみ処理基本計画の内容について検討を行ってきたところでございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  28年度はごみ処理基本計画の策定に向けていろいろ議論されたということですね。  もともとこの会議というのは、ごみの減量化、資源化、適正処理とか、それを目的とした会議じゃないんでしょうかな。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(美谷 芳昭君)  はい、会議ですね。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(美谷 芳昭君)  そういうことでございますので。  この会議の効果ですね、ごみの減量、どのようにこの会議で。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  検討委員会の内容とかについてですけれども、先ほどおっしゃいました、ごみに特化しておるわけじゃなく、まず環境全般の中で、現状はごみを主に取り組んでおりまして、第2次ごみ減量化計画とか環境基本計画も策定しておりますので、課長言いましたように、28年度はごみ処理基本計画の策定ですけれども、それ以外についてはごみ減量計画の進捗状況であるとか、今で言いましたら生ごみの水切り対策をどうやって進めていくであるとか、28年度でも生ごみ堆肥化機器のアンケートをとりながら、ごみ減量の進捗、どのようにすれば今からさらに減っていくかというところの検討を続けています。以上です。 ○委員(美谷 芳昭君)  ごみ減量化に関して、特に質問しますけれど、国崎のクリーンセンターへ持ち込んでいるごみの量、減っていますか、ふえていますか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  ここ数年は上下があって、ふえたり減ったりというのが若干ありまして、その中でも生ごみにつきましては少しずつですけれども減る傾向にあるんですが、突発的に粗大ごみが27年度であれば多目に出てあったりというところで、全体ごみ量でいうと、ここ5年ばかりは一進一退というか平行線という状況です。 ○委員(美谷 芳昭君)  そうですね、その辺の国崎クリーンセンターのことは私もよく知っていますのやけれど。当然、人口も減っていますからね、ごみの量も全体に減っていくというのが当たり前です。  せっかくこういう委員会がありますので、そこらでしっかり議論してもらって、ごみの量を減らしていただきたいと思います。  それから、次ですけれど、先ほどの議員の農産物のブランド化の話ですね。先ほどからいろいろ議論が出ておりましたけれど、能勢の農産物のブランド化、これは以前からいろいろしなければならんということを、施策をいろいろ打ち出されておりますけれど、効果的なブランドというのはできていないということが現状だと思います。  そのような中で、これちょっとお聞きしたいんですけれど、たしか何年か前に、芋の紅はるかがブランド化するという話があったと思うんですけれど。なかったですかな。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(美谷 芳昭君)  はい、私の記憶違いでしたら。  何かそういう記憶があるのですけれど、紅はるかは今現在はどのようになっていますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  野菜のブランド化の話でございますが、紅はるか、サツマイモでございますけれど、観光物産センターのほうで奨励作物ということで紅はるか、それからトウモロコシの太陽の恵み、それから黒枝豆の黒五葉ですね、この3種を能勢の気候に一番適しているやろと、他と競合しない作物ではないかということで、出荷母体である直販協議会のほうの出荷推進部会の中で作物の選定をいただきまして、ちょっと正確には覚えていないんですけれど、4年、5年たつかと思います。今も現在も進行中です。 ○委員(美谷 芳昭君)  そこで、そろそろとしまして、クリの振興事業ということで、113ページにあります。予算的には61万3,000円ということで、金額はずっとこの程度で毎年推移をしております。クリブランド化と言われながら、予算が非常に少ないというのが現状ですので、私もこの程度でよいのかなということは憂慮しておりますけれど、クリのブランド化、いわゆるクリの振興事業、特に能勢で力入れている事業というのはどのような事業がありますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  能勢栗振興事業についての御質問でございますれど、予算的には多い少ないというお話もありますけれど、主にこれは能勢栗振興会への負担金ということでございまして、もちろん能勢町が8割、9割なんですけれど、そのほかにも振興会の会員としまして豊能町、それから箕面市の一部の区域を管轄するJAが今、事務局を持っております。そちらのほうで負担金としてそれぞれの市町から徴収いたしまして、振興会としていろんな事業に取り組んでいるところでございます。  また、町独自におきましては、これは毎年のことなんですけれど、苗木の配布補助ですね、2分の1補助を実施しておると。これは継続的に、なかなか鳥獣害、それからクリが枯れるということで、なかなか補助に見合うだけの収量が上がっているかというのは毎回御質問いただくところではございますけれど、これは引き続き続けていきたいと思います。  それから、あわせまして、能勢栗振興会と協賛いたしましてクリ栽培講習会の開催、特に近年は接ぎ木苗木の育成というところで力を入れてやっているところでございます。以上です。 ○委員(美谷 芳昭君)  クリ栽培講習会、私も先日参加いたしました。20数名ぐらいの参加だったと……。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(美谷 芳昭君)  はいはい。余り多くないなということは聞きましたんですけれど、なかなか剪定技術は難しいということですので、やっぱり多くの皆さんに参加していただいたらと思います。  それで、クリの苗木の購入補助、これが42万円ですね。予算で見ましたら42万円の予算です。これは何本分の補助ですか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  昨年、平成27年度につきましては1,500本、補助対象者が135人です。  ちなみに平成28年度につきましては若干変わっておりまして、1,850本、161名の方に配布をしたところでございます。  済みません、29年度につきましては1,500本です。 ○委員(美谷 芳昭君)  29年度、クリ苗木の補助は1,500本で42万円ということで、こんだけあったら足りますか。皆さんの希望に沿っておりますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  募集につきましては森林組合を通じまして補助をさせていただいておるところでなんですけれど、今のところ1人上限を20本とさせていただいております。やはり1経営体当たり20本以上の苗木を一遍に植えるいうことはなかなか不可能ということで、上限を設けさせてもうているんですけれど、今のところぎりぎり定数以内で、予算の範囲内でぎりぎりできているところでございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  次に、次のことは要望とか、私の考えですけれど、クリ林、クリ園がありますね。あれがもう高齢化に伴って放置されているというところがかなり出てきています。  それで、あれ放っといたら山になってしまいますのでね、これを農地の集積というんか、農地の貸し借りということを今の土地改良区がされていますね。もう土地改良区とは言いませんけれどね。どこか、このクリ林は誰かにやってもらったらいいですよというようなありましたら、それの仲介やあっせんあたりしてもらって。  いや、実は私の近くの農業青年がおりますねんけれど、やりたいというのがおりますねん。誰か貸してくれへんかなという農業青年がおりますねんけれどね、まあ、ようわからんなと言うていますねんけれど。  そうしてそういう方々に、いわゆる現在の持ち主の方が御高齢になってできないという土地については、誰かにやってもらうというあっせん事業をやったら、クリの増収に図れると思うんですけれども、いかがなもんですか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  放置クリ園、もしくはそれに近いようなクリ園のあっせん、意欲ある方に貸し付けてはどうかという内容の御質問やったと思うんですけれど、一部ではJA大阪北部のほうでもクリ園を借り上げられて、今のところ直営で管理をされていますけれど、そういうことも一部お考えであるというようなこともお聞きしておりますし、我々としましてもそういう御相談があれば臨機応変に対応してまいりたいと思います。  土地改良区の行っています円滑化事業の中でも、若干ではありますけれど、クリ園の貸し借りがあったところでございますので、そちらのほう、もっと制度を周知していくような考え方で進めてまいりたいと思います。 ○委員(美谷 芳昭君)  答弁ではわかりましたけれど、町としての取り組みは何か考えていませんか。単なる誘導だけですか。町として取り組み。 ○地域振興課長(前田 博之君)  今も係長からちょっと答弁いたしましたけれども、事業として行うんではなくて、まだ土地改良区が行う円滑化事業ともあわせまして、相談とかあっせんとかということを行っていきたいと思います。 ○委員(美谷 芳昭君)  そういうことも重ねて複合的に考えて対策をするというのも必要かと思いますので、それも検討をよろしくお願いします。  それから、最後です。獣害対策です。  町長の、114ページに獣害対策、掲げてありますねんけれど、黒い星マークがついていますね。アクションプランに位置づけたということでございます。  これ見て、金額的に661万5,000円ということで、ほとんど去年と、前年度と変わっていないということで、何かアクションプランかなと思いましたら、きっと、私の考えでは捕獲活動奨励費が新たに現在、申請中でありますと。この辺だと思うんですけれどね。府協議会に要望をしておりますという説明になっております、現在。はいはい。  ということですので、この捕獲活動奨励費の流れというのを一遍説明してもらえませんか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  現在もあります能勢町有害鳥獣対策協議会のほうで大阪府のほうに申請し、大阪府のほうから農林水産省のほうに申請するという形になっております。  それで、交付。実施計画を今、提出しておるところで、今、割り当て内示待ちというところでございます。  あと活動母体は有害鳥獣対策協議会が行うというところで、その交付金の流れになると、大阪府から鳥獣対策協議会のほうに入るというところになっております。以上です。 ○委員(美谷 芳昭君)  対策協議会というのはどのような団体ですか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  能勢町有害鳥獣対策協議会というものは、平成21年やったと思うんですけれども、立ち上げまして。といいますのは、能勢町、それからJA、森林組合、それから鳥獣保護員、それから豊能環状自然歩道委員、それから土地改良区、農業共済組合、それぞれより委員選出いただきまして、鳥獣被害対策特別措置法に基づく協議会を設置しております。  今回、町の予算上では昨年度と大差がないということでございますけれど、先ほど申しましたとおり、大阪府の協議会を通じまして国から大阪府協議会、それから市町村協議会いいますのは、能勢町有害鳥獣対策協議会に交付金の、お金の流れはそういうふうになっておりますんで、この予算書上にはあらわれないということで、御理解いただきたいと思います。 ○委員(美谷 芳昭君)  これは1頭当たり大体8,000円という金額ですね。鹿もイノシシも一緒ですか。1頭当たり8,000円という。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(美谷 芳昭君)  はいはい。  この今現在申請されておりますけれど、これは申請は受理される、いわゆる交付されるという予想はいかがなもの、予想はあるのでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  全国の話でございますので、まず大阪府全体の割り当てが満額、国から割り当てが来るのか、それからそれが足りればもちろん要望した額を確保できると思うんですけれど、その辺については恐らくできるであろうということの見込みで今、動いております。府からもそのように聞いております。以上です。 ○委員(美谷 芳昭君)  可能性は高いということですね。  そしたら、実際、この手続をどうされるんですかというのは。どうされるかというのは、ほしたら、例えばイノシシがとれましたと。ならそれを確認せないけませんね。確認して、それに対して、確認に基づいて支払いすると。それは協議会のほうに支払いますよと。協議会のほうでどのように分けられるか、それは別問題で。その確認作業は誰がするんですか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  今、一番そこが全国的にも問題になっておりまして、会計検査院等の指摘でもいろいろあるところでございまして、特別措置法に基づく緊急捕獲事業における捕獲個体の確認方法については非常に厳格なルール、要領、要綱がありまして、例えば捕獲個体と捕獲者が一緒に写っている写真、場所が特定できて、また捕獲個体にペンキで捕獲日時、場所を記載して、それから尻尾を提出する等々、その写真を提出しなければならないということで、非常に厳格なルールがありまして、この辺を狩猟者の方に、今までは大分確認方法が変わってくることになりますんで、これから十分説明なり、御理解いただかなあかんところでございます。  また、これまで近隣市町村で取り組んでおられるところに聞きますと、その確認方法が、確認した写真が検査でなかなか、要領、要綱に基づくものがなかなかできていないということで、満額もらえない事例も多々あるように聞いておりますので、今後、春に向けて十分説明会等を開催していきたいと思っています。 ○委員(美谷 芳昭君)  今の有害鳥獣の捕獲の検査は、そちらのほうで、吉村係長のほうでされていますよね。  ということは、今回も役場の職員が確認作業をするという可能性は高いんじゃないんでしょうかな。さっき、答弁がなかったけれども、そういう気はしますねんけれど、いかがなもんですか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  国の要綱ですんで、これは我々が見てオーケーというわけではございません、今回からは。今までは私どもの職員が確認に1頭ずつ行っておっておった、28年度につきましては行っておったわけなんですけれど、この新しい制度にのっとる場合につきましては、国の要領、要綱に基づいた写真の提出いうのが義務づけられておりますので、基本的には行くことがないのかな。  ただし、年度当初なり制度導入初期につきましては、我々もやっぱり見に行かせていただかないと狩猟者の方にも混乱を招くことになると思いますので、そういう意味で立ち会いをすることはあるかと思うんですけれど、基本的にはなしということでございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  基本的にはないということでしたら、それはそれでいいんですねんけれどね。私心配するものは、今の皆さんの事務にプラスアルファでこの仕事が乗っかってきたら大変でしょうと思いますねん。今の仕事も手いっぱいの状態で、またこの仕事を、確認作業を、写真撮りに行く、尻尾を切りに行くとか、そんなことは大変やと思います。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(美谷 芳昭君)  はいはい、尻尾を切るのは捕獲者のことかわかりませんけれど。  それで、町長、公約になった実施隊。これね、今回でも編成されて、嘱託員でも雇用して、その嘱託員にこういう作業をしてもらうと。そうせんと、職員が大変だと思うねんけれど、私はそのように思うんですけれどね。町長、どうですか、実施隊を編成されて嘱託員を雇用でもされたらどうでしょうか。 ○町長(上森 一成君)  実施隊の件は前から御指摘もいただいていて、私も若干考えておるんですけれども、町が直接やって、そこで町で嘱託員を雇用する等も一つの方法でしょうし、また別の、例えば物産センターとか、そういうところでそういう獣害のセクションを新たにつくらせるとか、そういうことも含めて考えていけばいいと思っております。  いずれにしても、実施隊をつくる場合には、嘱託の人とかそういう人で対応していくことになるんだろうなというのは思っておるところでございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  職員に過度の負担にならんように、それだけ気をつけてやってください。  もう1点、最後です、これは。焼却の処分ですけれど、たしか去年、28年度が1頭当たり2万8,000円の予算でしたね。当初予算ですよ、2万8,000円の当初予算。これ現在、1頭当たり幾らぐらいになっていますか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  1頭当たり2万1,600円、税込みになっております。 ○委員(美谷 芳昭君)  ということは、7,000円ほど安くなったと。いわゆるこれは負けてくれておるんかどうか知らんけれど。  それで、28年度の予算200万とっておったけれど、これは28年度だけ見たら残りそうですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  現在のところ、ちょっと残りそうでございます。
    ○委員(美谷 芳昭君)  先ほどの……。ないな。はいはい。  幾らか残るということですけれども、この有害でとった分も一緒に焼却処分をすべきだと私は思うんですね。特交で8割まで見てくれますからね。ですから、もうこれも一緒に処分せんと、なかなかとってくれないということがあります。  個体数は減らしてほしいということを言うても、とっても処分ができませんねん、皆さんがね。できないから、やっぱりこれも一緒に含めて今後考えていくべきだと思います。先ほど言いましたように、特交で措置してくれますので。何とかこれも一緒に、最後のいわゆる一番出口の分のね、もうとった後の出口のほうの処理。ジビエまで言いませんけれど、何とか処分だけ。それは火葬場でやってもらったら一番いいんですけれどね。  先ほどの中植委員の話もありましたけれど、とにかく何か焼却処分。そうせんと、やっぱり不法投棄にもつながってきますし、これ何とか真剣に考えて、処分をできるように考えられませんか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  28年度の実績でいきますと、大体、鹿で今、266頭、イノシシで95頭となっております。猪名川のほうで個体処分を行っていただくのが基本ですけれども、その辺が、全部個体処分を行うと、焼却処理を行うということではないと思うんですけれども、なかなかその辺のルールづけもありまして、なかなか厳しいのかなというところでございます。 ○委員(美谷 芳昭君)  ルールづけもあって厳しいというのは、なかなか焼却処分するのはしんどいということですね。  しかし、それはそうかもしれませんけれど、やっぱり最後まで処分する、町のほうが責任を持って処分をすると。全部とは言いませんよ。それも含めてやっぱり考えるべきだと思います。  これ以上言うても平行線になりますので、言いませんけれど。  私のほうは以上でございます。 ○委員長(大西 則宏君)  ほかに質疑はございませんか。 ○副委員長(西河  巧君)  それでは最初に、歳入のところで106ページにあります、生ごみ処理券の枚数増によるということで、手数料のところにありますけれども、これは販売されている処理券ということでしょうか。各無料処理券を年度当初に皆配られておりますけれども、今度、それで足らずに買っておられる方のごみ処理券の枚数増によるものということで、よろしいんでしょうか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  歳入計上ですので、これは有料分の計上となっています。 ○副委員長(西河  巧君)  ごみ処理券のことについて、住民の方からいろいろ質問がありまして、一応無料処理券を各世帯に配られておりますけれども、一生懸命減量化というか、節約して、何かごみ処理券が余っているのでどうしましょうということで、役場のほうに問い合わせたら、もう捨ててくださいと、簡単に何か言われたと。せっかくやっぱり住民の方が節約して残してきたもんというのをね、もうごみに捨ててくださいと。そういうのは余り言い方としてはやっぱり失礼ではないかと思うんです。ありがとうございますとか。  ほんで、やっぱり足らない方もあるし、そうやって節約して、ごみの減量化によってそういう余ってくる人もあると思うんです。一生懸命ごみの減量化というか、能勢町はダイオキシン問題のときからやっぱり分別収集とかいろんなことで減量化に取り組んできたと思うんですけれども、そういう方に、一生懸命やっておられる方に対して何か、物をあげるというのは何かあれなんですけれど、敬意を表するような何かすることはできないもんなんでしょうかね。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  まずもって、ごみシールの残分の処理のことですけれども、ちょっと今、議員おっしゃったような回答、うちのほうでは資源ごみに回してくださいという回答をしていますので、ちょっと言い方が悪かったのかもしれませんが、決して捨ててくださいというような形ではなく、資源ごみと扱っております。  また、今言うてた、減量に取り組んだ成果ということなんですが、今現在は特にこれといった方策も講じていませんし、以前、有料化が始まったときに、余った分を返却して金券にしてはどうかというような話もあったように記憶していますけれども、これは決して金券ではなく、ごみの減量に皆さんで、平成9年からのダイオキシン問題以降取り組んでいくという姿勢のもとですので、今後しばらくはそういった形で、残った方への何か報酬といいますか、見合ったものということは考えておりません。以上です。 ○副委員長(西河  巧君)  ごみの減量化に取り組む、資源ごみとの分別というのは、家庭でも大変やというふうに言われているところもあるんですけれど。  それと、収集に関しても、ペットボトルは月1回ではね。今、1回ですよね。かさが高いもんで、もうちょっとふやしてくれないかというふうに言われている方もいるんで、その辺の収集のサイクルっていうんですか、そういうかさばるものに関しての収集のサイクルというのは考えられないでしょうかね。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  考えられなくはないんですけれども、今現在でいいますと、ごみ量自体はそれほど多くもなっていませんし、収集形態として、確かにそうおっしゃられる方もいらっしゃいますけれども、逆にほかのごみでも同様になっていきますので、そうなってしまうと、やっぱりごみ量から判断せざるを得ないかなと考えています。以上です。 ○副委員長(西河  巧君)  収集回数をふやすというのは無理かもしれませんけれど、どこかに持っていけば収集場所をつくっていただくとか、そういうこともまた考えていただいて、やっぱり置く場所がなくて困っておられる方もいていますので、その辺また検討していただきたいというふうに思います。  あと資源ごみ、108ページの下段の一番下に、美化推進事業の減によるということで160万ですか、これ大きな減要因になっておりますけれども、この美化推進事業について御説明していただきたいと思うんですけれど。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  この150万減の要因は、不法投棄監視カメラの計画購入が終了ということで減になっております。  あと若干の美化推進事業としましては、河川の水質検査の薬品購入とかになっております。 ○副委員長(西河  巧君)  わかりました。  あと先ほどからもありましたけれど、野菜とかクリのブランド化ということでね。ほんで、能勢グリに関しては銀寄ということで特定されておりますけれども、クリっていうのは銀寄だけじゃなしに、やっぱり早生グリもあれば、おくてのほうのクリもありますし、もうちょっと銀寄だけじゃ、そのシーズンだけじゃなしに、もうちょっと幅を持たせる意味で、能勢に行けばクリがあるというようなイメージというか、そういうもんをしていく必要があるんではないかと思うんですけれども、その辺、考え方はいかがでしょうか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  クリの種類にも幾つかございますけれども、今、うちの課で考えておるのは、銀寄のブランド化というところを考えておるところでございます。 ○副委員長(西河  巧君)  いや、今、銀寄をブランド化しているのはわかるんですけれども、能勢としてクリというのはやっぱり売っていく以上はもうちょっと幅を持たせたらどうかなというふうに思うんですけれど、その辺はいかがですか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  おっしゃる点はよく理解できます。銀寄は言うまでもなく能勢町原産の、250年の歴史を持つブランド力のあるクリ、農作物やいうことは重々御理解いただけると思うんですけれど、秋の能勢という意味で、米、クリいうことで、米につきましてもJAさんなんかの奨励品種のほうもあるでしょうし、総じて能勢の秋のブランドということで、農作物のブランドということで、今後も銀寄だけに限らず能勢の農作物というようなブランド位置づけ、紅葉のブランドではなく、農作物ではなく、能勢自体をブランド化、秋の能勢自体をブランド化というようなイメージで今も取り組んでおるところでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○副委員長(西河  巧君)  その辺、よろしくお願いします。  今、大阪のほうでも能勢のそういう野菜とか米とかクリとか、非常に人気があるというか、わざわざ市内のほうから求めて買いに来られている方もたくさんあるんですけれど、ただ、先ほど中植議員のほうからもあったように、価格がやっぱり安過ぎるんではないかと。聞くところによると、能勢物産センターで売っている野菜を買って、それを箕面とか近郊で売っている人がいてると。何でそれが売れるんかなと思うたら、やっぱり安いから、それを買っていって商売になるというようなことであると思うんです。  ほんで、高知県の馬路村では、その村自体が有機農法のユズということでブランド化してまって、その村では全てその有機農法というようなことで全国に展開しているような村もありますしね、能勢としても一定、全員が全員ということではなしに、ある程度農業をやっていこうという人らに、そういうことができないかということで、これからいろいろ協議していただいて、全体的な農産物のやっぱりブランド化が必要ではないかなというふうに思うんですけれども、その辺、地域振興課、お考えはありますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  先ほど物産センターのお話で、転売目的に購入されている方があるんではないかというような御指摘でございますが、私どもといたしましても、観光物産センター、指定管理者を所管する立場といたしまして、事実を確認しているわけではございませんけれど、そのようなうわさは聞き及んでおります。  ただ、一定、誰がという特定、犯人捜しには至っていないところは事実でございますし。  今、物産センターにおきましては、標準価格を会社のほうで市場の標準価格なりを参考にして設定して、上限、下限を決めて販売しておって、非常に安いというふうなことで好評を得ておるところではあるんですけれど、このままでいきますと、今おっしゃるとおり安過ぎる、せっかくいいものをつくっても安くしか売れないというような事情もあると思いますんで、物産センター、直販協議会の総会なり役員さんなり理事会なりを通じまして、価格の自由化も含めまして検討してまいりたいと思います。 ○副委員長(西河  巧君)  その辺のところでもうちょっと考えていただければ、今、農業をやろうという方のやっぱり収入にもつながっていくんではないかというふうに思いますので、よろしくお願いします。  あとパイプハウス及びその果樹棚に対する農業資材の補助なんですけれども、昨年、これパイプハウスとか、そういう補助を使われた件数というのはどれぐらいあるんでしょうか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  平成27年度につきましては2名の方、それぞれ522平米、それから180平米の方に活用いただいたところでございます。  ちなみに28年度におきましても2件の方、申請いただきまして、今現在、実績報告、建設の真っ最中と聞いております。 ○副委員長(西河  巧君)  それはパイプハウスですよね。あと果樹棚等は、何か使われた方がおられますか。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  昨年度、今年度につきましては、果樹棚等の実績はなく、全てパイプハウスでございます。 ○副委員長(西河  巧君)  ありがとうございます。  いろんなところで話ししていたら、そういうのをまだまだ知らない方もあって、自費でやったとか、いろいろ言う方がおられますけれども、やっぱりもうちょっと宣伝というか。町報には記載されていたと思うんですけれども、なかなか町報を見ていない人も多いんですけれど、またその辺、言っていただければ、またこれを活用される方もあると思うんです。それを活用することによって、冬場の野菜等の生産もふえてくるんではないかというふうに思いますので、その辺、よろしくお願いします。  あと獣害対策で緩衝帯を今、整備しておられると思うんですけれども、この前も聞きましたけれど、その辺の効果というか。それとあと、維持管理の体制ですよね。あれ山を刈って、今は何もないんですけれど、これすぐにまた次生えてきますよね。その辺のことについて、今後どうされていくのか、お教えいただきたいと思います。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  獣害対策としまして、緩衝帯の補助事業でございますけれど、昨年度より実施しております。具体的な効果、金額にあらわれるようなところはもちろんないわけでございますが、これまで設置されていた柵の外側、今までこういう概念で事業を行ったことはなかったのかなということで、追い払いというか、近づきにくい環境を形成するという意味では、幾分か効果があったのかなと考えております。  また、これを、この整備された環境を継続していくことの重要性、これはもちろんそこが一番何よりも重要なところでございまして、昨年度、今年度もそうなんですけれど、事業を入れておりますところはもうササが非常に生い茂っていて、とても農家さん個人で刈れるような状態ではないようなところを事業地として行っております。一度刈ってしまえば、次また芽は吹いてきますけれど、比較的刈りやすいであろうというふうに考えて事業を進めておりますので、ことし2年目、今しておりますけれど、その辺の管理についていろいろ問題点が、昨年度実施の箇所から見ましてもそろそろ問題点が出ているのかというのは感じておりますんで、対策を考えたいと思います。 ○副委員長(西河  巧君)  その辺、広い面積になりますんでね、やっぱりその最寄りだけで管理するいうのはなかなか難しいと思いますのんで、その辺また検討をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  あと獣害対策の中で、補助によって電柵とか網とかやっていますけれど、やっぱりだんだん劣化してきたりとか。ほんで、その補助事業じゃなしに個人的にやったものも網等、やっぱり劣化して、もう取りかえなあかんねんというようなところもたくさんあるんですけれども。やっぱり補助事業は3件以上の何かそういう集団で申請するということになっていますけれども、個人でやられている、そういう獣害対策で網とか電柵とかやられている方に対して、今度、更新するのにね。今、更新するのも補助というか、出しておられると思うんですけれども、以前にそういう事業を使わずにやった方も更新するときにはまた使える事業なんでしょうかね、これ。 ○産業振興係長(吉村 哲哉君)  補助金の性質上、個人になかなか直接補助をするいうのは、これは非常に公平面、税金の適正な使い方という面でなかなか支障があるのかなということで、補助の最小単位は基本的に3戸と。3戸、3件ということに設定しております。  ただし、これは従来から同じですけれど、地形的な条件とかでどうしても2件、どうしても1件という場合については、特別に補助することはしないわけではないということを今まで申し上げてきたところでございます。  それから、古くなった資材の更新ですね。更新でありますとか、グレードアップにつきましても、一定要件はございますけれど、この事業を活用していただけるものと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○委員長(大西 則宏君)  ほかに質疑はございませんか。 ○委員(長尾 義和君)  1点に絞って質問させていただきます。火葬場です。  供用開始されてから間もなく1年が経過しようとしているんですけれども、説明のところで、2月末時点で125人の方が亡くなられまして、そのうちの100件、約8割ですね、町営火葬場を利用されたということで説明があったわけなんですけれども。その中で、告別室の利用は7件という説明やったわけなんですけれども、この実態というのは、これは一般的に考えたら家族葬的な利用形態であったのか、その点をお願いします。 ○地域振興課長(前田 博之君)  能勢町斎場での多目的室の利用なんですけれども、一応家族葬的なものもありながら、火葬業者が入ってそこでお世話をやられるという場合もありました。以上です。 ○委員(長尾 義和君)  そうしましたら、家族だけでお通夜をやられたり、業者が入ってお通夜をやられたり、そういうような利用形態やいうことですね。  例えば、そしたら家族葬いうのはこれからふえてくるであろうというようなことがいろいろ言われている中で、実際その火葬場を利用するに当たっての申し込みの手続関係、もう一度具体的にちょっと説明お願いできますか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  申し込みからの手順でよろしいですか。 ○委員(長尾 義和君)  うん。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  まず、申し込みにつきましては、火葬される前日の午前中までに火葬場、もしくは宿直業務のほうに御連絡をいただくいうのが第1条件です。例えば告別式であったりお通夜であるという場合は、大方お通夜から使われる場合が多いんですけれども、そのものであれば、その当日であっても受け付けさせていただきます。  その後ですかね。告別式なり、大体時間を聞きまして、時間に合わせての料金設定になりますという説明のもとで、一番先にうちのほうで葬儀業者のほうに告別式なりお通夜を使われる場合に注意していただくのが、座席が20人しかありませんので、20人以内でおさめてくださいと。21、2がいかんかというと、パイプ椅子はあるんですけれども、やはりそこを言い出すと人数が超えてしまいますので、20人までですかという確認をとらせていただいて、家族のみなので20人以内ですという話であれば受け付けをさせていただきます。  その後は通常の告別式であったり、火葬の流れに入ります。以上です。 ○委員(長尾 義和君)  これを20人超えたら受け付けはもうできないいうことですか。そんなことはないわけですね。おおむねぐらいでいけると思いますねんけれどね。  ただ、この申し込みされる方ですねんけれどね、実際、例えば家族の方であるとか業者の方であるとか、その辺はまちまち。ほとんど業者の方ですか、申し込みは。 ○地域振興課長(前田 博之君)  能勢町斎場での家族葬と言われますけれども、結局業者が入らないと、亡くなられたところから斎場へ持ってくる段取りとか、いろんなことがございますので、基本的に町内、町外の業者が入って、一応受け付け、申請に来られるという形になります。 ○委員(長尾 義和君)  業者さんが入らなければ、家族葬であってもできないということですね。  ただ、そしたら、例えば遺体を前日に霊安室に運んでいただいて、それは例えば病院で亡くなられたりしたら、そういうふうに、ここまで、町営火葬場まで遺体を運んでくださいいうことはできますわね。そういう業者で。できませんか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  済みません、霊安室であっても、ひつぎに納棺して霊安室のほうにおさめていただきますので、それについても葬儀業者のほうを通じてということになります。 ○委員(長尾 義和君)  そういう最低な業務いうんか、それは業者さんにやっぱり頼まなければならないということですね。  ただ、そこまで、そしたら霊安室、ひつぎに入れて霊安室に保管して、当日の例えば告別式とかいうのは別に、例えばお坊さんに来てもらって、その辺はいうたらお坊さんの主導でやってもらうとか、別にもう僧侶がいなかってもできるわけですわね。別に業者がおらなかっても。  どれが家族葬の形態かというのは、そんなんをもって言わないと思うんですけれども。ただ、そこで、先日もちょっと町長にもお話ししていたんですけれども、費用的なものが、家族葬でやられても、町営火葬場でやられても、そういうセレモニーホールでやられても、費用的に変わりませんよいうようなことが言われたというふうに、利用される方ですね、言われていました。私、聞きましたんでね。一体どういうことやったんやろなということで聞いてもらったんやけれども、なかなかはっきりしたこともわからないんですけれども。当然、料金的なことは先ほど説明すると言われていたんですけれども、一般的に考えたら、町営火葬場でやるほうが値段的には私、安いと思うんですけれどね。そういうような比較するいうような話は、例えば火葬場にいてる職員とか担当課のほうでは、そんなことは言われるんですか。そんなとこまでは言わないと思うんですけれども。その辺、どうですか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  これまで火葬場ができてから何件かは直接来られた方もいらっしゃいますし、こちらに電話でのお問い合わせもありましたので、基本的に条例にある使用料の規則ですね、その辺の御説明はさせていただいていまして、例えばうちのほうでよくあるのは、6時からお通夜の場合でしたら、午後3時からの使用をさせてくれと。次の日の午後3時までというと、大体全てで9万6,000円程度になるんですけれども。     〔不規則発言する者あり〕 ○美化衛生係長(奥  成久君)  ああ、それで火葬等々を含めると、ごめんなさい、10万2,000円とか、10万前後ということになるんですが、そのあたりは説明はさせていただいております。  議員おっしゃった、今回のお電話の件、私もお伺いしていますけれども、夜に宿直のほうに連絡があったときには、町営のほうで葬儀とかができるのかという質問があったというふうに聞いておりまして、その料金形態に至るまでの内容でなかったので、ちょっと今、議員さんがおっしゃっているような内容までは私も深くは確認しておりません。 ○委員(長尾 義和君)  要は、せっかく町営の火葬場ができたのであるから、そこで葬儀ができるまでちゃんとそういう設備が、せっかく多額の経費をかけてできた施設やから、そこでやはり葬儀もできるように設備も整えてもらっといたほうがいいのんと違うかというような意味合いのことも、よう聞いたらおっしゃっていますわ。  そこで、副町長、社会福祉協議会の局長をされていまして、社協で保管されている祭壇ありますね。あれはどれぐらい貸し出しみたいなのがありましたか。 ○副町長(東良  勝君)  社会福祉協議会のほうで過去から、もう随分前から祭壇については貸し出しということで、たしか2セットか3セット常備しておると思っています。  これは、社会福祉協議会のほうは福祉が目的ですんで、料金設定はたしかなかったと思います。ただ、利用者のほうから社協のほうに寄附を、御自由ですけれども、何がしかの寄附をほとんどされるというような形態をとっておられると思います。 ○委員(長尾 義和君)  例えばそのうちの1セットでも町の火葬場のほうに常設みたいな形で、仏式が圧倒的に多いと思いますのでね、そういうふうに常設しておけば、余計そういうふうな利用がしやすいのではないかというふうに思うんですけれども、そんなような考えは今後するつもりはありませんか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  一つそういうことも考えられると思うんですけれども、それをしますと、またそれに係る人ですね、知識も要ることでしょうと思います。いうたら、葬儀屋のかわりを町がするみたいな形になると思いますので、ちょっとその辺は人的な配備も含めてちょっと難しいのかなというところでございます。 ○委員(長尾 義和君)  全て町営でやるとか、そういう葬儀の進行まで町がやらなければならないというようなことは何も言っていないんですけれどもね。別にその辺は、別にどこの業者でもかめへんから、その部分だけお願いしたらいいと思うんですけれどもね。そんなこともやっぱり含めて考える時代にきているん違うかなというふうに。今やったら、台があって写真立てと花立てと、何か焼香だけやとか言うてはりましたやろ。だから、それプラス祭壇みたいなんを何か常設できといたら、余計利用がしやすうなるん違うかなというふうに思っただけで、住民の方も、先日聞いた話では、やっぱりそこまで設備があってしかるべき違うかというようなことも言われていたんです。  今これやりとりしとってもあれですけれども、そういうことも今後検討していただいたらありがたいと思います。  それで、火葬は火葬なんですけれども、今度は動物なんですけれどもね。当然、集合処理と個別処理、今は集合処理のほうが多いということですけれども、個別処理する場合で、その後の収骨いうのはできるんですか。 ○地域振興課長(前田 博之君)  個別処理に関しましては、収骨までしていただき終了ということになります。 ○委員(長尾 義和君)  今度は、人体も動物も一緒なんですけれどね、残骨灰の処理、委託していますね。29年度予算で7万7,000円。これは、動物も人体も処理先は一緒か、別々のところになっているのか、その辺のところ説明をお願いできますか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  今年度は実施はしていませんが、業者は一つに絞り込みますけれども、最後の供養は別々でということで発注をかけます。お寺は一緒であっても、動物供養というのがちゃんとありますので、そちらのほうに対応してもらいます。 ○委員(長尾 義和君)  何か前に聞いたら、福井県のほうか何か。違いましたかな。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  業者によります。 ○委員(長尾 義和君)  ですから、一緒に持っていったと、まあまあ一緒の車で持っていったとしても、別々のところにいうことですね。わかりました。  それと、これ去年やったかな、これ総務民生のほうで聞いたんですけれども、ことし一遍、環境教育のほうで聞こうと思っているんですけれど、葬儀行きましたらね、能勢町のそのセレモニーホールでも何でも一緒なんですけれども、香典持っていったら、香典返しいただくんですけれど、そこにはがき入っていますね、会葬御礼の。その中の文章を見ていたら、能勢町新生活運動推進協議会、こういう組織名、見られたことありませんか。見られたかどうか、その辺ちょっと確認します。 ○地域振興課長(前田 博之君)  私のほうはちょっと確認はしておりません。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  個人的に出ていましたら、そういうのをはがきで書いてあるのを確認したことはあります。 ○委員(長尾 義和君)  それ、能勢町新生活運動推進協議会、これがどこの所属。町が管理しているんか、ほんまの任意の団体なんか、その辺がちょっとようわからんのですけれど、そのはがきに書いてあるんですけれど、書いてある内容と実態が全く違うことを知っているんですね。例えば香典返しはいたしませんよいうようなことを書いてあるんですけれども、香典返しにつけて配ってはるんですけれどね、それが全く意に反することになっていますし、昔は何か門松でも玄関のところの柱にこんな紙張ってはった、それも何か新生活運動推進協議会の仕事やって聞いたんですけれどね。何かそれが余りにも違うことをやっておって、能勢町が推進しとんのんか、それもほんまの任意の団体か、町が離れとんのか、その辺が全くわかりませんしね、実態はやっぱり整理したほうがいいんちゃうかなというふうに思うんですけれども。 ○委員長(大西 則宏君)  しばらく休憩いたします。      ──────────────────────────────               休憩 午後 4時13分               再開 午後 4時19分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  会議を再開します。 ○委員(長尾 義和君)  いろいろ休憩中にお話しさせていただきましたけれども、実態のない組織であろうと思いますので、その辺はまた善処方、よろしくお願いいたします。
     最後の1点だけです。  ごみ収集事業で、町域、収集に回っているんですけれども、ごみステーションの数ですね。これ実際、何カ所ぐらい、町内ありますか。 ○美化衛生係長(奥  成久君)  全体で181やったと。ごめんなさい、ちょっとまた細かくは。大体180ぐらいやと思います。  ほんで、西のほうで110、ほんで東のほうで70程度ですね。 ○委員(長尾 義和君)  ごみステーション設置するときにもいろいろ議論があったと思うんですけれども、この中にも細分化して設置してあって、比較的近いところに持っていけるようになっているんですけれども、先日、和歌山の有田川町で、いろんな省エネルギー対策で取り組んでいるまちでしてね、そこを見ていましたら、ごみステーションはほんまに数少ないんです。遠かっても住民がそこまで持っていかはるみたいです。そういう取り組みをこれまでやっていて、そしたら、ごみの収集運搬費用いうのがかなり減額されたようです。その減額した費用をほかの施策に充当できたいうことで、そういう取り組みやっているんですけれど、能勢町の場合、今からそういうふうに切りかえるとなったら、かなりこれ抵抗とかいうのがあるんですけれどもね。やっぱり何かやっぱり改善していって、いろんな財源の捻出いうようなことも大事やと思うんですけれども、一つのたとえとして今、そういうことも申し上げておきますので、今後いろんな事業展開する上において、ごみステーションの数の設置を減らして、またそういう費用を環境衛生にも充てることも可能やと思いますので、一つの検討材料として頭の中に置いておいてもらったら結構かと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(大西 則宏君)  これで地域振興課関係を終わります。  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────               休憩 午後 4時22分               再開 午後 4時35分      ────────────────────────────── ○委員長(大西 則宏君)  それでは、会議を再開します。  次に、環境創造部地域整備課関係に説明を求めます。  再度申し上げておりますけれども、委員の各位におかれましては端的な質問、理事者におかれましては明確にお答えいただきますよう、再度申し上げます。よろしくお願いします。 ○環境創造部長(福原 仁樹君)  それでは、続きまして、地域整備課関係の当初予算につきまして御説明したいと思います。  地域整備課関係につきましては、土木建築、それとし尿の関係がございます。全体的には歳入で1億5,327万9,000円、対前年度比28.4%の増ということになっております。歳出におきましては3億193万3,000円、対前年度比12.3%の増ということでございまして、特に土木関係におきましては、土砂災害の関連経費、それから町道の維持管理に要する経費、それから今、橋梁の点検等を行っておりまして、5年に1回の点検に要する経費、それから町道平野線の改良事業費、準用河川の維持管理に要する経費、町営住宅に関連します経費ということで計上させていただいております。  また、し尿処理におきましては、これは何度も御説明を申し上げてきたところでございますけれども、浄化槽の設置、整備事業ということで、これは新規で行う事業ということで上げさせていただいております。  また、し尿処理施設の運転管理に係ります経費を計上させていただいたというところでございまして、詳細につきましては、説明資料を中心となるかもわかりませんけれども、担当課長より御説明申し上げます。よろしくお願いをいたします。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  そしたら、私のほうから地域整備課関連の主な歳入歳出について御説明をさせていただきます。  座らせていただきます。 ○委員長(大西 則宏君)  着席で、はい。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  そうしましたら、予算書の28ページ、29ページと、予算説明資料の120ページから、よろしくお願いをいたします。  予算書の28ページ、29ページでございますけれども、款14使用料及び手数料、項1使用料、目5土木使用料でございます。1,733万5,000円といたしまして、対前年29万8,000円の減でございます。節1住宅使用料につきましては、206万円とし、対前年27万6,000円の減でございます。これは、退去により、33戸から30戸を見込むものでございます。節2道路使用料、節3里道等使用料の占用料につきましては、合わせまして2万2,000円の減を見込むところでございます。節2の道路使用料、節3の里道等使用料でございますが、町管理道路に係ります占用使用料でございまして、関西電力、NTT、また、その他道路占用料といたしまして大阪ガス、ケイ・オプティコム、ソフトバンク等によるものでございます。  続きまして、予算書の30ページ、31ページ上段、また予算説明資料の120ページの中段をお願いいたします。款14使用料及び手数料、項2手数料、目3衛生手数料でございます。3,300万5,000円といたしまして、このうち節1の清掃手数料の中の説明で、し尿汲取手数料でございます。2,932万9,000円、対前年147万5,000円の増ということでございます。内訳といたしましては、定額制が1,547万9,000円、対前年76万8,000円の減、従量制が545万円、対前年4万3,000円の増、汚泥処理手数料といたしまして840万円、対前年220万円の増ということでございます。汚泥処理手数料収入の増につきましては、能勢町内の浄化槽清掃推進といたしまして保健所により個別に清掃未実施の世帯への指導をいただいておるところでございまして、それに伴う汚泥処理費の増を見込むところでございます。  続きまして、予算書の30ページ、31ページ、目6土木手数料でございます。6万1,000円。これにつきましては、予算書31ページ、節1の土木管理手数料として5万7,000円、明示、河川占用の手数料でございます。その下の節2の都市計画手数料といたしましては4,000円、都市計画手数料といたしまして用途地域証明、また都市計画明示手数料でございます。  続いて、予算書の32ページ、33ページ、予算説明資料の120ページの下段から121ページの上段をよろしくお願いいたします。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目5土木費国庫補助金でございます。本年度予算額といたしまして9,373万8,000円とし、対前年2,173万8,000円の増で、補助事業費の増ということでございます。29年度におきましては、節1の橋梁維持費国庫補助金とし、社会資本整備総合交付金事業で、5メートル以上14.5メートル未満の98橋の点検に要する費用1,850万円、橋梁修繕計画に伴います測量設計等業務委託料350万円、修繕費1,700万円、合わせて3,900万円の交付率60%、2,340万円。並びに節2道路整備費国庫補助金とし、町道舗装修繕事業費1,000万円の交付率60%の600万円、また、町道平野線改良事業費の補助対象事業費1億723万円の交付率60%で6,433万8,000円、合わせまして7,033万8,000円ということでございます。  次に、同じページの目12循環型社会形成推進交付金といたしまして252万4,000円、予算説明資料の121ページの中段をお願いいたします。これにつきましては、平成29年度から実施を予定しております合併処理浄化槽設置整備補助事業に対します国庫補助金を予定するものでございます。従来からの浄化槽設置件数を見込みまして、5人槽を7基、7人槽を8基、10人槽を1基、合計16基、それぞれの設置事業費の3分の1といたしまして252万4,000円を見込むものでございます。  次に、予算書の36ページ、37ページ、予算説明資料の121ページの下段をお願いいたします。款16府支出金、項2府補助金、目6土木費府補助金でございます。本年度予算額といたしまして480万1,000円、対前年439万3,000円の増を見込むものでございます。その増の要因といたしましては、節1の土砂災害対策事業費補助金につきまして、平成29年度から土砂災害対策事業、国の補助事業でございまして、大阪府が指定をいたしました土砂災害特別警戒区域内の建物におきまして、個人の移転及び補強対策に対し、その費用の一部を助成をするもので、それに伴います土砂災害対策事業補助金でございます。内訳といたしましては、移転事業費とし、除却といたしまして補助限度額80万2,000円、補助率といたしまして国50%、府25%の75%の60万1,000円。次に移転事業費、これは移転先の建設費につきまして補助限度額415万円の補助率とし、国50、府25%、合計75%の312万2,000円。並びに補強事業費といたしまして、住宅補強の設計費といたしまして限度額66万円の金利相当額23%分の補助率といたしまして、国50%、府25%の75%で11万2,000円、補強工事費の限度額330万円の金利相当額23%分とし、その補助率の国50%、府25%の75%で56万8,000円を計上しておるところでございます。それぞれ頭出しで1件分を計上させておりまして、申請件数が出てくるようでございましたら、また補正対応をお願いするものでございます。  次に、節2の都市計画費府補助金40万8,000円でございます。これにつきましては、震災対策推進事業費補助金といたしまして、民間建築物の耐震診断、耐震改修設計、耐震改修工事に係ります補助に係るものでございまして、それぞれ1件分を予算計上をしております。これにつきましても申請件数がふえるようでございましたら補正対応をお願いするものでございます。内訳といたしましては、耐震診断補助とし、診断費4万5,000円の補助率、国50%、府25%の75%で3万3,000円。耐震改修設計補助とし、設計費10万円の補助率、国50%、府25%の75%で7万5,000円。耐震改修工事補助といたしまして、工事費40万円の補助率、国50%、府25%の75%で30万円を見込むものでございます。いずれにいたしましても、それぞれの補助額につきましては上限を想定しておるものでございます。また、対象につきましては、昭和56年以前に建築の木造住宅が対象ということでございまして、個人により申請をしていただくものでございます。  続きまして、予算書の38ページ、39ページ下段をお願いをいたします。款16府支出金、項3委託金、目6土木費委託金でございます。これにつきましては、都市計画費委託金ということで、府からの都市計画関連の事務取扱委託金等で442万7,000円、対前年407万5,000円の増でございます。主な増の要因といたしましては、28年度に引き続き、大阪府池田土木事務所によります府道猪名川能勢線歩道設置に向けての地籍調査の受託に係ります委託金400万1,000円を見込むものでございます。  続きまして、歳出でございます。  予算書の84ページ、85ページ、予算説明資料の123ページ上段をお願いをいたします。款4衛生費、項1保健衛生費、目4環境衛生費、節19負担金補助及び交付金といたしまして補助金、浄化槽設置整備事業補助金757万2,000円を本年度より計上をするものでございます。この補助制度につきましては、平成26年1月に国土交通省、環境省、農林水産省、3省連名で、持続的な汚水処理システムの構築に向けた都道府県構想マニュアルが公表されまして、向こう10年程度を目途に汚水処理を規制するアクションプランを策定することとされまして、これを受けまして、本町におきましてもアクションプランを平成28年3月に策定をいたしまして、公共下水道事業及び農業集落排水施設の整備がおくれている地区に浄化槽設置事業、個人設置型を平成29年度から導入をいたしまして、くみ取り及び単独浄化槽から合併浄化槽への転換を促進させたいものでございます。  事業の概要につきましては、循環型社会形成推進交付金を活用いたしました国庫補助事業で、浄化槽を設置しようとする者に対しまして市町村が助成する場合に、国がその市町村に対しまして助成をすることとなっております。  負担割合につきましては、住民負担といたしまして60%、残り40%を町3分の2、国3分の1で負担をするものでございます。対象区域につきましては、公共下水道事業認可区域、公共下水道事業認可区域に変更される見込みのある区域、及び農業集落排水供用開始区域を除いた町内全域ということでございます。  次に、補助を受けることができる者といたしましては、対象区域に在住し、主に居住を目的とした住宅、小規模店舗につきましては、併設した住宅であっては店舗等の床面積が2分の1未満のものに限るということです。2、高度処理型合併浄化槽、窒素除去型を設置するもの等ということでございます。  また、補助金を受けることができない者ということで、これにつきましては無届けで設置しようとする者、販売目的で合併浄化槽つき住宅を建築しようとする者、借家で貸し人の承諾を得られない者、同一敷地内の生活排水を全て合併浄化槽に接続できないとき等々としております。  補助の内容につきましては、補助の上限、5人槽で44万4,000円を7基、7人槽で上限48万6,000円を8基、10人槽で上限57万6,000円を1基、これまでの設置実績により16基分を見込むところでございます。  次に、予算書の86ページ、87ページ下段から88ページ、89ページ、予算説明資料の123ページ下段をお願いいたします。款4衛生費、項2清掃費、目3し尿処理費でございます。本年度予算額といたしまして8,544万6,000円といたしまして、対前年150万3,000円の増ということでございます。主な要因といたしましては、処理施設における膜分離装置の膜更新に係る修繕費の増を見込むところでございます。平成29年度総処理量といたしましては、7,200キロリットル、生し尿が3,000キロリットル、浄化槽汚泥が4,200キロリットルを見込むところでございます。  主な歳出を申しますと、節11需用費でございます。1,971万4,000円、対前年162万3,000円の増でございます。このうち消耗品費で371万8,000円、これにつきましてはし尿処理施設運転に係る薬品費、また、機械消耗品等の経費でございます。光熱水費といたしましては1,039万8,000円を計上いたしております。また、修繕費といたしましては553万4,000円、対前年200万円余り増とし、施設の修繕費を計上しております。次に、節12の役務費といたしまして48万6,000円、そのうち水質検査手数料で34万円、前年同額を見込むところでございます。その下の節13の委託料でございます。5,967万7,000円、対前年39万円の減でございます。このうち主なものを申しますと、施設運転維持管理委託料ということで2,760万5,000円、前年同額でございます。  その3つ下のし尿収集運搬委託料ということで、予算説明資料の124ページの上段でございます。2,706万8,000円、対前年84万5,000円の減を見込むところでございまして、件数にしますと、定額制収集戸数が727戸、同人口が1,660人、また、従量制収集戸数が月81戸、年間延べにしますと972戸を見込むものでございます。また、脱水汚泥運搬委託料といたしましては142万円、その脱水汚泥処分委託料といたしまして196万6,000円を見込むところでございます。この2つにつきましては、汚泥量年間100トン余りを見込むところでございます。し尿処理費につきましては以上でございます。  続きまして、予算書の96ページ、97ページ下段をお願いをいたします。款7土木費、項1土木管理費、目1土木総務費でございます。予算説明資料の124ページ下段からよろしくお願いをいたします。目1の土木総務費でございますけれども、本年度予算額4,369万7,000円、対前年903万7,000円の増ということでございます。主な要因といたしましては、28年9月から大阪府より委託を受けております府道猪名川能勢線の歩道設置事業に伴います地籍調査委託料370万円、それと29年度から予定しております土砂災害対策補助金580万円余りによるものでございます。  主な歳出を申しますと、予算書の96ページ、97ページ下ほど、節13委託料でございます。579万2,000円ということでございまして、対前年374万円の増でございます。先ほど申し上げました予算説明資料の124ページ下段に記載しております。大阪府から受託を予定しております府道能勢猪名川線の歩道設置事業に伴います地籍調査委託料374万円でございます。その他、委託料の主なものといたしましては、防災テレメーター保守点検委託料172万8,000円、同じく土砂災害情報システム管理委託料、前年同額の32万4,000円を見込むものでございます。  予算書に戻っていただきまして、98ページ、99ページをお願いをいたします。節14使用料及び賃借料につきましては20万9,000円とし、駐車場使用料及びコンピューターソフト借上料を計上しております。続いて、その下の節19負担金補助及び交付金といたしまして601万4,000円、対前年589万7,000円の増でございます。主に先ほど申し上げました土砂災害対策補助事業によるものでございまして、予算説明書の125ページ下段でございます。土砂災害対策補助金につきましては、歳入でも説明をさせていただきましたが、国の補助事業でございまして、大阪府が指定をいたしました土砂災害特別警戒区域、その土地の傾斜角度、また高さ、一定の基準があるわけですけれども、建物が破壊され住民に大きな被害を生じるおそれのある区域内で、区域指定がされる前から存在する家屋に対しまして、その移転、補強に対しまして、その費用の一部について助成を行うものでございます。補助率につきましては、国50、府25、町25でございます。補助内容につきましては、対象家屋の除却補助について80万2,000円、移転先の建設補助につきまして415万円、並びに補強の設計費補助15万1,000円、補強工事補助といたしまして75万9,000円、全て補助限度額として、それぞれ1件分を頭出し計上しておるところでございます。申請が出てきますと補正対応をお願いすると考えております。  続きまして、その下、款7土木費、項2道路橋梁費でございます。予算説明資料の126ページ上段から129ページをお願いをいたします。予算書、目1道路維持費といたしまして4,007万4,000円、対前年10万4,000円の減ということでございます。主な予算といたしまして、予算書、節8報償費といたしまして、町道等除草作業報償費258万円、対前年18万円の増を予定しております。これにつきましては、協働の取り組みによる除草作業に対し報償費を支給するものでございます。続いて、予算書の節13の委託料でございます。344万9,000円を予定するものでございまして、このうち町道等除草作業委託料につきましては、協働の取り組みが困難な主要路線等に対しまして町が業者に発注いたします除草作業委託料339万円を予定するものでございます。続いて、節15工事請負費といたしまして2,900万円、前年同額でございます。その他に道路維持管理費の費用といたしまして橋梁点検、橋梁修繕、道路舗装につきまして、社会資本整備総合交付金で実施する予定をしております。  予算説明資料の126ページ上段をお願いをいたします。町道維持事業とし、道路の不良箇所の維持修繕、部分改良に1,500万円。126ページ下段でございます。交通安全施設整備事業とし、道路通行に対する安全対策のための転落防止柵、道路反射鏡等の整備に400万円。128ページ上段、社会資本整備総合交付金事業とし、町道舗装修繕とし、垂水、山田地内で2路線、1,000万円を計上するものでございます。それぞれ交付率60%でございます。  続きまして、予算書の99ページ下段、節16の原材料費でございますが、383万円の計上でございます。このうち、各区に対しまして砕石等の原材料支給につきましては、予算説明資料の127ページの下段の町道維持原材料支給事業費といたしまして300万円ということでございます。地域住民の協働の取り組みに対しまして原材料の支給を行い、町道等の維持修繕を推奨し、町道の保全を図るということで、生コン、また常温アスファルト合材、砕石、セメント等を支給するに当たりましての予算を計上するものでございます。  続きまして、予算書の98ページ、99ページ下ほどでございます。予算説明資料の128ページ下段をお願いいたします。款7土木費、項2道路橋梁費、目2道路新設改良費といたしまして1億800万円を見込むものでございます。本件につきましては、新学校の通学路となる町道平野線の整備といたしまして、引き続き車道部の開通を目指すものでございます。29年度の事業概要といたしましては、平成28年、29年の債務行為といたしまして、バイパスと町道平野線の交差部のラウンドアバウト交差点の整備、バイパス車道部、橋梁を含め一連の舗装、並びに物産センター搬入口から府道能勢猪名川線までの歩行空間の整備等、道路改良事業といたしまして、節15工事請負費1億200万円、また、節13委託料といたしまして、工事完了部分の道路台帳整備、また、それに係ります測量設計業務委託料600万円を見込むものでございます。  続いて、款7土木費、項2道路橋梁費、目3橋梁維持費でございます。予算説明資料の129ページ上段をお願いいたします。本年度予算額3,900万円とし、対前年900万円の増ということでございます。本件につきましては、平成26年の道路法改正に伴います5年に1回の橋梁点検業務といたしまして、28年度に引き続き29年度につきましては、5メートル以上、14.5メートル未満の98橋を対象に測量設計業務350万円、点検業務1,850万円、合計2,200万円を計上するものでございます。また、橋梁長寿命化修繕計画に伴います橋梁修繕といたしまして1,700万円を計上しております。29年度におきましては、山田地内の石堂下橋、片山地内の中正橋、山辺地内の前谷橋、倉垣地内の久保田橋、4橋の修繕を予定をしております。また、この事業につきましても社会資本整備総合交付金事業で行うものでございます。交付率60%でございます。  なお、点検業務につきましては、28年度から30年度まで3カ年計画で233橋の点検を予定しておるものでございます。  次に、予算書の100ページ、101ページ上段、予算説明資料の129ページ下段をお願いをいたします。款7土木費、項3河川費、目1河川維持費でございます。1,083万5,000円ということで、対前年同額でございます。主なものといたしましては、8、報償費30万円、河川報償費でございます。協働の取り組みによりまして、報償費といたしまして、河川の清掃、草刈り等、協働の取り組みにより取り組んでいただきますところの報償費をお支払いするものでございます。節13委託料といたしまして150万円、これについては、協働の取り組みとして作業困難な町管理河川等による町発注の除草業務の経費でございます。節15工事請負費といたしまして900万円、これにつきましては河川の維持工事により河川の機能維持を図るということで、29年度におきましては護岸等の改修を田尻地内の宮ヶ谷川ほかで、河川のしゅんせつ等を天王川ほかで施工を予定するものでございます。  続きまして、予算書の100ページ、101ページの下段をお願いいたします。款7土木費、項4都市計画費、目1都市計画総務費でございます。本年度予算額といたしましては2億807万円、対前年660万4,000円の減でございます。主に下水道繰出金の減によるものでございます。その他、主なものといたしましては、都市計画審議会委員報酬、前年9万8,000円を、同額の9万8,000円を予定するものでございます。  続いて、予算説明資料の130ページ上段をお願いいたします。予算書、節19負担金補助及び交付金とし、補助金、民間建築物耐震診断補助金54万5,000円でございます。これにつきましては歳入予算のほうで土木費府補助金、都市計画費府補助金、震災対策推進補助金で御説明をさせていただきましたもので、昭和56年以前における民間木造建築物に係ります耐震診断、耐震改修設計、耐震改修工事にかかった費用の一部を補助をするものでございます。1件分の補助上限として耐震診断4万5,000円、改修設計費10万円、改修工事費40万円、計54万5,000円の補助金を計上しております。  続きまして、予算書の102ページ、103ページ上段、予算説明資料の130ページ下段をお願いいたします。款7土木費、項5住宅費、目1住宅管理費356万円、対前年27万6,000円の減でございます。主なものといたしましては、節11需用費197万1,000円を予定するものでございます。そのうち修繕費といたしまして193万2,000円、対前年27万4,000円の減で、これについては退去3件に伴います修繕費の割り当ての減をするものでございます。次に、節15工事請負費といたしましては、先ほど説明させていただきました退去3件のうち、田尻7号住宅の撤去に伴う費用といたしまして150万円を見込むところでございます。残りの2件につきましては杉原住宅ということでございまして、今後、入居募集を予定するところでございます。  以上、説明を終わらせていただきます。御心配賜りまして御可決いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○委員長(大西 則宏君)  説明が終わりました。  お諮りします。  本日の会議はこれで延会にしたいと思います。これに異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○委員長(大西 則宏君)  異議なしと認めます。  本日はこれにて延会いたします。  念のために申し上げておきます。3月13日の委員会は午前9時30分より再開いたします。  お疲れさまでした。      ──────────────────────────────               延会 午後 5時07分  以上、会議の経過を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。  能勢町議会 環境教育常任委員会  委 員 長...